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作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)

カワウソ先生作用(さよう)・反作用(はんさよう)は別々(べつべつ)の2つの物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)の組(くみ)。同(おな)じ物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)のつり合(あ)いと混同(こんどう)しないでね。

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  1. 物体(ぶったい)Aが物体(ぶったい)Bに力(ちから)(作用(さよう))を加(くわ)えると、物体(ぶったい)Bも物体(ぶったい)Aに、同(おな)じ大(おお)きさで一直線上(いっちょくせんじょう)にあり、向(む)きが反対(はんたい)の力(ちから)(反作用(はんさよう))を同時(どうじ)に加(くわ)え返(かえ)す。これを作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)という。
  2. 作用(さよう)・反作用(はんさよう)は、互(たが)いに別(べつ)の2つの物体(ぶったい)にはたらく、一対(いっつい)の力(ちから)である。
  3. 力(ちから)のつり合(あ)い(新しいタブで開きます)は、1つの物体(ぶったい)にはたらく2つ以上(いじょう)の力(ちから)の関係(かんけい)であり、はたらく物体(ぶったい)が別々(べつべつ)の作用(さよう)・反作用(はんさよう)とは異(こと)なる。

詳しく

公式(こうしき)

物体(ぶったい)Aが物体(ぶったい)Bに力(ちから)(作用(さよう))を加(くわ)えると、物体(ぶったい)Bも物体(ぶったい)Aに、同(おな)じ大(おお)きさで、一直線上(いっちょくせんじょう)にあり、向(む)きが反対(はんたい)の力(ちから)(反作用(はんさよう))を同時(どうじ)に加(くわ)え返(かえ)す。これを作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)(運動(うんどう)の第(だい)三(さん)法則(ほうそく))という。

作用(さよう)と反作用(はんさよう)は、一方(いっぽう)だけがあとから生(う)まれるのではなく、必(かなら)ず同時(どうじ)に生(しょう)じる。どちらを作用(さよう)、どちらを反作用(はんさよう)と呼(よ)ぶかは、どちらから見(み)るかだけの違(ちが)いで、2つの力(ちから)の大(おお)きさや向(む)きの関係(かんけい)は変(か)わらない。

作用(さよう)・反作用(はんさよう)は、互(たが)いに別々(べつべつ)の2つの物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)の組(くみ)。これに対(たい)し、力(ちから)のつり合(あ)いは1つの物体(ぶったい)にはたらく2つ以上(いじょう)の力(ちから)の関係(かんけい)なので、はたらく相手(あいて)が違(ちが)う。

作用と反作用は同じ大きさ・反対向きAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい)1:ローラースケートを履(は)いた2人(ふたり)が向(む)かい合(あ)って立(た)ち、1人(ひとり)がもう1人(ひとり)を押(お)すと、押(お)した人(ひと)と押(お)された人(ひと)の両方(りょうほう)が反対(はんたい)向(む)きに動(うご)き出(だ)す。これはなぜか。押(お)した人(ひと)が相手(あいて)に加(くわ)えた力(ちから)(作用(さよう))と同(おな)じ大(おお)きさで反対(はんたい)向(む)きの力(ちから)(反作用(はんさよう))を、相手(あいて)からも同時(どうじ)に受(う)けるため。

例題(れいだい)2:壁(かべ)を手(て)で押(お)すと、手(て)には壁(かべ)を押(お)し返(かえ)す力(ちから)を感(かん)じる。このとき、手(て)が壁(かべ)に加(くわ)えた力(ちから)と、壁(かべ)が手(て)に加(くわ)え返(かえ)した力(ちから)の大(おお)きさの関係(かんけい)はどうなっているか。同(おな)じ大(おお)きさで、向(む)きは反対(はんたい)になっている。

例題(れいだい)3:静止(せいし)している本(ほん)が机(つくえ)の上(うえ)に置(お)かれているとき、本(ほん)には重力(じゅうりょく)と机(つくえ)が本(ほん)を押(お)し返(かえ)す力(ちから)(垂直(すいちょく)抗力(こうりょく))がはたらいてつり合(あ)っている。この2つの力(ちから)は作用(さよう)・反作用(はんさよう)の関係(かんけい)といえるか。いえない。どちらも本(ほん)という1つの物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)なので、これは力(ちから)のつり合(あ)いである。

