本文へ移動

地層(ちそう)のでき方(かた)

カワウソ先生風化(ふうか)→侵食(しんしょく)→運搬(うんぱん)→堆積(たいせき)の順(じゅん)。粒(つぶ)の大(おお)きい・小(ちい)さいで、どこまで運(はこ)ばれるかが変(か)わるよ。

30秒でつかむ

  1. 岩石(がんせき)は風化(ふうか)・侵食(しんしょく)で小(ちい)さくなり、川(かわ)に運搬(うんぱん)されて海(うみ)や湖(みずうみ)の底(そこ)に堆積(たいせき)し、地層(ちそう)になる。
  2. 粒(つぶ)の大(おお)きさは、れき(2mm以上(いじょう))・砂(すな)(2mm〜1/16mm)・泥(どろ)(1/16mm以下(いか))の順(じゅん)に小(ちい)さくなる。
  3. ふつう下(した)の層(そう)ほど先(さき)に積(つ)もった古(ふる)い層(そう)で、海面(かいめん)の変化(へんか)によって積(つ)もる粒(つぶ)の大(おお)きさが変(か)わる。

詳しく

ポイント

雨(あめ)や気温(きおん)の変化(へんか)で岩石(がんせき)の表面(ひょうめん)がもろくなることを風化(ふうか)という。風化(ふうか)した岩石(がんせき)は、流(なが)れる水(みず)によって削(けず)り取(と)られる。これを侵食(しんしょく)という。

侵食(しんしょく)された土砂(どしゃ)は川(かわ)の流(なが)れで下流(かりゅう)へ運搬(うんぱん)され、流(なが)れがゆるやかになる河口(かこう)や海(うみ)・湖(みずうみ)の底(そこ)に積(つ)もる。これを堆積(たいせき)という。

堆積物(たいせきぶつ)の粒(つぶ)は大(おお)きさで区別(くべつ)する。直径(ちょっけい)2mm以上(いじょう)をれき、2mm〜1/16mmを砂(すな)、1/16mm以下(いか)を泥(どろ)という。

風化→侵食→運搬→堆積の順で地層ができるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

粒(つぶ)の大(おお)きさと地層(ちそう)の重(かさ)なり

粒(つぶ)の大(おお)きいれきは重(おも)いので、河口(かこう)の近(ちか)くに積(つ)もりやすい。粒(つぶ)の小(ちい)さい泥(どろ)は軽(かる)いので、遠(とお)くの沖合(おきあい)まで運(はこ)ばれて積(つ)もる。

このため、河口(かこう)に近(ちか)い浅(あさ)い海(うみ)ほどれきや砂(すな)の層(そう)が、沖合(おきあい)の深(ふか)い海(うみ)ほど泥(どろ)の層(そう)ができやすい。

地層(ちそう)は下(した)から上(うえ)へ積(つ)み重(かさ)なってできるので、大地(だいち)の変動(へんどう)がなければ、ふつう下(した)の層(そう)ほど古(ふる)く、上(うえ)の層(そう)ほど新(あたら)しい。

河口から遠いほど、積もる粒は小さくなるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

海面(かいめん)が上下(じょうげ)すると、同(おな)じ場所(ばしょ)でも水深(すいしん)が変(か)わり、そこに運(はこ)ばれてくる粒(つぶ)の大(おお)きさが変(か)わる。

海面(かいめん)が下(さ)がると、その場所(ばしょ)は河口(かこう)に近(ちか)い浅(あさ)い海(うみ)に変(か)わり、粒(つぶ)の大(おお)きい層(そう)が積(つ)もりやすい。海面(かいめん)が上(あ)がると沖合(おきあい)の深(ふか)い海(うみ)に変(か)わり、粒(つぶ)の小(ちい)さい泥(どろ)の層(そう)が積(つ)もりやすくなる。

こうして同(おな)じ場所(ばしょ)の地層(ちそう)でも、れき・砂(すな)・泥(どろ)の層(そう)が入(い)れ替(か)わって重(かさ)なり、海面(かいめん)の変化(へんか)を読(よ)み取(と)る手掛(てが)かりになる。

確認問題

問題 1 / 4岩石(がんせき)が地層(ちそう)になるまでの流(なが)れを正(ただ)しい順(じゅん)に並(なら)べたものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/layer-formation/?from=print#quiz

  1. 岩石(がんせき)が地層(ちそう)になるまでの流(なが)れを正(ただ)しい順(じゅん)に並(なら)べたものはどれか。

    • ◯ 風化(ふうか) → 侵食(しんしょく) → 運搬(うんぱん) → 堆積(たいせき)
    • ◯ 堆積(たいせき) → 運搬(うんぱん) → 侵食(しんしょく) → 風化(ふうか)
    • ◯ 運搬(うんぱん) → 堆積(たいせき) → 風化(ふうか) → 侵食(しんしょく)
    • ◯ 侵食(しんしょく) → 風化(ふうか) → 堆積(たいせき) → 運搬(うんぱん)

