本文へ移動

円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)と利用(りよう)

ゾウ先生円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)は「角度(かくど)→位置(いち)関係(かんけい)」。円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)はその代表(だいひょう)的(てき)な使(つか)い道(みち)だよ。

30秒でつかむ

  1. 円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく):2点(てん)P、Qが直線(ちょくせん)ABの同(おな)じ側(がわ)にあり、∠APB=∠AQBなら、4点(てん)A、B、P、Qは同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にある。
  2. 円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)では、向(む)かい合(あ)う角(かく)の和(わ)が180°になる。これは円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)(新しいタブで開きます)から導(みちび)かれる性質(せいしつ)。
  3. 角度(かくど)の情報(じょうほう)から、点(てん)が同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるかどうかを確(たし)かめられる。

詳しく

公式(こうしき)

円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく):2点(てん)P、Qが直線(ちょくせん)ABの同(おな)じ側(がわ)にあり、∠APB=∠AQBが成(な)り立(た)つとき、4点(てん)A、B、P、Qは同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にある。

この逆(ぎゃく)の性質(せいしつ)を使(つか)うと、円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)(4つの頂点(ちょうてん)が1つの円周上(えんしゅうじょう)にある四角形(しかくけい))の性質(せいしつ)が導(みちび)ける。

円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)では、向(む)かい合(あ)う対角(たいかく)(新しいタブで開きます)の和(わ)が180°になる。

∠APB=∠AQBなら、4点は同じ円周上にあるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)ABCDで、∠A=70°のとき、対角(たいかく)の∠Cを求(もと)めよう。

円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)は、向(む)かい合(あ)う角(かく)の和(わ)が180°になる性質(せいしつ)がある。

180-70=110°なので、∠Cは110°になる。

円に内接する四角形。対角の和は180°になるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

∠APB=∠AQBなら、PとQはどちらも同(おな)じ大(おお)きさでABを見(み)こんでいる。これは同(おな)じ弧(こ)に対(たい)する円周角(えんしゅうかく)の関係(かんけい)と同(おな)じ形(かたち)なので、4点(てん)は同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあると言(い)える。

円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)ABCDの対角(たいかく)の和(わ)が180°になるのも、円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)が理由(りゆう)だ。弧(こ)BCDに対(たい)する円周角(えんしゅうかく)∠Aと、弧(こ)BADに対(たい)する円周角(えんしゅうかく)∠Cを足(た)すと、円(えん)全体(ぜんたい)の弧(こ)に対(たい)する角(かく)の半分(はんぶん)、つまり360°の半分(はんぶん)の180°になる。

この性質(せいしつ)は、角度(かくど)だけから図形(ずけい)の位置(いち)関係(かんけい)を判断(はんだん)する場面(ばめん)で役(やく)に立(た)つ。

確認問題

問題 1 / 54点(てん)A、B、P、Qがあり、PとQが直線(ちょくせん)ABの同(おな)じ側(がわ)にある。∠APB=∠AQB=50°のとき、A、B、P、Qの位置(いち)関係(かんけい)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/inscribed-angle-applications/?from=print#quiz

  1. 4点(てん)A、B、P、Qがあり、PとQが直線(ちょくせん)ABの同(おな)じ側(がわ)にある。∠APB=∠AQB=50°のとき、A、B、P、Qの位置(いち)関係(かんけい)はどれか。

    • ◯ 同(おな)じ直線上(ちょくせんじょう)にある
    • ◯ 関係(かんけい)ない
    • ◯ 平行(へいこう)である
    • ◯ 同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にある(円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく))

    正解:同じ円周上にある(円周角の定理の逆)
    円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)より、∠APBと∠AQBが等(ひと)しければ、4点(てん)A、B、P、Qは同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるといえる。

  2. 円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)ABCDで、∠A=70°のとき、対角(たいかく)の∠Cは何度(なんど)か。数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:110
    円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)は、向(む)かい合(あ)う角(かく)の和(わ)が180°になる。180-70=110なので、∠Cは110°になる。

  3. 円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい)PQRSで、∠Q=115°のとき、対角(たいかく)の∠Sは何度(なんど)か。数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:65
    向(む)かい合(あ)う角(かく)の和(わ)は180°になるので、180-115=65。∠Sは65°になる。

  4. 次(つぎ)のうち、円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)を使(つか)って確(たし)かめられることはどれか。

    • ◯ 三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)
    • ◯ 4点(てん)が同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるかどうか
    • ◯ 円(えん)の半径(はんけい)の長(なが)さ
    • ◯ 弧(こ)の長(なが)さ

    正解:4点が同じ円周上にあるかどうか
    円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)は、4点(てん)が同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるかどうかを角度(かくど)から判断(はんだん)するときに使(つか)う。

  5. 円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく)が成(な)り立(た)つ理由(りゆう)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ ∠APB=∠AQBなら、PとQから見(み)てABを見(み)こむ角(かく)が等(ひと)しく、同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)に来(く)るから
    • ◯ 三角形(さんかくけい)が合同(ごうどう)になるから
    • ◯ 弧(こ)の長(なが)さが等(ひと)しいから
    • ◯ 対角線(たいかくせん)が直交(ちょっこう)するから

    正解:∠APB=∠AQBなら、PとQから見てABを見こむ角が等しく、同じ円周上に来るから
    ∠APB=∠AQBなら、PとQから見(み)てABを見(み)こむ角(かく)が等(ひと)しく、同(おな)じ弧(こ)に対(たい)する円周角(えんしゅうかく)(新しいタブで開きます)として同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)に来(く)ると考(かんが)えられるから。

単元のポイント

  • 円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく) 角度(かくど)が等(ひと)しければ4点(てん)が同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるといえる定理(ていり)
  • 円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい) 4つの頂点(ちょうてん)がすべて1つの円周上(えんしゅうじょう)にある四角形(しかくけい)
  • 対角(たいかく)(新しいタブで開きます) 四角形(しかくけい)で向(む)かい合(あ)う角(かく)のこと
問題を解く
単元のポイント
  • 円周角(えんしゅうかく)の定理(ていり)の逆(ぎゃく) 角度(かくど)が等(ひと)しければ4点(てん)が同(おな)じ円周上(えんしゅうじょう)にあるといえる定理(ていり)
  • 円(えん)に内接(ないせつ)する四角形(しかくけい) 4つの頂点(ちょうてん)がすべて1つの円周上(えんしゅうじょう)にある四角形(しかくけい)
  • 対角(たいかく)(新しいタブで開きます) 四角形(しかくけい)で向(む)かい合(あ)う角(かく)のこと