正の数・負の数の加法と減法
ゾウ先生減法は怖くない。符号を変えて、全部足し算にしてしまおう。
30秒でつかむ
- 同符号の2数の加法は、絶対値の和に共通の符号をつける。
- 異符号の2数の加法は、絶対値の差に、絶対値が大きい方の符号をつける。
- 減法は、ひく数の符号を変えて加法にすると、同じ手順で計算できる。
詳しく
公式
同符号の2数の加法は、絶対値の和に共通の符号をつける。(−4)+(−3)なら、絶対値の和4+3=7に負の符号をつけ、答えは−7だ。
異符号の2数の加法は、絶対値の差に、絶対値が大きい方の符号をつける。(−7)+(+3)なら、絶対値の差7−3=4に、大きい方の−7の符号をつけると−4になる。
減法 a−b は、a+(−b)と考えれば加法になる。ひく数の符号を変えて、加法の式に書きかえよう。
例題
例題:(−3)+(+5)と(−2)−(−6)を計算しよう。
(−3)+(+5)は異符号の加法。絶対値の差5−3=2に、大きい方の+5の符号をつけて、+2。
(−2)−(−6)は、ひく数の符号を変えて(−2)+(+6)にする。異符号の加法で、絶対値の差6−2=4に+の符号をつけて、+4。
なぜそうなるか
数直線で考えると、+の数を加えるのは右へ、−の数を加えるのは左へ動くことだ。(−3)+(+5)は、−3から右へ5動くので2に着く。
減法を加法にそろえられる理由も数直線で確かめられる。(−2)−(−6)は、−2から−6を取り除く動きだが、これは−2から右へ6動く(+6を加える)のと同じ結果になる。
こうして減法を加法の式でまとめると、正の項と負の項の和として、1つの式の中で統一的に計算できるようになる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/positive-negative-addition-subtraction/?from=print#quiz
(−7)+(+3)を計算するとどれか。
- ◯ −4
- ◯ 4
- ◯ 10
- ◯ −10
正解:−4
符号が異なる2数の加法は、絶対値の差(7−3=4)に、絶対値が大きい方の符号(−)をつける。答えは−4。(−9)+(−6)を計算しよう。数字で答えよう(マイナスの符号を忘れずに)。
答え:____________
正解:-15
符号が同じ2数の加法は、絶対値の和(9+6=15)に、共通の符号(−)をつける。答えは−15。(+5)−(+12)を計算するとどれか。
- ◯ 17
- ◯ 7
- ◯ −17
- ◯ −7
正解:−7
減法は、ひく数の符号を変えて加法にする。(+5)−(+12)=(+5)+(−12)=−7。(−8)−(−15)を計算しよう。数字で答えよう。
答え:____________
正解:7
ひく数の符号を変えて加法にする。(−8)−(−15)=(−8)+(+15)=7。異符号の2つの数の加法で、絶対値の差につける符号はどれか。
- ◯ いつも負の符号
- ◯ いつも正の符号
- ◯ 絶対値が大きい方の符号
- ◯ 2つの符号の積
正解:絶対値が大きい方の符号
異符号の加法では、絶対値の大きい方の符号を、差の答えにそのままつける。
単元のポイント
- 絶対値 数直線上で、0からその数までの距離。符号を取った大きさ
- 同符号 2つの数の符号(+か−)が同じこと
- 異符号 2つの数の符号が違うこと
- 加法 足し算のこと
- 減法 引き算のこと。符号を変えて加法にそろえられる