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太陽(たいよう)の日周運動(にっしゅううんどう)

カワウソ先生太陽(たいよう)は東(ひがし)からのぼって、南(みなみ)の空(そら)でいちばん高(たか)くなり、西(にし)にしずむ。透明半球(とうめいはんきゅう)の記録(きろく)では、点(てん)の間隔(かんかく)が等(ひと)しいことに注目(ちゅうもく)してね。

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  1. 観測者(かんそくしゃ)を中心(ちゅうしん)とした大(おお)きな球(きゅう)の天井(てんじょう)に天体(てんたい)が張(は)りついているように見立(みた)てたものを天球(てんきゅう)という。観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)の点(てん)が天頂(てんちょう)である。
  2. 太陽(たいよう)は東(ひがし)の地平線(ちへいせん)からのぼり、南(みなみ)の空(そら)で最(もっと)も高(たか)くなって、西(にし)の地平線(ちへいせん)にしずむ。この1日(ついたち)の見(み)かけの動(うご)きを太陽(たいよう)の日周運動(にっしゅううんどう)という。
  3. 太陽(たいよう)が真(ま)南(みなみ)にきて最(もっと)も高(たか)くなることを南中(なんちゅう)といい、そのときの地平線(ちへいせん)からの角度(かくど)を南中高度(なんちゅうこうど)という。

詳しく

天球(てんきゅう)と太陽(たいよう)の動(うご)き

空(そら)を見上(みあ)げると、天体(てんたい)は観測者(かんそくしゃ)を中心(ちゅうしん)とした大(おお)きな丸(まる)い天井(てんじょう)にはりついているように見(み)える。この見(み)かけの球面(きゅうめん)を天球(てんきゅう)といい、観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる点(てん)を天頂(てんちょう)とよぶ。

太陽(たいよう)は朝(ちょう)、東(ひがし)の地平線(ちへいせん)からのぼり、昼(ひる)ごろに南(みなみ)の空(そら)で最(もっと)も高(たか)くなって、夕方(ゆうがた)には西(にし)の地平線(ちへいせん)にしずんでいく。このように、太陽(たいよう)が1日(ついたち)の間(ま)に天球上(てんきゅうじょう)を東(ひがし)から西(にし)へ動(うご)いて見(み)えることを太陽(たいよう)の日周運動(にっしゅううんどう)という。

太陽(たいよう)が真(ま)南(みなみ)にきて最(もっと)も高(たか)くなることを南中(なんちゅう)といい、南中(なんちゅう)したときの太陽(たいよう)と地平線(ちへいせん)との間(ま)の角度(かくど)を南中高度(なんちゅうこうど)という。南中(なんちゅう)する時刻(じこく)は、日本(にっぽん)ではおよそ正午(しょうご)ごろだ。

天球と太陽の通り道Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

透明半球(とうめいはんきゅう)で太陽(たいよう)の動(うご)きを記録(きろく)する

太陽(たいよう)の動(うご)きは透明半球(とうめいはんきゅう)を使(つか)って記録(きろく)できる。厚紙(あつがみ)に透明半球(とうめいはんきゅう)と同(おな)じ大(おお)きさの円(えん)をかき、中心(ちゅうしん)に印(しるし)をつけて方位(ほうい)を合(あ)わせ、日当(ひあ)たりのよい水平(すいへい)な場所(ばしょ)に固定(こてい)する。

一定(いってい)の時間(じかん)ごとに、ペンの先(さき)の影(かげ)が円(えん)の中心(ちゅうしん)に重(かさ)なる位置(いち)を探(さが)して、透明半球(とうめいはんきゅう)の上(うえ)に点(てん)を打(う)つ。点(てん)の位置(いち)が、その時刻(じこく)に観測者(かんそくしゃ)から見(み)た太陽(たいよう)の方向(ほうこう)を表(あらわ)している。

打(う)った点(てん)をなめらかな線(せん)で結(むす)び、その線(せん)を透明半球(とうめいはんきゅう)のふちまでのばすと、ふちと交(まじ)わる点(てん)がそれぞれ日(ひ)の出(で)と日(ひ)の入(い)りの位置(いち)になる。

透明半球での記録Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

記録(きろく)からわかること

1時間(じかん)ごとに打(う)った点(てん)の間隔(かんかく)を測(はか)ると、どこでもほぼ等(ひと)しくなる。これは、太陽(たいよう)が天球上(てんきゅうじょう)を一定(いってい)の速(はや)さで動(うご)いて見(み)えることを表(あらわ)しているのだ。

たとえば1時間(じかん)ごとの点(てん)の間隔(かんかく)が2.4cmで、ある点(てん)から日(ひ)の入(い)りの位置(いち)までが12cmあったとすると、12÷2.4=5より、その点(てん)の時刻(じこく)から5時間後(じかんご)が日(ひ)の入(い)りの時刻(じこく)と求(もと)められる。

