地層のでき方
カワウソ先生風化→侵食→運搬→堆積の順。粒の大きい・小さいで、どこまで運ばれるかが変わるよ。
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- 岩石は風化・侵食で小さくなり、川に運搬されて海や湖の底に堆積し、地層になる。
- 粒の大きさは、れき(2mm以上)・砂(2mm〜1/16mm)・泥(1/16mm以下)の順に小さくなる。
- ふつう下の層ほど先に積もった古い層で、海面の変化によって積もる粒の大きさが変わる。
詳しく
ポイント
雨や気温の変化で岩石の表面がもろくなることを風化という。風化した岩石は、流れる水によって削り取られる。これを侵食という。
侵食された土砂は川の流れで下流へ運搬され、流れがゆるやかになる河口や海・湖の底に積もる。これを堆積という。
堆積物の粒は大きさで区別する。直径2mm以上をれき、2mm〜1/16mmを砂、1/16mm以下を泥という。
粒の大きさと地層の重なり
粒の大きいれきは重いので、河口の近くに積もりやすい。粒の小さい泥は軽いので、遠くの沖合まで運ばれて積もる。
このため、河口に近い浅い海ほどれきや砂の層が、沖合の深い海ほど泥の層ができやすい。
地層は下から上へ積み重なってできるので、大地の変動がなければ、ふつう下の層ほど古く、上の層ほど新しい。
なぜそうなるか
海面が上下すると、同じ場所でも水深が変わり、そこに運ばれてくる粒の大きさが変わる。
海面が下がると、その場所は河口に近い浅い海に変わり、粒の大きい層が積もりやすい。海面が上がると沖合の深い海に変わり、粒の小さい泥の層が積もりやすくなる。
こうして同じ場所の地層でも、れき・砂・泥の層が入れ替わって重なり、海面の変化を読み取る手掛かりになる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/layer-formation/?from=print#quiz
岩石が地層になるまでの流れを正しい順に並べたものはどれか。
- ◯ 風化 → 侵食 → 運搬 → 堆積
- ◯ 堆積 → 運搬 → 侵食 → 風化
- ◯ 運搬 → 堆積 → 風化 → 侵食
- ◯ 侵食 → 風化 → 堆積 → 運搬
正解:風化 → 侵食 → 運搬 → 堆積
岩石はまず風化でもろくなり、侵食で削られ、運搬されて、堆積して地層になる。堆積物の粒を、れき・砂・泥に分けるときの大きさの決まりとして正しいものはどれか。
- ◯ れき・砂・泥は色の違いで分ける
- ◯ れきは2mm以上、砂は2mm〜1mm、泥は1mm以下
- ◯ れきは1mm以上、砂は1mm〜1/16mm、泥は1/16mm以下
- ◯ れきは2mm以上、砂は2mm〜1/16mm、泥は1/16mm以下
正解:れきは2mm以上、砂は2mm〜1/16mm、泥は1/16mm以下
粒の直径が2mm以上をれき、2mm〜1/16mmを砂、1/16mm以下を泥とする。河口に近い浅い海と、河口から遠い沖合の深い海では、それぞれどの粒が積もりやすいか。
- ◯ どちらも同じ大きさの粒が積もる
- ◯ 河口に近い所はれきや砂、沖合の深い所は泥が積もりやすい
- ◯ 河口に近い所ほど泥が厚く積もる
- ◯ 河口に近い所は泥、沖合の深い所はれきが積もりやすい
正解:河口に近い所はれきや砂、沖合の深い所は泥が積もりやすい
粒の大きいれきは河口の近くに、粒の小さい泥は遠くの沖合まで運ばれて積もりやすい。海面が下がり、同じ場所が河口に近い浅い海に変わると、そこに積もる粒の大きさはどう変わるか。
- ◯ 小さい粒(泥)が積もりやすくなる
- ◯ 粒の大きさは変わらない
- ◯ 堆積が止まる
- ◯ 大きい粒(れきや砂)が積もりやすくなる
正解:大きい粒(れきや砂)が積もりやすくなる
海面が下がって浅い海に変わると、河口に近い環境に近づくため、粒の大きい層が積もりやすくなる。
単元のポイント
- 風化 気温の変化や水のはたらきで岩石の表面がもろくなること
- 侵食 流れる水が岩石や土をけずり取ること
- 運搬・堆積 けずられた土砂が川で運ばれ、流れがゆるやかな所に積もること
- 粒の大きさ れき2mm以上・砂2mm〜1/16mm・泥1/16mm以下で分ける