フックの法則
カワウソ先生力とばねの伸びはいつも比例。グラフは原点を通る直線になるよ。傾きが分かれば、力からも伸びからも、もう一方がすぐ求まる。
30秒でつかむ
- ばねに加える力の大きさとばねの伸びは比例する。これをフックの法則という。
- 力を2倍、3倍にすると、ばねの伸びも2倍、3倍になる。グラフにすると原点を通る直線になる。
- 比例の関係を使えば、力の大きさから伸びを求めることも、伸びから力の大きさを求めることもできる。
詳しく
公式
ばねに力を加えると伸びる。このとき、ばねの伸びは、加えた力の大きさに比例する。これをフックの法則という。
例えば、あるばねに1Nの力を加えたとき2cm伸びるなら、力を2倍の2Nにすると伸びも2倍の4cmになる。力とばねの伸びの関係をグラフに表すと、原点を通る直線になる。
この関係を利用すると、ばねの伸びを測るだけで、はたらいている力の大きさがわかる。これがばねばかりの仕組み。
例題
例題1:1Nの力を加えると2cm伸びるばねに、3Nの力を加えると、伸びは何cmになるか。力が3倍になるので、伸びも3倍。2×3=6cm。
例題2:同じばねが4cm伸びているとき、加わっている力の大きさは何Nか。2cmで1Nなので、4÷2=2N。
例題3:同じばねに0.5Nの力を加えると、伸びは何cmになるか。2×0.5=1cm。
なぜそうなるか
ばねを変形させる力が大きいほど、ばねは大きく変形する。この変形の量(伸び)を測れば、目に見えない力の大きさを、ものさしで測れる長さに変えることができる。
ばねばかりは、このフックの法則を利用した道具。あらかじめ力の大きさがわかっているおもりでばねの伸びを調べ、目盛りをつけておくことで、未知の力の大きさを伸びから読み取れるようにしている。
ただし、ばねを大きく伸ばしすぎると、力と伸びは比例しなくなる。フックの法則が使えるのは、ばねが元の長さに戻れる範囲に限られる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/hookes-law/?from=print#quiz
1Nの力を加えると2cm伸びるばねに、3Nの力を加えると、伸びはどれになるか。
- ◯ 3cm
- ◯ 5cm
- ◯ 6cm
- ◯ 9cm
正解:6cm
力が3倍になるので、伸びも3倍。2×3=6cm。1Nの力を加えると2cm伸びるばねが4cm伸びているとき、加わっている力の大きさはどれか。
- ◯ 1N
- ◯ 2N
- ◯ 4N
- ◯ 8N
正解:2N
2cmで1Nなので、4÷2=2N。1Nの力を加えると2cm伸びるばねに、0.5Nの力を加えると、伸びはどれになるか。
- ◯ 0.5cm
- ◯ 1cm
- ◯ 2cm
- ◯ 4cm
正解:1cm
2×0.5=1cm。フックの法則の説明として正しいものはどれか。
- ◯ ばねの伸びは、加えた力の大きさに反比例する
- ◯ ばねの伸びは、加えた力の大きさに比例する
- ◯ ばねの伸びは、ばねの長さにだけ関係する
- ◯ ばねの伸びは、加えた力の大きさに関係なく一定である
正解:ばねの伸びは、加えた力の大きさに比例する
ばねの伸びは加えた力の大きさに比例する。これをフックの法則という。
単元のポイント
- フックの法則 ばねの伸びは加えた力の大きさに比例する
- 比例のグラフ(新しいタブで開きます) 原点を通る直線になる
- ばねばかり フックの法則を利用して力の大きさを測る道具
- 力とばねの伸び 力を2倍にすると伸びも2倍になる