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海洋(かいよう)の層(そう)構造(こうぞう)と海水(かいすい)の循環(じゅんかん)

カワウソ先生海(うみ)も大気(たいき)と同(おな)じように層(そう)をなし、ゆっくりと循環(じゅんかん)している。表層(ひょうそう)の海流(かいりゅう)と、深層(しんそう)のとても遅(おそ)い流(なが)れを見比(みくら)べてみよう。

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  1. 海洋(かいよう)は水温(すいおん)の変(か)わり方(かた)で表層混合層(ひょうそうこんごうそう)・水温躍層(すいおんやくそう)・深層(しんそう)に分(わ)けられ、水温躍層(すいおんやくそう)で水温(すいおん)が急(きゅう)に下(さ)がる。
  2. 風(かぜ)に押(お)されて流(なが)れる海流(かいりゅう)には、低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖流(だんりゅう)と、高緯度(こういど)から低緯度(ていいど)へ向(む)かう寒流(かんりゅう)がある。
  3. 高緯度(こういど)で沈(しず)み込(こ)んだ海水(かいすい)が深層(しんそう)をゆっくり巡(めぐ)る深層(しんそう)循環(じゅんかん)も、地球(ちきゅう)規模(きぼ)で熱(ねつ)を運(はこ)んでいる。

詳しく

表層混合層(ひょうそうこんごうそう)・水温躍層(すいおんやくそう)・深層(しんそう)

海洋(かいよう)は水温(すいおん)の変(か)わり方(かた)によって、表層混合層(ひょうそうこんごうそう)・水温躍層(すいおんやくそう)・深層(しんそう)の3つに分(わ)けられる。

表層混合層(ひょうそうこんごうそう)は、風(かぜ)や波(なみ)でかき混(ま)ぜられるため水温(すいおん)がほぼ一定(いってい)な層(そう)だ。その下(した)の水温躍層(すいおんやくそう)では、深(ふか)さが増(ま)すにつれて水温(すいおん)が急(きゅう)に下(さ)がる。

水温躍層(すいおんやくそう)より深(ふか)い深層(しんそう)では、水温(すいおん)は低(ひく)いままほとんど変(か)わらない。

海洋の層構造と水温の変化Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

風(かぜ)がつくる表層(ひょうそう)の海流(かいりゅう)

海(うみ)の表面(ひょうめん)付近(ふきん)には、貿易風(ぼうえきふう)(新しいタブで開きます)や偏西風(へんせいふう)などの風(かぜ)に押(お)されて流(なが)れる海流(かいりゅう)がある。

低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖(あたた)かい海流(かいりゅう)を暖流(だんりゅう)、高緯度(こういど)から低緯度(ていいど)へ向(む)かう冷(つめ)たい海流(かいりゅう)を寒流(かんりゅう)という。

暖流(だんりゅう)と寒流(かんりゅう)は、大気(たいき)の大(だい)循環(じゅんかん)と同(おな)じように、低緯度(ていいど)で余(あま)る熱(ねつ)を高緯度(こういど)へ運(はこ)ぶ役割(やくわり)を果(は)たしている。

深層(しんそう)に及(およ)ぶ海水(かいすい)の循環(じゅんかん)

高緯度(こういど)の海(うみ)では、表層(ひょうそう)の海水(かいすい)が冷(ひ)やされて密度(みつど)(新しいタブで開きます)が大(おお)きくなる。海氷(かいひょう)ができるときに塩分(えんぶん)が海水(かいすい)に残(のこ)り、塩分(えんぶん)濃度(のうど)が高(たか)まることも密度(みつど)を大(おお)きくする。こうして重(おも)くなった海水(かいすい)が深層(しんそう)へ沈(しず)み込(こ)む。

沈(しず)み込(こ)んだ海水(かいすい)は深層(しんそう)をゆっくりと流(なが)れ、別(べつ)の海域(かいいき)で再(ふたた)び表層(ひょうそう)へ上(あ)がってくる。この深層(しんそう)に及(およ)ぶ循環(じゅんかん)を深層(しんそう)循環(じゅんかん)という。

深層(しんそう)循環(じゅんかん)は表層(ひょうそう)の海流(かいりゅう)に比(くら)べてはるかに遅(おそ)く、海洋(かいよう)全体(ぜんたい)を巡(めぐ)るのに長(なが)い年月(ねんげつ)がかかる。

表層の海流と深層循環Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4海面(かいめん)から深(ふか)くなる順(じゅん)に、海洋(かいよう)の層(そう)を正(ただ)しく並(なら)べたものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/ocean-layers-and-circulation/?from=print#quiz