    正解:風化 → 侵食 → 運搬 → 堆積
    岩石(がんせき)はまず風化(ふうか)でもろくなり、侵食(しんしょく)で削(けず)られ、運搬(うんぱん)されて、堆積(たいせき)して地層(ちそう)になる。

  2. 堆積物(たいせきぶつ)の粒(つぶ)を、れき・砂(すな)・泥(どろ)に分(わ)けるときの大(おお)きさの決(き)まりとして正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ れき・砂(すな)・泥(どろ)は色(いろ)の違(ちが)いで分(わ)ける
    • ◯ れきは2mm以上(いじょう)、砂(すな)は2mm〜1mm、泥(どろ)は1mm以下(いか)
    • ◯ れきは1mm以上(いじょう)、砂(すな)は1mm〜1/16mm、泥(どろ)は1/16mm以下(いか)
    • ◯ れきは2mm以上(いじょう)、砂(すな)は2mm〜1/16mm、泥(どろ)は1/16mm以下(いか)

    正解:れきは2mm以上、砂は2mm〜1/16mm、泥は1/16mm以下
    粒(つぶ)の直径(ちょっけい)が2mm以上(いじょう)をれき、2mm〜1/16mmを砂(すな)、1/16mm以下(いか)を泥(どろ)とする。

  3. 河口(かこう)に近(ちか)い浅(あさ)い海(うみ)と、河口(かこう)から遠(とお)い沖合(おきあい)の深(ふか)い海(うみ)では、それぞれどの粒(つぶ)が積(つ)もりやすいか。

    • ◯ どちらも同(おな)じ大(おお)きさの粒(つぶ)が積(つ)もる
    • ◯ 河口(かこう)に近(ちか)い所(ところ)はれきや砂(すな)、沖合(おきあい)の深(ふか)い所(ところ)は泥(どろ)が積(つ)もりやすい
    • ◯ 河口(かこう)に近(ちか)い所(ところ)ほど泥(どろ)が厚(あつ)く積(つ)もる
    • ◯ 河口(かこう)に近(ちか)い所(ところ)は泥(どろ)、沖合(おきあい)の深(ふか)い所(ところ)はれきが積(つ)もりやすい

    正解:河口に近い所はれきや砂、沖合の深い所は泥が積もりやすい
    粒(つぶ)の大(おお)きいれきは河口(かこう)の近(ちか)くに、粒(つぶ)の小(ちい)さい泥(どろ)は遠(とお)くの沖合(おきあい)まで運(はこ)ばれて積(つ)もりやすい。

  4. 海面(かいめん)が下(さ)がり、同(おな)じ場所(ばしょ)が河口(かこう)に近(ちか)い浅(あさ)い海(うみ)に変(か)わると、そこに積(つ)もる粒(つぶ)の大(おお)きさはどう変(か)わるか。

    • ◯ 小(ちい)さい粒(つぶ)(泥(どろ))が積(つ)もりやすくなる
    • ◯ 粒(つぶ)の大(おお)きさは変(か)わらない
    • ◯ 堆積(たいせき)が止(と)まる
    • ◯ 大(おお)きい粒(つぶ)(れきや砂(すな))が積(つ)もりやすくなる

    正解:大きい粒(れきや砂)が積もりやすくなる
    海面(かいめん)が下(さ)がって浅(あさ)い海(うみ)に変(か)わると、河口(かこう)に近(ちか)い環境(かんきょう)に近(ちか)づくため、粒(つぶ)の大(おお)きい層(そう)が積(つ)もりやすくなる。

単元のポイント

  • 風化(ふうか) 気温(きおん)の変化(へんか)や水(みず)のはたらきで岩石(がんせき)の表面(ひょうめん)がもろくなること
  • 侵食(しんしょく) 流(なが)れる水(みず)が岩石(がんせき)や土(つち)をけずり取(と)ること
  • 運搬(うんぱん)・堆積(たいせき) けずられた土砂(どしゃ)が川(かわ)で運(はこ)ばれ、流(なが)れがゆるやかな所(ところ)に積(つ)もること
  • 粒(つぶ)の大(おお)きさ れき2mm以上(いじょう)・砂(すな)2mm〜1/16mm・泥(どろ)1/16mm以下(いか)で分(わ)ける
問題を解く
単元のポイント
  • 風化(ふうか) 気温(きおん)の変化(へんか)や水(みず)のはたらきで岩石(がんせき)の表面(ひょうめん)がもろくなること
  • 侵食(しんしょく) 流(なが)れる水(みず)が岩石(がんせき)や土(つち)をけずり取(と)ること
  • 運搬(うんぱん)・堆積(たいせき) けずられた土砂(どしゃ)が川(かわ)で運(はこ)ばれ、流(なが)れがゆるやかな所(ところ)に積(つ)もること
  • 粒(つぶ)の大(おお)きさ れき2mm以上(いじょう)・砂(すな)2mm〜1/16mm・泥(どろ)1/16mm以下(いか)で分(わ)ける