手が壁を押す力=壁が手を押し返す力Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

力(ちから)は、物体(ぶったい)同士(どうし)がおよぼし合(あ)う相互(そうご)作用(さよう)。1つの物体(ぶったい)だけが一方(いっぽう)的(てき)に力(ちから)を受(う)けて、相手(あいて)は何(なに)も受(う)けないということは起(お)こらず、力(ちから)を加(くわ)えれば必(かなら)ず同(おな)じ大(おお)きさの力(ちから)を加(くわ)え返(かえ)される。

ローラースケートの例(れい)で、押(お)した人(ひと)だけが動(うご)いて押(お)された人(ひと)が動(うご)かないとすれば、押(お)された人(ひと)は力(ちから)を受(う)けていないことになってしまう。実際(じっさい)には両方(りょうほう)が動(うご)き出(だ)すので、力(ちから)は対(たい)になってはたらいていることが確(たし)かめられる。

力(ちから)のつり合(あ)いと作用(さよう)・反作用(はんさよう)はどちらも「同(おな)じ大(おお)きさ・反対(はんたい)向(む)きの2力(ちから)」という点(てん)が似(じ)ているため混同(こんどう)しやすいが、はたらく物体(ぶったい)に注目(ちゅうもく)すれば見分(みわ)けられる。同(おな)じ物体(ぶったい)にはたらく2力(ちから)ならつり合(あ)い、別々(べつべつ)の物体(ぶったい)にはたらく2力(ちから)なら作用(さよう)・反作用(はんさよう)である。

確認問題

問題 1 / 4作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)の説明(せつめい)として正(ただ)しいのはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

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https://manazoo.com/science/action-reaction-law/?from=print#quiz

  1. 作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)の説明(せつめい)として正(ただ)しいのはどれか。

    • ◯ 1つの物体(ぶったい)にはたらく2つの力(ちから)が、同(おな)じ大(おお)きさで反対(はんたい)向(む)きになっている状態(じょうたい)をいう
    • ◯ 物体(ぶったい)Aが物体(ぶったい)Bに力(ちから)を加(くわ)えると、物体(ぶったい)Bにはより大(おお)きな力(ちから)が生(う)まれる
    • ◯ 物体(ぶったい)Aが物体(ぶったい)Bに力(ちから)を加(くわ)えると、物体(ぶったい)Bも物体(ぶったい)Aに、同(おな)じ大(おお)きさで反対(はんたい)向(む)きの力(ちから)を同時(どうじ)に加(くわ)え返(かえ)す
    • ◯ 物体(ぶったい)Aが物体(ぶったい)Bに力(ちから)を加(くわ)えると、物体(ぶったい)Bはしばらくしてから物体(ぶったい)Aに力(ちから)を返(かえ)す

    正解:物体Aが物体Bに力を加えると、物体Bも物体Aに、同じ大きさで反対向きの力を同時に加え返す
    作用(さよう)・反作用(はんさよう)は、別々(べつべつ)の2つの物体(ぶったい)の間(あいだ)で、同(おな)じ大(おお)きさ・一直線上(いっちょくせんじょう)・反対(はんたい)向(む)きの力(ちから)が同時(どうじ)にはたらく関係(かんけい)。4つ目(め)は力(ちから)のつり合(あ)い(新しいタブで開きます)の説明(せつめい)。

  2. ローラースケートを履(は)いた2人(ふたり)が向(む)かい合(あ)って立(た)ち、1人(ひとり)がもう1人(ひとり)を押(お)すと、両方(りょうほう)とも反対(はんたい)向(む)きに動(うご)き出(だ)した。これはなぜか。

    • ◯ 押(お)した人(ひと)が、相手(あいて)から作用(さよう)と同(おな)じ大(おお)きさで反対(はんたい)向(む)きの反作用(はんさよう)を同時(どうじ)に受(う)けるから
    • ◯ ローラースケートの車輪(しゃりん)が力(ちから)を増幅(ぞうふく)するから
    • ◯ 押(お)された人(ひと)だけが力(ちから)を受(う)け、押(お)した人(ひと)は何(なに)も受(う)けないから
    • ◯ 押(お)した力(ちから)のほうが、押(お)し返(かえ)す力(ちから)より大(おお)きいから

