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体液(たいえき)と血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)

カワウソ先生血小板(けっしょうばん)とフィブリンのコンビが、小(ちい)さな傷(きず)をすぐにふさいでくれるよ。

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  1. 体液(たいえき)は、血管(けっかん)を流(なが)れる血液(けつえき)、細胞(さいぼう)を浸(ひた)す組織(そしき)液(えき)、リンパ管(かん)を流(なが)れるリンパ液(えき)からなる。
  2. 体内(たいない)の状態(じょうたい)を一定(いってい)の範囲(はんい)に保(たも)とうとする性質(せいしつ)を恒常性(こうじょうせい)といい、体液(たいえき)はその土台(どだい)になっている。
  3. 血管(けっかん)が傷(きず)つくと血小板(けっしょうばん)が集(あつ)まり、フィブリンが絡(から)み合(あ)って血液(けつえき)を凝固(ぎょうこ)させ、失(しつ)血(ち)を防(ふせ)ぐ。

詳しく

体液(たいえき)の3つの種類(しゅるい)

体(からだ)の細胞(さいぼう)は、血管(けっかん)の中(なか)だけでなく、細胞(さいぼう)と細胞(さいぼう)の間(あいだ)を満(み)たす液(えき)にも囲(かこ)まれている。血液(けつえき)・組織(そしき)液(えき)・リンパ液(えき)をまとめて体液(たいえき)という。

血液(けつえき)は血管(けっかん)の中(なか)を流(なが)れ、酸素(さんそ)(新しいタブで開きます)や養分(ようぶん)、老廃物(ろうはいぶつ)などを運(はこ)ぶ。血液(けつえき)の血(けっ)しょうの一部(いちぶ)が血管(けっかん)の壁(かべ)からしみ出(だ)すと組織(そしき)液(えき)になり、細胞(さいぼう)との間(あいだ)で酸素(さんそ)や養分(ようぶん)、老廃物(ろうはいぶつ)のやり取(と)りをする。

組織(そしき)液(えき)の一部(いちぶ)はリンパ管(かん)という別(べつ)の管(かん)に入(はい)り、リンパ液(えき)として流(なが)れていく。リンパ液(えき)は、最終(さいしゅう)的(てき)に血管(けっかん)へ戻(もど)って血液(けつえき)の一部(いちぶ)になる。

体液をつくる血液・組織液・リンパ液Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)が止血(しけつ)のしくみとして働(はたら)く例(れい)

血管(けっかん)が傷(きず)つくと、まず血小板(けっしょうばん)が傷口(きずぐち)に集(あつ)まって傷(きず)をふさごうとする。血小板(けっしょうばん)が集(あつ)まった部分(ぶぶん)には、血液中(けつえきちゅう)のタンパク質(しつ)からフィブリンという繊維状(せんいじょう)の物質(ぶっしつ)ができる。

フィブリンは血小板(けっしょうばん)の塊(かたまり)に絡(から)みついて網目(あみめ)状(じょう)になり、血球(けっきゅう)を巻(ま)き込(こ)んでかたまりをつくる。これが血液(けつえき)の凝固(ぎょうこ)で、傷口(きずぐち)をふさいで出血(しゅっけつ)を止(と)めるはたらきだ。

こうした血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)の仕組(しく)みがあるおかげで、小(ちい)さな傷(きず)であれば、体(からだ)は自然(しぜん)に出血(しゅっけつ)を止(と)めて体液(たいえき)を保(たも)つことができる。

血小板とフィブリンによる血液凝固Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

恒常性(こうじょうせい)を保(たも)つことが体(からだ)にとって大切(たいせつ)な理由(りゆう)

体(からだ)の中(なか)の細胞(さいぼう)は、体液(たいえき)の状態(じょうたい)が大(おお)きく変(か)わると正常(せいじょう)に働(はたら)けなくなる。体液(たいえき)の温度(おんど)や成分(せいぶん)、血糖濃度(けっとうのうど)(新しいタブで開きます)などを一定(いってい)の範囲(はんい)に保(たも)とうとする性質(せいしつ)を恒常性(こうじょうせい)という。

血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)も、恒常性(こうじょうせい)を支(ささ)えるしくみの一(ひと)つだ。血管(けっかん)が傷(きず)ついたときに血液(けつえき)を失(うしな)い続(つづ)ければ、体液(たいえき)の量(りょう)や成分(せいぶん)が保(たも)てなくなってしまう。

血小板(けっしょうばん)とフィブリンによって傷口(きずぐち)がすばやくふさがれる。これにより体液(たいえき)は大(おお)きく失(うしな)われずにすみ、体内(たいない)の環境(かんきょう)は一定(いってい)の範囲(はんい)に保(たも)たれやすくなる。

