度数分布表とヒストグラム・相対度数
ゾウ先生階級ごとの度数を棒グラフにしたのがヒストグラム。割合で見るときは相対度数を使おう。
30秒でつかむ
- データをいくつかの階級に分け、各階級に入るデータの個数(度数)を表にしたものが度数分布表。
- 度数分布表を柱状のグラフに表したものをヒストグラムという。分布の形や散らばりを目で見てつかめる。
- 各階級の度数を全体の度数で割った値を相対度数という。大きさの異なる集団どうしの比較に向いている。
詳しく
公式
データをいくつかの階級に分け、各階級のデータの個数(度数)をまとめた表が度数分布表だ。
度数分布表を柱状のグラフにしたものをヒストグラムという。山の形や散らばりが目で見てつかみやすくなる。
相対度数=その階級の度数÷全体の度数。大きさがちがう集団を比べるときは、度数より相対度数が使いやすい。
例題
例題:20人のテストの得点を調べた度数分布表で、70点以上80点未満の階級の度数が6人のとき、相対度数を求めよう。
相対度数は、その階級の度数を全体の度数で割った値。6÷20=0.3になる。
もし別のクラス(30人)でも同じ階級の度数が6人なら、相対度数は6÷30=0.2。度数は同じでも、相対度数で比べると差がわかる。
なぜそうなるか
ヒストグラムは、階級の幅を変えると見え方が変わることがある。幅をせまくすると山が2つに見え、広くすると1つに見える場合がある。
だから、目的に応じて幅のちがう複数のヒストグラムを作って確かめることが大切だ。
度数は集団全体の大きさに影響される値。人数が多い集団ほど、同じ割合でも度数は大きくなる。
相対度数は全体に対する割合なので、集団の大きさに関わらず、同じ基準で分布を比べられる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/frequency-distribution-and-histogram/?from=print#quiz
度数分布表で、ある階級の度数を全体の度数で割った値を何というか。
- ◯ 累積度数
- ◯ 相対度数
- ◯ 平均値
- ◯ 階級値
正解:相対度数
全体に対するその階級の割合を示す値を相対度数という。大きさのちがう集団を比べるときに使う。20人のテストの得点を調べた度数分布表で、70点以上80点未満の階級の度数が6人のとき、相対度数はいくらか。小数で答えよう。
答え:____________
正解:0.3
相対度数は、その階級の度数を全体の度数で割った値。6÷20=0.3になる。同じデータでも、ヒストグラムの階級の幅を変えると、どうなることがあるか。
- ◯ 必ず同じ形になる
- ◯ 平均値が変わる
- ◯ 分布の見え方が変わることがある
- ◯ 度数の合計が変わる
正解:分布の見え方が変わることがある
階級の幅を変えると、山が1つに見えたり2つに見えたりするなど、分布の見え方が変わることがある。全体の度数が20人で、80点以上90点未満の階級の度数が5人のとき、相対度数はいくらか。小数で答えよう。
答え:____________
正解:0.25
相対度数は度数÷全体の度数。5÷20=0.25になる。度数の合計が異なる2つの集団の分布を比べるとき、度数そのものではなく相対度数を使うのはなぜか。
- ◯ 度数より速く求められるから
- ◯ 相対度数の方が必ず大きい値になるから
- ◯ 計算が不要になるから
- ◯ 集団の大きさに関わらず割合で比べられるから
正解:集団の大きさに関わらず割合で比べられるから
度数は集団の大きさにそのまま影響されるが、相対度数は全体に対する割合なので、大きさがちがう集団でも比べやすい。
単元のポイント
- 階級 データを整理するために分けた、一定の幅の区間
- 度数 ある階級に入っているデータの個数
- 度数分布表 データを階級に分け、度数をまとめた表
- ヒストグラム 度数分布表を柱状のグラフに表したもの
- 相対度数 各階級の度数を全体の度数で割った値