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生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)関係(かんけい)とつり合(あ)い

カワウソ先生草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)えたら、植物(しょくぶつ)と肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)はどうなる?順番(じゅんばん)に1つずつ追(お)いかけてね。

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  1. 生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)は、一般(いっぱん)に生産者(せいさんしゃ)(新しいタブで開きます)である植物(しょくぶつ)が最(もっと)も多(おお)く、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)と食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)ほど少(すく)ない。積(つ)み重(かさ)ねるとピラミッドの形(かたち)になる。
  2. 草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が一時(いちじ)的(てき)に増(ふ)えると、植物(しょくぶつ)が減(へ)って肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)え、そのあと草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)って、やがてもとのつり合(あ)いに戻(もど)る。
  3. 環境(かんきょう)が大(おお)きく変(か)わると、つり合(あ)いがもとに戻(もど)らないこともある。

詳しく

数量(すうりょう)ピラミッド

ある生態系(せいたいけい)の生物(せいぶつ)を、生産者(せいさんしゃ)、生産者(せいさんしゃ)を食(た)べる草食(そうしょく)動物(どうぶつ)、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)を食(た)べる肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)のように、食物連鎖(しょくもつれんさ)の段階(だんかい)ごとに分(わ)けて数量(すうりょう)を比(くら)べてみる。

一般(いっぱん)に、生産者(せいさんしゃ)である植物(しょくぶつ)が最(もっと)も多(おお)く、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)と食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)にいくほど数量(すうりょう)は少(すく)なくなる。段階(だんかい)ごとの数量(すうりょう)を下(した)から積(つ)み重(かさ)ねると、ピラミッドのような形(かたち)になるのだ。この図(ず)を数量(すうりょう)ピラミッドという。

肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が生(い)きていくには、たくさんの草食(そうしょく)動物(どうぶつ)を食(た)べる必要(ひつよう)がある。草食(そうしょく)動物(どうぶつ)も、たくさんの植物(しょくぶつ)を食(た)べて生(い)きている。食(た)べられる側(がわ)の生物(せいぶつ)が食(た)べる側(がわ)より多(おお)いことで、生態系(せいたいけい)のつり合(あ)いが保(たも)たれているといえる。

数量ピラミッドAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

数量(すうりょう)のつり合(あ)いがもとに戻(もど)るしくみ

何(なに)かの原因(げんいん)で、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が一時(いちじ)的(てき)に増(ふ)えたとする。すると、食(た)べられる植物(しょくぶつ)は減(へ)り、食物(しょくもつ)が増(ふ)えた肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)は増(ふ)えていく。

植物(しょくぶつ)が減(へ)って食物(しょくもつ)が足(た)りなくなり、さらに増(ふ)えた肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)にたくさん食(た)べられるため、やがて草食(そうしょく)動物(どうぶつ)は減少(げんしょう)する。草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)ると植物(しょくぶつ)は再(ふたた)び増(ふ)え、食物(しょくもつ)の減(へ)った肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)は減(へ)っていく。

こうして生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)は、増(ふ)えたり減(へ)ったりをくり返(かえ)しながら、やがてもとのつり合(あ)いのとれた状態(じょうたい)に戻(もど)る。このように、自然(しぜん)界(かい)では生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)のつり合(あ)いが保(たも)たれている。

つり合いがもとに戻るまでAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

つり合(あ)いが保(たも)たれる理由(りゆう)とくずれるとき

つり合(あ)いが保(たも)たれるのは、生物(せいぶつ)どうしが食物網(しょくもつもう)でつながっているからだ。ある生物(せいぶつ)が増(ふ)えすぎると、食物(しょくもつ)が足(た)りなくなったり、食(た)べられる量(りょう)が増(ふ)えたりして、増加(ぞうか)がおさえられる。

数量(すうりょう)の変化(へんか)が小(ちい)さく一時(いちじ)的(てき)なものであれば、つり合(あ)いはやがてもとに戻(もど)ることが多(おお)い。しかし、森林(しんりん)の伐採(ばっさい)や埋(う)め立(た)てのように環境(かんきょう)が大(おお)きく変(か)わったり、ある生物(せいぶつ)が大量(たいりょう)にとり除(のぞ)かれたりすると、もとに戻(もど)らないこともある。

生態系(せいたいけい)の生物(せいぶつ)は食物網(しょくもつもう)でつながっているため、1種類(しゅるい)の生物(せいぶつ)の増減(ぞうげん)が、直接(ちょくせつ)には食(た)べる・食(た)べられるの関係(かんけい)にない生物(せいぶつ)にまで影響(えいきょう)することもある。

確認問題

問題 1 / 4数量(すうりょう)ピラミッドで、最(もっと)も数量(すうりょう)が多(おお)く、いちばん下(した)の段(だん)にくる生物(せいぶつ)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/balance-in-ecosystems/?from=print#quiz

  1. 数量(すうりょう)ピラミッドで、最(もっと)も数量(すうりょう)が多(おお)く、いちばん下(した)の段(だん)にくる生物(せいぶつ)はどれか。

    • ◯ どの段(だん)も同(おな)じ数量(すうりょう)
    • ◯ 肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)
    • ◯ 生産者(せいさんしゃ)(植物(しょくぶつ))
    • ◯ 草食(そうしょく)動物(どうぶつ)

