生産者と消費者
カワウソ先生食物連鎖の矢印は「食べられる生物→食べる生物」。向きをまちがえないでね。
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- 植物や植物プランクトンのように光合成(新しいタブで開きます)で無機物(新しいタブで開きます)から有機物をつくる生物を生産者、ほかの生物を食べて有機物を取り入れる生物を消費者という。
- 生物どうしの「食べる・食べられる」のつながりを食物連鎖といい、草→バッタ→カエルのように、食べられる生物から食べる生物へ矢印でつなぐ。
- 実際の生態系では、多くの食物連鎖が網の目のようにからみ合っている。これを食物網という。
詳しく
生態系と生産者・消費者
ある地域にすむ生物と、それをとりまく水・空気・土・光などの環境を、1つのまとまりとしてとらえたものを生態系という。森林・草原・池・海など、さまざまな大きさの生態系がある。
植物は光合成によって、二酸化炭素(新しいタブで開きます)と水という無機物から、デンプンなどの有機物をつくり出す。このように無機物から有機物をつくる生物を生産者とよぶ。水中では、ケイソウのように光合成をする小さな生物(植物プランクトン)も生産者にあたる。
動物は自分で有機物をつくれないため、植物やほかの動物を食べて有機物を取り入れなければならない。このような生物を消費者といい、植物を食べる草食動物も、動物を食べる肉食動物も消費者に含まれる。
食物連鎖と矢印の向き
生物どうしの「食べる・食べられる」の関係によるつながりを食物連鎖という。たとえば草原では、草をバッタが食べ、バッタをカエルが食べ、カエルをヘビが食べるというつながりが見られる。
食物連鎖を図に表すときは、食べられる生物から食べる生物へ矢印をかく。草→バッタ→カエル→ヘビのように、矢印は有機物(栄養)が移っていく向きを表している。
池や海にも食物連鎖がある。海では、植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、それを小さな魚が、さらにその小さな魚を大きな魚が食べている。どの食物連鎖も、出発点は光合成をする生産者だ。
食物連鎖が網の目になる理由
1種類の動物が食べる生物は、1種類とは限らない。たとえばカエルはバッタのほかにクモも食べ、カエルを食べるのはヘビだけでなく、タカなどの鳥のこともある。
そのため、実際の生態系では多くの食物連鎖が枝分かれしたりつながったりして、網の目のようにからみ合っている。これを食物網という。
生態系の中の有機物は、もとをたどるとすべて生産者が光合成でつくったものである。消費者は、生産者がつくった有機物に直接または間接に頼って生きているのだ。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/producers-and-consumers/?from=print#quiz
生態系の中で、生産者にあたる生物はどれか。
- ◯ カエル
- ◯ バッタ
- ◯ ミミズ
- ◯ イネ
正解:イネ
生産者は、光合成(新しいタブで開きます)によって無機物(新しいタブで開きます)から有機物をつくる生物である。イネは植物なので生産者にあたり、バッタ・カエル・ミミズは有機物を食べて取り入れる側である。食物連鎖を矢印で表したものとして正しいものはどれか。
- ◯ 草→バッタ→カエル→ヘビ
- ◯ ヘビ→カエル→バッタ→草
- ◯ カエル→ヘビ→草→バッタ
- ◯ バッタ→草→ヘビ→カエル
正解:草→バッタ→カエル→ヘビ
食物連鎖の矢印は、食べられる生物から食べる生物へ向けてかく。草をバッタが食べ、バッタをカエルが、カエルをヘビが食べるので、草→バッタ→カエル→ヘビとなる。海の食物連鎖になるように、食べられる生物から食べる生物の順に並べよ。
- ( )小さな魚
- ( )大きな魚
- ( )植物プランクトン
- ( )動物プランクトン
正解:植物プランクトン → 動物プランクトン → 小さな魚 → 大きな魚
出発点は光合成をする生産者の植物プランクトンで、植物プランクトン→動物プランクトン→小さな魚→大きな魚の順につながる。生態系の中で、多くの食物連鎖が網の目のようにからみ合ったつながりを何というか。
- ◯ 光合成
- ◯ 数量ピラミッド
- ◯ 食物網
- ◯ 生態系
正解:食物網
1種類の動物がいろいろな生物を食べ、いろいろな生物に食べられるため、食物連鎖は網の目のようにからみ合う。これを食物網という。
単元のポイント
- 生態系 生物と、それをとりまく水・空気・土などの環境を1つのまとまりとしてとらえたもの
- 生産者 光合成で無機物から有機物をつくる生物(植物・植物プランクトンなど)
- 消費者 ほかの生物を食べて有機物を取り入れる生物(草食動物・肉食動物など)
- 食物網 多くの食物連鎖が網の目のようにからみ合ったつながり