  1. 海面(かいめん)から深(ふか)くなる順(じゅん)に、海洋(かいよう)の層(そう)を正(ただ)しく並(なら)べたものはどれか。

    • ◯ 水温躍層(すいおんやくそう)→表層混合層(ひょうそうこんごうそう)→深層(しんそう)
    • ◯ 深層(しんそう)→水温躍層(すいおんやくそう)→表層混合層(ひょうそうこんごうそう)
    • ◯ 表層混合層(ひょうそうこんごうそう)→深層(しんそう)→水温躍層(すいおんやくそう)
    • ◯ 表層混合層(ひょうそうこんごうそう)→水温躍層(すいおんやくそう)→深層(しんそう)

    正解:表層混合層→水温躍層→深層
    海洋(かいよう)は海面(かいめん)に近(ちか)い方(ほう)から、表層混合層(ひょうそうこんごうそう)・水温躍層(すいおんやくそう)・深層(しんそう)の順(じゅん)に重(かさ)なっている。

  2. 深層(しんそう)循環(じゅんかん)の海水(かいすい)は、およそ毎秒(まいびょう)1cmの速(はや)さで動(うご)くとされる。1年間(ねんかん)(365日(にち))ではおよそ何(なん)km進(すす)むか。小数(しょうすう)第(だい)2位(い)まで答(こた)えよ。

    答え:____________

    正解:315.36
    毎秒(まいびょう)1cmで1年(ねん)(31536000秒(びょう))動(うご)くと、31536000cm=315.36km進(すす)む。表層(ひょうそう)の海流(かいりゅう)に比(くら)べてはるかに遅(おそ)い。

  3. 低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖(あたた)かい海流(かいりゅう)を何(なん)というか。

    • ◯ 寒流(かんりゅう)
    • ◯ 海嶺(かいれい)
    • ◯ 海溝(かいこう)
    • ◯ 暖流(だんりゅう)

    正解:暖流
    低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖(あたた)かい海流(かいりゅう)を暖流(だんりゅう)、高緯度(こういど)から低緯度(ていいど)へ向(む)かう冷(つめ)たい海流(かいりゅう)を寒流(かんりゅう)という。

  4. 風(かぜ)や波(なみ)でかき混(ま)ぜられ、水温(すいおん)がほぼ一定(いってい)になっている海洋(かいよう)の層(そう)を何(なん)というか。

    • ◯ 表層混合層(ひょうそうこんごうそう)
    • ◯ 水温躍層(すいおんやくそう)
    • ◯ 深層(しんそう)
    • ◯ 熱圏(ねっけん)

    正解:表層混合層
    表層混合層(ひょうそうこんごうそう)は、風(かぜ)や波(なみ)でかき混(ま)ぜられるため水温(すいおん)がほぼ一定(いってい)な層(そう)だ。

単元のポイント

  • 表層混合層(ひょうそうこんごうそう) 風(かぜ)や波(なみ)でかき混(ま)ぜられ、水温(すいおん)がほぼ一定(いってい)な海洋(かいよう)の表層(ひょうそう)
  • 水温躍層(すいおんやくそう) 深(ふか)さが増(ま)すにつれて水温(すいおん)が急(きゅう)に下(さ)がる層(そう)
  • 暖流(だんりゅう) 低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖(あたた)かい海流(かいりゅう)
  • 深層(しんそう)循環(じゅんかん) 高緯度(こういど)で沈(しず)み込(こ)んだ海水(かいすい)が深層(しんそう)を巡(めぐ)る、ゆっくりとした循環(じゅんかん)
問題を解く
単元のポイント
  • 表層混合層(ひょうそうこんごうそう) 風(かぜ)や波(なみ)でかき混(ま)ぜられ、水温(すいおん)がほぼ一定(いってい)な海洋(かいよう)の表層(ひょうそう)
  • 水温躍層(すいおんやくそう) 深(ふか)さが増(ま)すにつれて水温(すいおん)が急(きゅう)に下(さ)がる層(そう)
  • 暖流(だんりゅう) 低緯度(ていいど)から高緯度(こういど)へ向(む)かう暖(あたた)かい海流(かいりゅう)
  • 深層(しんそう)循環(じゅんかん) 高緯度(こういど)で沈(しず)み込(こ)んだ海水(かいすい)が深層(しんそう)を巡(めぐ)る、ゆっくりとした循環(じゅんかん)