    正解:押した人が、相手から作用と同じ大きさで反対向きの反作用を同時に受けるから
    押(お)した人(ひと)は相手(あいて)に作用(さよう)を加(くわ)えると同時(どうじ)に、相手(あいて)からも同(おな)じ大(おお)きさで反対(はんたい)向(む)きの反作用(はんさよう)を受(う)けるため、両方(りょうほう)とも動(うご)き出(だ)す。

  3. 机(つくえ)の上(うえ)に置(お)かれた本(ほん)にはたらく重力(じゅうりょく)と、机(つくえ)が本(ほん)を押(お)し返(かえ)す力(ちから)(垂直(すいちょく)抗力(こうりょく))がつり合(あ)っている。この2つの力(ちから)の関係(かんけい)はどれか。

    • ◯ 重力(じゅうりょく)だけにはたらく、作用(さよう)・反作用(はんさよう)
    • ◯ どちらの関係(かんけい)でもない
    • ◯ 本(ほん)と机(つくえ)という別々(べつべつ)の物体(ぶったい)にはたらく、作用(さよう)・反作用(はんさよう)
    • ◯ 本(ほん)という1つの物体(ぶったい)にはたらく、力(ちから)のつり合(あ)い

    正解:本という1つの物体にはたらく、力のつり合い
    重力(じゅうりょく)も垂直(すいちょく)抗力(こうりょく)も本(ほん)という1つの物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)なので、これは力(ちから)のつり合(あ)い。作用(さよう)・反作用(はんさよう)は別々(べつべつ)の2つの物体(ぶったい)にはたらく力(ちから)の組(くみ)。

  4. 壁(かべ)を手(て)で押(お)すと、手(て)には壁(かべ)を押(お)し返(かえ)す力(ちから)を感(かん)じる。手(て)が壁(かべ)に加(くわ)えた力(ちから)と、壁(かべ)が手(て)に加(くわ)え返(かえ)した力(ちから)の大(おお)きさの関係(かんけい)はどれか。

    • ◯ 壁(かべ)が手(て)に加(くわ)え返(かえ)す力(ちから)のほうが大(おお)きい
    • ◯ どちらか一方(いっぽう)にしか力(ちから)ははたらかない
    • ◯ 手(て)が壁(かべ)に加(くわ)える力(ちから)のほうが大(おお)きい
    • ◯ 同(おな)じ大(おお)きさで、向(む)きは反対(はんたい)

    正解:同じ大きさで、向きは反対
    作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく)により、手(て)が壁(かべ)に加(くわ)える力(ちから)(作用(さよう))と、壁(かべ)が手(て)に加(くわ)え返(かえ)す力(ちから)(反作用(はんさよう))は、同(おな)じ大(おお)きさで一直線上(いっちょくせんじょう)にあり、向(む)きが反対(はんたい)になる。

単元のポイント

  • 作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく) 力(ちから)は常(つね)に2つの物体(ぶったい)の間(あいだ)で対(たい)になる
  • 作用(さよう) AがBに加(くわ)える力(ちから)
  • 反作用(はんさよう) BがAに同時(どうじ)に返(かえ)す力(ちから)
  • 力(ちから)のつり合(あ)いとの違(ちが)い つり合(あ)いは同(おな)じ物体(ぶったい)、作用(さよう)反作用(はんさよう)は別(べつ)の物体(ぶったい)
問題を解く
単元のポイント
  • 作用(さよう)・反作用(はんさよう)の法則(ほうそく) 力(ちから)は常(つね)に2つの物体(ぶったい)の間(あいだ)で対(たい)になる
  • 作用(さよう) AがBに加(くわ)える力(ちから)
  • 反作用(はんさよう) BがAに同時(どうじ)に返(かえ)す力(ちから)
  • 力(ちから)のつり合(あ)いとの違(ちが)い つり合(あ)いは同(おな)じ物体(ぶったい)、作用(さよう)反作用(はんさよう)は別(べつ)の物体(ぶったい)