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等差(とうさ)数列(すうれつ)

ゾウ先生一般項(いっぱんこう)の(n−1)は、項(こう)と項(こう)のすき間(ま)の数(かず)だよ。植木(うえき)算(さん)と同(おな)じ考(かんが)え方(かた)だね。

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  1. となり合(あ)う項(こう)の差(さ)が一定(いってい)の数列(すうれつ)を等差(とうさ)数列(すうれつ)、その差(さ)を公差(こうさ)という。初(はつ)項(こう)a・公差(こうさ)dなら一般項(いっぱんこう)はaₙ=a+(n−1)d。
  2. 初(はつ)項(こう)から第(だい)n項(こう)までの和(わ)はSₙ=n(a₁+aₙ)/2。初(はつ)項(こう)と末項(まっこう)の和(わ)に項数(こうすう)を掛(か)けて2で割(わ)る。
  3. 和(わ)の公式(こうしき)は、同(おな)じ数列(すうれつ)を逆順(ぎゃくじゅん)に並(なら)べて上下(じょうげ)を足(た)すと、どの組(くみ)も同(おな)じ和(わ)になることから導(みちび)ける。

詳しく

公式(こうしき)

数(かず)を順(じゅん)に並(なら)べたものを数列(すうれつ)といい、並(なら)んだ各(かく)数(かず)を項(こう)という。最初(さいしょ)の項(こう)を初(はつ)項(こう)、n番目(ばんめ)の項(こう)を第(だい)n項(こう)と呼(よ)ぶ。

2, 5, 8, 11, …のように、となり合(あ)う項(こう)の差(さ)が一定(いってい)の数列(すうれつ)を等差(とうさ)数列(すうれつ)という。その差(さ)を公差(こうさ)といい、この例(れい)は初(はつ)項(こう)2、公差(こうさ)3になる。

初(はつ)項(こう)a、公差(こうさ)dの等差(とうさ)数列(すうれつ)の第(だい)n項(こう)は、初(はつ)項(こう)に公差(こうさ)を(n−1)回(かい)足(た)したものだ。第(だい)n項(こう)をnの式(しき)で表(あらわ)したan=a+(n−1)da_n=a+(n-1)dを一般項(いっぱんこう)という。

初(はつ)項(こう)から第(だい)n項(こう)までの和(わ)をSₙとすると、Sₙは初(はつ)項(こう)と末項(まっこう)の和(わ)に項数(こうすう)nを掛(か)け、2で割(わ)って求(もと)める。Sn=n(a1+an)2S_n=\frac{n(a_1+a_n)}{2}と表(あらわ)せる。

末項(まっこう)の代(か)わりに公差(こうさ)を使(つか)うと、Sn=n{2a+(n−1)d}2S_n=\frac{n\{2a+(n-1)d\}}{2}とも書(か)ける。末項(まっこう)が分(わ)からないときはこちらを使(つか)う。

初項2、公差3の等差数列Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):初(はつ)項(こう)2、公差(こうさ)3の等差(とうさ)数列(すうれつ)の第(だい)20項(こう)と、初(はつ)項(こう)から第(だい)20項(こう)までの和(わ)を求(もと)めよ。

第(だい)20項(こう)は、一般項(いっぱんこう)の式(しき)にn=20を入(い)れればよい。a20=2+19×3=59a_{20}=2+19\times3=59になる。

和(わ)は、初(はつ)項(こう)2と末項(まっこう)59の和(わ)に20を掛(か)けて2で割(わ)る。S20=20×(2+59)2=610S_{20}=\frac{20\times(2+59)}{2}=610なので、求(もと)める和(わ)は610だ。

なぜそうなるか

和(わ)の公式(こうしき)は、同(おな)じ数列(すうれつ)を逆順(ぎゃくじゅん)に並(なら)べて足(た)すと分(わ)かる。1+2+…+10を例(れい)に考(かんが)えよう。

S=1+2+…+10の下(した)に、S=10+9+…+1と逆順(ぎゃくじゅん)に書(か)く。上下(じょうげ)の数(かず)を足(た)すと、どの組(くみ)も11で等(ひと)しい。

