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花(はな)のつくり

カワウソ先生花(はな)の中心(ちゅうしん)から外側(そとがわ)へ、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がくの順(じゅん)。中心(ちゅうしん)に近(ちか)いほど「種子(しゅし)をつくる仕事(しごと)」に近(ちか)いんだよ。

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  1. 花(はな)は中心(ちゅうしん)から、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がくの順(じゅん)にできている。めしべは柱頭(ちゅうとう)・花柱(かちゅう)・子房(しぼう)の3部分(ぶぶん)からなる。
  2. めしべの子房(しぼう)の中(なか)には胚珠(はいしゅ)があり、受粉(じゅふん)すると子房(しぼう)は果実(かじつ)に、胚珠(はいしゅ)は種子(しゅし)になる。
  3. 胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)の中(なか)にある植物(しょくぶつ)を被子植物(ひししょくぶつ)、子房(しぼう)がなく胚珠(はいしゅ)がむき出(だ)しの植物(しょくぶつ)を裸子植物(らししょくぶつ)という。

詳しく

ポイント

花(はな)は中心(ちゅうしん)から外側(そとがわ)に向(む)かって、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がく(がく片(へん))の順(じゅん)にできている。アブラナなどの花(はな)をばらしていくと、この順(じゅん)に部品(ぶひん)が並(なら)ぶ。

めしべは先端(せんたん)の柱頭(ちゅうとう)、それを支(ささ)える花柱(かちゅう)、根(ね)もとのふくらんだ子房(しぼう)の3部分(ぶぶん)からなる。子房(しぼう)の中(なか)には小(ちい)さな粒状(りゅうじょう)の胚珠(はいしゅ)がいくつも入(はい)っている。

おしべの先(さき)には花粉(かふん)が入(はい)った小(ちい)さな袋(ふくろ)(やく)がつく。花粉(かふん)が柱頭(ちゅうとう)につく(受粉(じゅふん)する)と、やがて子房(しぼう)は果実(かじつ)に、子房(しぼう)の中(なか)の胚珠(はいしゅ)は種子(しゅし)になる。

花は中心から、めしべ・おしべ・花弁・がくの順Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

被子植物(ひししょくぶつ)と裸子植物(らししょくぶつ)

アブラナやエンドウのように、胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)の中(なか)に包(つつ)まれている植物(しょくぶつ)を被子植物(ひししょくぶつ)という。中学校(ちゅうがっこう)で観察(かんさつ)する花(はな)のほとんどはこちらにあたる。

マツの花(はな)には子房(しぼう)がなく、雌花(めばな)のりん片(へん)にむき出(だ)しの胚珠(はいしゅ)がついている。このように胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)に包(つつ)まれていない植物(しょくぶつ)を裸子植物(らししょくぶつ)という。

裸子植物(らししょくぶつ)は子房(しぼう)を持(も)たないため、受粉後(じゅふんご)に胚珠(はいしゅ)が種子(しゅし)になっても、それを包(つつ)む果実(かじつ)はできない。マツの「松(まつ)ぼっくり」は、りん片(へん)が木質(もくしつ)化(か)したもので果実(かじつ)ではない。

胚珠が子房の中にあるかどうかで分かれるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

めしべとおしべは、種子(しゅし)をつくるための受粉(じゅふん)に直接(ちょくせつ)かかわる部分(ぶぶん)。花弁(かべん)とがくは、その外側(そとがわ)で中(なか)のめしべ・おしべを守(まも)ったり、目立(めだ)つ色(いろ)で虫(むし)を呼(よ)び寄(よ)せたりする役目(やくめ)を持(も)つ。

子房(しぼう)が胚珠(はいしゅ)を包(つつ)んでいると、胚珠(はいしゅ)は乾燥(かんそう)や虫(むし)の害(がい)から守(まも)られ、受粉後(じゅふんご)は子房(しぼう)ごと果実(かじつ)として成長(せいちょう)できる。被子植物(ひししょくぶつ)に果実(かじつ)ができるのは、この「包(つつ)む」つくりがあるから。

裸子植物(らししょくぶつ)は子房(しぼう)というつくりを持(も)たないため、胚珠(はいしゅ)がそのまま外気(がいき)にさらされた状態(じょうたい)で種子(しゅし)になる。花(はな)びらも目立(めだ)たないものが多(おお)く、虫(むし)ではなく風(かぜ)によって花粉(かふん)が運(はこ)ばれる種類(しゅるい)が多(おお)い。