    正解:生産者(植物)
    一般(いっぱん)に、生産者(せいさんしゃ)(新しいタブで開きます)である植物(しょくぶつ)が最(もっと)も多(おお)く、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)と食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)ほど数量(すうりょう)は少(すく)なくなる。そのため生産者(せいさんしゃ)がいちばん下(した)の段(だん)にくる。

  2. つり合(あ)いのとれた生態系(せいたいけい)で草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が一時(いちじ)的(てき)に増(ふ)えた。このあとすぐに起(お)こる変化(へんか)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 植物(しょくぶつ)も肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)も変化(へんか)しない
    • ◯ 植物(しょくぶつ)も肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)も減(へ)る
    • ◯ 植物(しょくぶつ)が増(ふ)え、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)る
    • ◯ 植物(しょくぶつ)が減(へ)り、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える

    正解:植物が減り、肉食動物が増える
    草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)えると、食(た)べられる植物(しょくぶつ)は減(へ)る。一方(いっぽう)、食物(しょくもつ)が増(ふ)えた肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)は増(ふ)えていく。

  3. 草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が一時(いちじ)的(てき)に増(ふ)えてから、もとのつり合(あ)いに戻(もど)るまでの順(じゅん)に並(なら)べよ。

    • ( )草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)る
    • ( )植物(しょくぶつ)が減(へ)り、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える
    • ( )植物(しょくぶつ)が増(ふ)え、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)って、もとのつり合(あ)いに戻(もど)る
    • ( )草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が一時(いちじ)的(てき)に増(ふ)える

    正解:草食動物が一時的に増える → 植物が減り、肉食動物が増える → 草食動物が減る → 植物が増え、肉食動物が減って、もとのつり合いに戻る
    草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える→植物(しょくぶつ)が減(へ)り肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える→草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)る→植物(しょくぶつ)が増(ふ)え肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が減(へ)って、もとのつり合(あ)いに戻(もど)る。

  4. 食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)の生物(せいぶつ)ほど数量(すうりょう)が少(すく)ない理由(りゆう)として、最(もっと)も適切(てきせつ)なものはどれか。

    • ◯ 上位(じょうい)の生物(せいぶつ)は光合成(こうごうせい)で有機物(ゆうきぶつ)をつくるから
    • ◯ 食(た)べる側(がわ)の生物(せいぶつ)が生(い)きるには、たくさんの食(た)べられる側(がわ)の生物(せいぶつ)が必要(ひつよう)だから
    • ◯ 上位(じょうい)の生物(せいぶつ)は分解者(ぶんかいしゃ)に分解(ぶんかい)されないから
    • ◯ 上位(じょうい)の生物(せいぶつ)は食物(しょくもつ)をほとんど必要(ひつよう)としないから

    正解:食べる側の生物が生きるには、たくさんの食べられる側の生物が必要だから
    肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が生(い)きるにはたくさんの草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が、草食(そうしょく)動物(どうぶつ)が生(い)きるにはたくさんの植物(しょくぶつ)が必要(ひつよう)になる。そのため食(た)べられる側(がわ)ほど数量(すうりょう)が多(おお)く、上位(じょうい)ほど少(すく)なくなる。

単元のポイント

  • 数量(すうりょう)ピラミッド 生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)を食物連鎖(しょくもつれんさ)の段階(だんかい)ごとに積(つ)み重(かさ)ねた図(ず)。生産者(せいさんしゃ)がいちばん下(した)で最(もっと)も多(おお)い
  • 草食(そうしょく)動物(どうぶつ) 植物(しょくぶつ)を食(た)べる消費者(しょうひしゃ)。増(ふ)えると植物(しょくぶつ)が減(へ)り、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える
  • 肉食(にくしょく)動物(どうぶつ) 動物(どうぶつ)を食(た)べる消費者(しょうひしゃ)。食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)ほど数量(すうりょう)が少(すく)ない
  • 自然(しぜん)界(かい)のつり合(あ)い 数量(すうりょう)が一時(いちじ)的(てき)に増減(ぞうげん)しても、やがてもとに戻(もど)って保(たも)たれる状態(じょうたい)
問題を解く
単元のポイント
  • 数量(すうりょう)ピラミッド 生物(せいぶつ)の数量(すうりょう)を食物連鎖(しょくもつれんさ)の段階(だんかい)ごとに積(つ)み重(かさ)ねた図(ず)。生産者(せいさんしゃ)がいちばん下(した)で最(もっと)も多(おお)い
  • 草食(そうしょく)動物(どうぶつ) 植物(しょくぶつ)を食(た)べる消費者(しょうひしゃ)。増(ふ)えると植物(しょくぶつ)が減(へ)り、肉食(にくしょく)動物(どうぶつ)が増(ふ)える
  • 肉食(にくしょく)動物(どうぶつ) 動物(どうぶつ)を食(た)べる消費者(しょうひしゃ)。食物連鎖(しょくもつれんさ)の上位(じょうい)ほど数量(すうりょう)が少(すく)ない
  • 自然(しぜん)界(かい)のつり合(あ)い 数量(すうりょう)が一時(いちじ)的(てき)に増減(ぞうげん)しても、やがてもとに戻(もど)って保(たも)たれる状態(じょうたい)