11の組(くみ)が10組(くみ)あるので2S=110、よってS=55と求(もと)まる。一般(いっぱん)の等差(とうさ)数列(すうれつ)でも上下(じょうげ)の組(くみ)の和(わ)はどれもa₁+aₙで、その組(くみ)がn個(こ)あるので2Sₙ=n(a₁+aₙ)になる。

一般項(いっぱんこう)の(n−1)も同(おな)じように考(かんが)えられる。第(だい)1項(こう)から第(だい)n項(こう)までに公差(こうさ)を足(た)す回数(かいすう)は、項(こう)と項(こう)のすき間(ま)の数(かず)なのでn−1回(かい)だ。

逆順に並べて足すと、どの組も11Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4初(はつ)項(こう)5、公差(こうさ)4の等差(とうさ)数列(すうれつ)の第(だい)10項(こう)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

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https://manazoo.com/math/arithmetic-sequences/?from=print#quiz

  1. 初(はつ)項(こう)5、公差(こうさ)4の等差(とうさ)数列(すうれつ)の第(だい)10項(こう)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:41
    一般項(いっぱんこう)aₙ=a+(n−1)dにa=5、d=4、n=10を入(い)れる。a₁₀=5+9×4=41。

  2. 初(はつ)項(こう)3、公差(こうさ)2の等差(とうさ)数列(すうれつ)の、初(はつ)項(こう)から第(だい)15項(こう)までの和(わ)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:255
    末項(まっこう)はa₁₅=3+14×2=31。和(わ)はS₁₅=15×(3+31)/2=255。

  3. 等差(とうさ)数列(すうれつ)で、第(だい)3項(こう)が11、第(だい)7項(こう)が23のとき、公差(こうさ)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:3
    第(だい)3項(こう)から第(だい)7項(こう)までに公差(こうさ)を4回(かい)足(た)すので、4d=23−11=12。よってd=3。

  4. 等差(とうさ)数列(すうれつ)の和(わ)の公式(こうしき)を導(みちび)くとき、同(おな)じ数列(すうれつ)を逆順(ぎゃくじゅん)に並(なら)べて足(た)すのはなぜか。

    • ◯ 末項(まっこう)が初(はつ)項(こう)と同(おな)じ値(あたい)になるから
    • ◯ 公差(こうさ)が0になるから
    • ◯ 項(こう)の数(かず)が半分(はんぶん)に減(へ)るから
    • ◯ 上下(じょうげ)の項(こう)の和(わ)が、どの組(くみ)も等(ひと)しくなるから

    正解:上下の項の和が、どの組も等しくなるから
    逆順(ぎゃくじゅん)に並(なら)べると、上下(じょうげ)の組(くみ)の和(わ)はどれも初(はつ)項(こう)+末項(まっこう)になる。同(おな)じ数(かず)がn個(こ)並(なら)ぶので、掛(か)け算(ざん)でまとめられる。項数(こうすう)や公差(こうさ)が変(か)わるわけではない。

単元のポイント

  • 等差(とうさ)数列(すうれつ) となり合(あ)う項(こう)の差(さ)が一定(いってい)の数列(すうれつ)
  • 公差(こうさ) 等差(とうさ)数列(すうれつ)のとなり合(あ)う項(こう)の差(さ)d
  • 一般項(いっぱんこう) 第(だい)n項(こう)をnの式(しき)で表(あらわ)したもの。等差(とうさ)数列(すうれつ)ならaₙ=a+(n−1)d
問題を解く
単元のポイント
  • 等差(とうさ)数列(すうれつ) となり合(あ)う項(こう)の差(さ)が一定(いってい)の数列(すうれつ)
  • 公差(こうさ) 等差(とうさ)数列(すうれつ)のとなり合(あ)う項(こう)の差(さ)d
  • 一般項(いっぱんこう) 第(だい)n項(こう)をnの式(しき)で表(あらわ)したもの。等差(とうさ)数列(すうれつ)ならaₙ=a+(n−1)d