太陽(たいよう)が天球上(てんきゅうじょう)を動(うご)いて見(み)えるのは、太陽(たいよう)が実際(じっさい)に動(うご)いているからではない。地球(ちきゅう)が西(にし)から東(ひがし)へ自転(じてん)(新しいタブで開きます)しているために、地球上(ちきゅうじょう)から見(み)ると太陽(たいよう)が東(ひがし)から西(にし)へ動(うご)くように見(み)えるのであり、これを見(み)かけの動(うご)きという。

確認問題

問題 1 / 4天球上(てんきゅうじょう)で、観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる点(てん)を何(なん)というか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/diurnal-motion-of-the-sun/?from=print#quiz

  1. 天球上(てんきゅうじょう)で、観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる点(てん)を何(なん)というか。

    • ◯ 地平線(ちへいせん)
    • ◯ 北極星(ほっきょくせい)
    • ◯ 天頂(てんちょう)
    • ◯ 南中(なんちゅう)

    正解:天頂
    観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる天球上(てんきゅうじょう)の点(てん)を天頂(てんちょう)という。天球(てんきゅう)は、観測者(かんそくしゃ)を中心(ちゅうしん)にした見(み)かけの大(おお)きな球(きゅう)である。

  2. 太陽(たいよう)が真(ま)南(みなみ)にきて最(もっと)も高(たか)くなったときの、太陽(たいよう)と地平線(ちへいせん)との間(ま)の角度(かくど)を何(なん)というか。

    • ◯ 地軸(ちじく)の傾(かたむ)き
    • ◯ 天頂(てんちょう)距離(きょり)
    • ◯ 南中高度(なんちゅうこうど)
    • ◯ 緯度(いど)

    正解:南中高度
    太陽(たいよう)が真(ま)南(みなみ)にきて最(もっと)も高(たか)くなることを南中(なんちゅう)といい、そのときの地平線(ちへいせん)からの角度(かくど)を南中高度(なんちゅうこうど)という。

  3. 透明半球(とうめいはんきゅう)に1時間(じかん)ごとに打(う)った太陽(たいよう)の位置(いち)の点(てん)の間隔(かんかく)が、どこでもほぼ等(ひと)しかった。このことから何(なに)がわかるか。

    • ◯ 太陽(たいよう)は南中(なんちゅう)のころだけ速(はや)く動(うご)く
    • ◯ 太陽(たいよう)が天球上(てんきゅうじょう)を一定(いってい)の速(はや)さで動(うご)いて見(み)える
    • ◯ 太陽(たいよう)は朝(ちょう)と夕方(ゆうがた)に速(はや)く動(うご)く
    • ◯ 太陽(たいよう)はほとんど動(うご)かない

    正解:太陽が天球上を一定の速さで動いて見える
    一定(いってい)時間(じかん)ごとの点(てん)の間隔(かんかく)が等(ひと)しいことは、太陽(たいよう)が天球上(てんきゅうじょう)を一定(いってい)の速(はや)さで動(うご)いて見(み)えることを表(あらわ)している。

  4. 透明半球(とうめいはんきゅう)で、1時間(じかん)ごとの点(てん)の間隔(かんかく)は2.4cmだった。午後(ごご)2時(じ)の点(てん)から日(ひ)の入(い)りの位置(いち)までは7.2cmあった。日(ひ)の入(い)りの時刻(じこく)は何時(なんじ)か。

    • ◯ 午後(ごご)7時(じ)
    • ◯ 午後(ごご)5時(じ)
    • ◯ 午後(ごご)6時(じ)
    • ◯ 午後(ごご)4時(じ)

    正解:午後5時
    7.2÷2.4=3より、午後(ごご)2時(じ)の3時間後(じかんご)が日(ひ)の入(い)りなので、午後(ごご)5時(とき)になる。

単元のポイント

  • 天球(てんきゅう) 観測者(かんそくしゃ)を中心(ちゅうしん)にした、天体(てんたい)が張(は)りついて見(み)える大(おお)きな球(きゅう)
  • 天頂(てんちょう) 天球上(てんきゅうじょう)で、観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる点(てん)
  • 南中(なんちゅう) 天体(てんたい)が真(ま)南(みなみ)の空(そら)にきて、最(もっと)も高(たか)くなること
  • 南中高度(なんちゅうこうど) 南中(なんちゅう)したときの、天体(てんたい)と地平線(ちへいせん)との間(ま)の角度(かくど)
問題を解く
単元のポイント
  • 天球(てんきゅう) 観測者(かんそくしゃ)を中心(ちゅうしん)にした、天体(てんたい)が張(は)りついて見(み)える大(おお)きな球(きゅう)
  • 天頂(てんちょう) 天球上(てんきゅうじょう)で、観測者(かんそくしゃ)の真上(まうえ)にあたる点(てん)
  • 南中(なんちゅう) 天体(てんたい)が真(ま)南(みなみ)の空(そら)にきて、最(もっと)も高(たか)くなること
  • 南中高度(なんちゅうこうど) 南中(なんちゅう)したときの、天体(てんたい)と地平線(ちへいせん)との間(ま)の角度(かくど)