確認問題

問題 1 / 4体液(たいえき)に含(ふく)まれるのはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

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https://manazoo.com/science/body-fluids-and-blood-clotting/?from=print#quiz

  1. 体液(たいえき)に含(ふく)まれるのはどれか。

    • ◯ 血液(けつえき)だけ
    • ◯ 血(けっ)しょうとフィブリンだけ
    • ◯ 血液(けつえき)・組織(そしき)液(えき)・リンパ液(えき)
    • ◯ 組織(そしき)液(えき)とリンパ液(えき)だけ

    正解:血液・組織液・リンパ液
    体液(たいえき)は、血液(けつえき)・組織(そしき)液(えき)・リンパ液(えき)をまとめた呼(よ)び名(な)である。

  2. 組織(そしき)液(えき)が細胞(さいぼう)との間(あいだ)で行(おこな)うことは何(なに)か。

    • ◯ ホルモンの分泌(ぶんぴつ)
    • ◯ リンパ球(きゅう)の生産(せいさん)
    • ◯ 酸素(さんそ)や養分(ようぶん)、老廃物(ろうはいぶつ)のやり取(と)り
    • ◯ 血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)

    正解:酸素や養分、老廃物のやり取り
    組織(そしき)液(えき)は、血液(けつえき)からしみ出(だ)し、細胞(さいぼう)との間(あいだ)で酸素(さんそ)(新しいタブで開きます)や養分(ようぶん)、老廃物(ろうはいぶつ)のやり取(と)りをする。

  3. 血液(けつえき)凝固(ぎょうこ)で、血小板(けっしょうばん)が集(あつ)まった部分(ぶぶん)にできる繊維状(せんいじょう)の物質(ぶっしつ)はどれか。

    • ◯ インスリン
    • ◯ ヘモグロビン
    • ◯ フィブリン
    • ◯ リンパ液(えき)

    正解:フィブリン
    血小板(けっしょうばん)が集(あつ)まった部分(ぶぶん)には、血液中(けつえきちゅう)のタンパク質(しつ)からフィブリンという繊維状(せんいじょう)の物質(ぶっしつ)ができる。

  4. 体内(たいない)の状態(じょうたい)を一定(いってい)の範囲(はんい)に保(たも)とうとする性質(せいしつ)を何(なん)というか。

    • ◯ 拮抗(きっこう)性(せい)
    • ◯ 循環(じゅんかん)性(せい)
    • ◯ 恒常性(こうじょうせい)
    • ◯ 可塑(かそ)性(せい)

    正解:恒常性
    体内(たいない)の状態(じょうたい)を一定(いってい)の範囲(はんい)に保(たも)とうとする性質(せいしつ)を恒常性(こうじょうせい)という。

単元のポイント

  • 体液(たいえき) 血液(けつえき)・組織(そしき)液(えき)・リンパ液(えき)をまとめた呼(よ)び名(な)。細胞(さいぼう)の外側(そとがわ)を満(み)たしている
  • 組織(そしき)液(えき) 血管(けっかん)からしみ出(だ)した液(えき)。細胞(さいぼう)に酸素(さんそ)や養分(ようぶん)を渡(わた)し、老廃物(ろうはいぶつ)を受(う)け取(と)る
  • リンパ液(えき) 組織(そしき)液(えき)の一部(いちぶ)がリンパ管(かん)に入(はい)ったもの。最終(さいしゅう)的(てき)に血管(けっかん)に戻(もど)る
  • 血液(けつえき)凝固(ぎょうこ) 血小板(けっしょうばん)とフィブリンの働(はたら)きで血液(けつえき)が固(かた)まり、傷口(きずぐち)をふさぐ仕組(しく)み
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単元のポイント
  • 体液(たいえき) 血液(けつえき)・組織(そしき)液(えき)・リンパ液(えき)をまとめた呼(よ)び名(な)。細胞(さいぼう)の外側(そとがわ)を満(み)たしている
  • 組織(そしき)液(えき) 血管(けっかん)からしみ出(だ)した液(えき)。細胞(さいぼう)に酸素(さんそ)や養分(ようぶん)を渡(わた)し、老廃物(ろうはいぶつ)を受(う)け取(と)る
  • リンパ液(えき) 組織(そしき)液(えき)の一部(いちぶ)がリンパ管(かん)に入(はい)ったもの。最終(さいしゅう)的(てき)に血管(けっかん)に戻(もど)る
  • 血液(けつえき)凝固(ぎょうこ) 血小板(けっしょうばん)とフィブリンの働(はたら)きで血液(けつえき)が固(かた)まり、傷口(きずぐち)をふさぐ仕組(しく)み