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対数(たいすう)関数(かんすう)とそのグラフ

ゾウ先生y=logₐxはx=aʸのことだと思(おも)い出(だ)せれば、グラフの形(かたち)も関係(かんけい)も自然(しぜん)に見(み)えてくる。

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  1. y=logₐxは、x=aʸのことだと考(かんが)えると、底(そこ)aが1より大(おお)きいとき右(みぎ)に進(すす)むほど増加(ぞうか)する関数(かんすう)になる。
  2. y=log₂xのグラフは、必(かなら)ず点(てん)(1,0)を通(とお)り、y軸(じく)がグラフの漸近線(ぜんきんせん)になる。
  3. y=log₂xとy=2ˣのグラフは、直線(ちょくせん)y=xについて線対称(せんたいしょう)な位置(いち)にある。

詳しく

公式(こうしき)

対数(たいすう)とその性質(せいしつ)(新しいタブで開きます)で見(み)たlogₐMは、xの関数(かんすう)として扱(あつか)うこともできる。ここではy=log⁡axy=\log_a x(aは1でない正(せい)の数(すう))のグラフの特徴(とくちょう)を見(み)ていこう。

y=log⁡2xy=\log_2 xは、x=2yx=2^yと同(おな)じ関係(かんけい)を表(あらわ)す。20=12^0=1なので、x=1x=1のときy=0y=0になり、グラフは必(かなら)ず点(てん)(1,0)を通(とお)る。

xが0に近(ちか)づくほどyは限(かぎ)りなく小(ちい)さくなるので、y軸(じく)(x=0の直線(ちょくせん))がグラフの漸近線(ぜんきんせん)になる。底(そこ)が1より大(おお)きいとき、xが大(おお)きくなるほどyも大(おお)きくなる(増加(ぞうか)する)。底(そこ)が0と1の間(あいだ)なら、逆(ぎゃく)に減少(げんしょう)関数(かんすう)だ。下(した)の図(ず)はy=log⁡2xy=\log_2 xのグラフだ。

y=log₂xのグラフAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):log⁡2x=3\log_2 x = 3を満(み)たすxの値(あたい)を求(もと)めよ。

y=log⁡2xy=\log_2 xはx=2yx=2^yのことなので、x=23=8\mathbf{x=2^3=8}になる。

大小(だいしょう)比較(ひかく)も同(おな)じ考(かんが)え方(かた)でできる。底(そこ)2は1より大(おお)きい。log⁡25\log_2 5とlog⁡27\log_2 7を比(くら)べよう。真数(しんすう)が大(おお)きいほど値(あたい)も大(おお)きく、log⁡25<log⁡27\mathbf{\log_2 5 < \log_2 7}になる。

なぜそうなるか

指数(しすう)関数(かんすう)のグラフと対数(たいすう)関数(かんすう)のグラフが、なぜ直線(ちょくせん)y=xについて線対称(せんたいしょう)になるのか確(たし)かめよう。

y=log⁡2xy=\log_2 xはx=2yx=2^yのことなので、xとyを入(い)れ替(か)えるとy=2xy=2^xになる。座標(ざひょう)を(x,y)から(y,x)に入(い)れ替(か)えることは、直線(ちょくせん)y=xに関(かん)して折(お)り返(かえ)すことと同(おな)じだ。

たとえばy=2xy=2^x上(うえ)の点(てん)(3,8)を考(かんが)えよう。xとyを入(い)れ替(か)えると(8,3)になり、これはy=log⁡2xy=\log_2 x上(うえ)の点(てん)になっている。下(した)の図(ず)は、2つのグラフと直線(ちょくせん)y=xをまとめて描(えが)いたものだ。

対数関数と指数関数のグラフは直線y=xに関して線対称Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4log₂x=4を満(み)たすxの値(あたい)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/logarithmic-function-and-graph/?from=print#quiz

  1. log₂x=4を満(み)たすxの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:16
    log₂x=4はx=2⁴のことなので、x=16になる。

  2. y=log₂xのグラフが必(かなら)ず通(とお)る点(てん)はどれか。

    • ◯ (2,2)
    • ◯ (1,0)
    • ◯ (0,1)
    • ◯ (0,0)

    正解:(1,0)
    x=1のとき2⁰=1なのでy=0になり、グラフは必(かなら)ず(1,0)を通(とお)る。2つ目(め)はx座標(ざひょう)とy座標(ざひょう)を取(と)り違(ちが)えた点(てん)。

  3. log₂5とlog₂7の大小(だいしょう)を正(まさ)しく表(あらわ)しているのはどれか。

    • ◯ 比(くら)べられない
    • ◯ log₂5<log₂7
    • ◯ log₂5=log₂7
    • ◯ log₂5>log₂7

    正解:log₂5<log₂7
    底(そこ)2は1より大(おお)きいので、真数(しんすう)が大(おお)きいほど対数(たいすう)の値(あたい)も大(おお)きくなる。

  4. y=2ˣのグラフとy=log₂xのグラフの関係(かんけい)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 平行移動(へいこういどう)の関係(かんけい)
    • ◯ x軸(じく)について線対称(せんたいしょう)
    • ◯ 直線(ちょくせん)y=xについて線対称(せんたいしょう)
    • ◯ y軸(じく)について線対称(せんたいしょう)

    正解:直線y=xについて線対称
    xとyを入(い)れ替(か)える関係(かんけい)にあるので、直線(ちょくせん)y=xに関(かん)して線対称(せんたいしょう)な位置(いち)になる。

単元のポイント

  • 対数(たいすう)関数(かんすう) y=logₐx(aは1でない正(せい)の数(すう))の形(かたち)の関数(かんすう)
  • 底(てい)と増減(ぞうげん) aが1より大(おお)きいと増加(ぞうか)、0と1の間(あいだ)だと減少(げんしょう)
  • 漸近線(ぜんきんせん) y軸(じく)にグラフが限(かぎ)りなく近(ちか)づく直線(ちょくせん)
問題を解く
単元のポイント
  • 対数(たいすう)関数(かんすう) y=logₐx(aは1でない正(せい)の数(すう))の形(かたち)の関数(かんすう)
  • 底(てい)と増減(ぞうげん) aが1より大(おお)きいと増加(ぞうか)、0と1の間(あいだ)だと減少(げんしょう)
  • 漸近線(ぜんきんせん) y軸(じく)にグラフが限(かぎ)りなく近(ちか)づく直線(ちょくせん)