生物の分類の仕方
カワウソ先生観点を変えればグループの中身も変わる。検索表は最初の質問から順にたどるのがコツだよ。
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- 生物を分類するときは、何に注目するか(観点)と、どこで分ける(基準)かを先に決める。
- 観点を変えると、同じ生物の集まりでもグループの分け方が変わる。
- 分類表は特徴を表に整理したもの、検索表は「はい・いいえ」の質問を順にたどって名前にたどりつく図。
詳しく
ポイント
生物を分類するときは、何に注目するか(観点)と、どこで分けるか(基準)を先に決める。観点が変わると、同じ生物の集まりでも分け方は変わってくるのだ。
例えば、校庭で見つけた生物を「動くかどうか」という観点で分けると動物と植物に近い分け方になる。「色」という観点で分けると、緑色のものとそうでないものに分かれ、グループの中身が変わる。
観点と基準をはっきり決めて記録しておくと、あとで同じ分け方を再現したり、ほかの人が調べた結果と比べたりできる。
分類表・検索表の使い方
分類表は、観点を列に、生物を行に並べて、特徴を○×などで整理した表。表にすると、どの生物とどの生物が似ているかが一目でわかる。
検索表は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を順にたどり、最後に生物の名前(またはグループ名)にたどりつく図。1つの質問は必ず2つの答えに分かれる。
検索表を使うときは、必ず最初の質問から順にたどる。途中の質問を飛ばしたり、2つの答えを同時に選んだりすると、正しい名前にたどりつけない。
なぜそうなるか
観点を変えると分け方が変わるのは、生物が色・形・呼吸のしかた・育ち方など、たくさんの特徴を同時に持っているため。1つの特徴だけを基準にすれば、その特徴でグループが決まる。
検索表の質問を「はい・いいえ」の2択にするのは、答えがどちらか一方にはっきり決まる特徴を基準に選ぶため。「大きい・小さい」のようにあいまいな基準だと、人によって答えが変わってしまう。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/classification-criteria/?from=print#quiz
生物を分類するときの「観点」とは何か。
- ◯ 観察に使う道具の種類
- ◯ 生物の名前がわかる検索表
- ◯ グループを分ける境目の数値
- ◯ 分類するときに注目する特徴
正解:分類するときに注目する特徴
観点は分類するときに注目する特徴(例:色、形、呼吸のしかた)のこと。観点の中でグループを分ける境目を基準という。分類表を使うと何がわかりやすくなるか。
- ◯ どの生物とどの生物が似ているか
- ◯ 生物の重さや大きさの正確な値
- ◯ 生物が生きられる年数
- ◯ 生物の名前の由来
正解:どの生物とどの生物が似ているか
分類表は観点ごとの特徴を生物を並べて整理した表で、どの生物とどの生物が似ているかが一目でわかる。検索表を使うときの正しいたどり方はどれか。
- ◯ 好きな質問から始めて、途中の質問は飛ばしてよい
- ◯ 最初の質問から順に「はい・いいえ」をたどる
- ◯ 「はい」と「いいえ」を両方選んで確かめる
- ◯ 最後の質問から逆にたどる
正解:最初の質問から順に「はい・いいえ」をたどる
検索表は必ず最初の質問から順にたどる。途中を飛ばしたり両方の答えを選んだりすると、正しい名前にたどりつけない。同じ生物の集まりでも、観点を変えると分け方が変わるのはなぜか。
- ◯ 基準を決めると生物の名前が消えるから
- ◯ 生物の数がいつも変わるから
- ◯ 観点を変えると生物そのものの形が変わるから
- ◯ 生物は色・形・呼吸のしかたなど、多くの特徴を同時に持っているから
正解:生物は色・形・呼吸のしかたなど、多くの特徴を同時に持っているから
生物はたくさんの特徴を同時に持っているため、1つの特徴だけを基準にすれば、その特徴でグループの分け方が決まる。
単元のポイント
- 観点 分類するときに注目する特徴(例:色、形、呼吸のしかた)
- 基準 観点の中で、グループを分ける境目(例:背骨があるかないか)
- 分類表 観点ごとの特徴を、生物を並べて整理した表
- 検索表 「はい・いいえ」の質問を順にたどり、生物の名前やグループを決める図