確認問題

問題 1 / 4アブラナの花(はな)を中心(ちゅうしん)から外側(そとがわ)へ向(む)かって並(なら)べたとき、正(ただ)しい順番(じゅんばん)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/flower-structure/?from=print#quiz

  1. アブラナの花(はな)を中心(ちゅうしん)から外側(そとがわ)へ向(む)かって並(なら)べたとき、正(ただ)しい順番(じゅんばん)はどれか。

    • ◯ めしべ → おしべ → 花弁(かべん) → がく
    • ◯ 花弁(かべん) → がく → めしべ → おしべ
    • ◯ がく → 花弁(かべん) → おしべ → めしべ
    • ◯ おしべ → めしべ → がく → 花弁(かべん)

    正解:めしべ → おしべ → 花弁 → がく
    花(はな)は中心(ちゅうしん)から、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がくの順(じゅん)にできている。

  2. めしべを構成(こうせい)する3つの部分(ぶぶん)の組(く)み合(あ)わせとして正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 柱頭(ちゅうとう)・花(はな)糸(いと)・胚珠(はいしゅ)
    • ◯ 花弁(かべん)・がく・やく
    • ◯ 花(はな)糸(いと)・やく・花粉(かふん)
    • ◯ 柱頭(ちゅうとう)・花柱(かちゅう)・子房(しぼう)

    正解:柱頭・花柱・子房
    めしべは、先端(せんたん)の柱頭(ちゅうとう)、それを支(ささ)える花柱(かちゅう)、根(ね)もとの子房(しぼう)の3部分(ぶぶん)からなる。

  3. 被子植物(ひししょくぶつ)で、受粉後(じゅふんご)に胚珠(はいしゅ)と子房(しぼう)はそれぞれ何(なに)になるか。

    • ◯ 胚珠(はいしゅ)と子房(しぼう)はどちらも種子(しゅし)になる
    • ◯ 胚珠(はいしゅ)は種子(しゅし)に、子房(しぼう)は果実(かじつ)になる
    • ◯ 胚珠(はいしゅ)と子房(しぼう)はどちらも果実(かじつ)になる
    • ◯ 胚珠(はいしゅ)は果実(かじつ)に、子房(しぼう)は種子(しゅし)になる

    正解:胚珠は種子に、子房は果実になる
    被子植物(ひししょくぶつ)では、子房(しぼう)の中(なか)の胚珠(はいしゅ)が種子(しゅし)になり、子房(しぼう)そのものは果実(かじつ)になる。

  4. マツのように、子房(しぼう)がなく胚珠(はいしゅ)がむき出(だ)しになっている植物(しょくぶつ)を何(なん)というか。

    • ◯ 被子植物(ひししょくぶつ)
    • ◯ 裸子植物(らししょくぶつ)
    • ◯ コケ植物(しょくぶつ)
    • ◯ シダ植物(しょくぶつ)

    正解:裸子植物
    マツなどは子房(しぼう)を持(も)たず、胚珠(はいしゅ)がむき出(だ)しになっている裸子植物(らししょくぶつ)。受粉後(じゅふんご)も果実(かじつ)はできない。

単元のポイント

  • 花(はな)のつくり 中心(ちゅうしん)から、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がくの順(じゅん)
  • めしべ 柱頭(ちゅうとう)・花柱(かちゅう)・子房(しぼう)の3部分(ぶぶん)。子房(しぼう)の中(なか)に胚珠(はいしゅ)がある
  • 被子植物(ひししょくぶつ) 胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)の中(なか)にある。受粉後(じゅふんご)、子房(しぼう)→果実(かじつ)、胚珠(はいしゅ)→種子(しゅし)
  • 裸子植物(らししょくぶつ) 子房(しぼう)がなく、胚珠(はいしゅ)がむき出(だ)し。果実(かじつ)はできない
問題を解く
単元のポイント
  • 花(はな)のつくり 中心(ちゅうしん)から、めしべ・おしべ・花弁(かべん)・がくの順(じゅん)
  • めしべ 柱頭(ちゅうとう)・花柱(かちゅう)・子房(しぼう)の3部分(ぶぶん)。子房(しぼう)の中(なか)に胚珠(はいしゅ)がある
  • 被子植物(ひししょくぶつ) 胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)の中(なか)にある。受粉後(じゅふんご)、子房(しぼう)→果実(かじつ)、胚珠(はいしゅ)→種子(しゅし)
  • 裸子植物(らししょくぶつ) 子房(しぼう)がなく、胚珠(はいしゅ)がむき出(だ)し。果実(かじつ)はできない