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生物(せいぶつ)の進化(しんか)

カワウソ先生進化(しんか)の手(て)がかりは2つ。化石(かせき)からわかる出現(しゅつげん)の順番(じゅんばん)と、今(いま)の生物(せいぶつ)のからだに残(のこ)る共通(きょうつう)点(てん)だよ。シソチョウと相同器官(そうどうきかん)をセットで覚(おぼ)えよう。

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  1. 生物(せいぶつ)が長(なが)い年月(ねんげつ)をかけて世代(せだい)を重(かさ)ねる間(ま)に、形質(けいしつ)(新しいタブで開きます)が変化(へんか)していくことを進化(しんか)という。
  2. 化石(かせき)から、脊椎動物(せきついどうぶつ)(新しいタブで開きます)は魚類(ぎょるい)・両生類(りょうせいるい)・ハ虫(ちゅう)類(るい)・哺乳類(ほにゅうるい)・鳥類(ちょうるい)の順(じゅん)に地球上(ちきゅうじょう)に現(あらわ)れたと考(かんが)えられている。シソチョウはハ虫(ちゅう)類(るい)と鳥類(ちょうるい)の両方(りょうほう)の特徴(とくちょう)をもつ。
  3. 形(かたち)やはたらきは違(ちが)っても、基本(きほん)的(てき)なつくりが同(おな)じで、もとは同(おな)じ器官(きかん)だったと考(かんが)えられるものを相同器官(そうどうきかん)という。

詳しく

進化(しんか)とは

地球上(ちきゅうじょう)の生物(せいぶつ)は、はじめから今(いま)の姿(すがた)だったわけではない。生物(せいぶつ)が長(なが)い年月(ねんげつ)をかけて世代(せだい)を重(かさ)ねる間(ま)に、その形質(けいしつ)が変化(へんか)していくことを進化(しんか)という。

遺伝子(いでんし)は親(おや)から子(こ)へ受(う)け継(つ)がれるが、まれに変化(へんか)することがある。遺伝子(いでんし)の変化(へんか)によって生(しょう)じた形質(けいしつ)のうち、生活(せいかつ)する環境(かんきょう)に合(あ)ったものが子孫(しそん)に多(おお)く残(のこ)っていくことで、生物(せいぶつ)は少(すこ)しずつ姿(すがた)を変(か)えてきたと考(かんが)えられている。

現在(げんざい)の地球(ちきゅう)に、からだのつくりや生活(せいかつ)のしかたが異(こと)なる多様(たよう)な生物(せいぶつ)が見(み)られるのは、長(なが)い時間(じかん)をかけた進化(しんか)の結果(けっか)だ。

化石(かせき)からわかる脊椎動物(せきついどうぶつ)の進化(しんか)

地層(ちそう)から見(み)つかる化石(かせき)の年代(ねんだい)を調(しら)べると、脊椎動物(せきついどうぶつ)のなかで最初(さいしょ)に現(あらわ)れたのは魚類(ぎょるい)で、その後(ご)両生類(りょうせいるい)、ハ虫(ちゅう)類(るい)の順(じゅん)に現(あらわ)れたことがわかる。続(つづ)いて哺乳類(ほにゅうるい)が、少(すこ)しおくれて鳥類(ちょうるい)が現(あらわ)れた。

水中(すいちゅう)で生活(せいかつ)する魚類(ぎょるい)から、水中(すいちゅう)と陸上(りくじょう)の両方(りょうほう)で生活(せいかつ)する両生類(りょうせいるい)、陸上(りくじょう)の乾燥(かんそう)にたえられるハ虫(ちゅう)類(るい)へと、生活(せいかつ)の場(ば)が水中(すいちゅう)から陸上(りくじょう)へ広(ひろ)がっていったと考(かんが)えられている。

ドイツで化石(かせき)が見(み)つかったシソチョウ(始祖鳥(しそちょう))は、羽毛(うもう)や翼(つばさ)といった鳥類(ちょうるい)の特徴(とくちょう)と、口(くち)の歯(は)や爪(つめ)のある指(ゆび)、骨(ほね)のある長(なが)い尾(お)などハ虫(ちゅう)類(るい)の特徴(とくちょう)をあわせもっていた。鳥類(ちょうるい)がハ虫(ちゅう)類(るい)から進化(しんか)したことを示(しめ)す手(て)がかりの1つとされている。

脊椎動物が現れた順番Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

相同器官(そうどうきかん)は共通(きょうつう)の祖先(そせん)の手(て)がかり

ヒトのうで、クジラの胸(むね)びれ、コウモリの翼(つばさ)は、形(かたち)もはたらきもまったく違(ちが)っている。ところが骨格(こっかく)を比(くら)べると、つけ根(ね)に1本(ほん)の骨(ほね)、その先(さき)に2本(ほん)の骨(ほね)、さらに手首(てくび)と指(ゆび)の骨(ほね)が続(つづ)くという基本(きほん)のつくりが共通(きょうつう)しているのだ。

このように、形(かたち)やはたらきは異(こと)なっていても基本(きほん)的(てき)なつくりが同(おな)じで、もとは同(おな)じ器官(きかん)だったと考(かんが)えられるものを相同器官(そうどうきかん)という。

相同器官(そうどうきかん)があることは、これらの動物(どうぶつ)が共通(きょうつう)の祖先(そせん)から進化(しんか)し、それぞれの生活(せいかつ)のしかたに合(あ)った形(かたち)に変化(へんか)してきたことを示(しめ)している。ヘビやクジラの体内(たいない)に後(うし)ろあしの骨(ほね)のなごりが見(み)られることも、進化(しんか)の証拠(しょうこ)の1つだ。

相同器官(前あしの骨格の比較)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4生物(せいぶつ)が長(なが)い年月(ねんげつ)をかけて世代(せだい)を重(かさ)ねる間(ま)に、形質(けいしつ)が変化(へんか)していくことを何(なん)というか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/evolution/?from=print#quiz

  1. 生物(せいぶつ)が長(なが)い年月(ねんげつ)をかけて世代(せだい)を重(かさ)ねる間(ま)に、形質(けいしつ)が変化(へんか)していくことを何(なん)というか。

    • ◯ 進化(しんか)
    • ◯ 成長(せいちょう)
    • ◯ 遺伝(いでん)
    • ◯ 発生(はっせい)

    正解:進化
    長(なが)い年月(ねんげつ)の間(ま)に世代(せだい)を重(かさ)ねて生物(せいぶつ)の形質(けいしつ)(新しいタブで開きます)が変化(へんか)することを進化(しんか)という。

  2. 化石(かせき)から考(かんが)えると、脊椎動物(せきついどうぶつ)のなかで最初(さいしょ)に地球上(ちきゅうじょう)に現(あらわ)れたなかまはどれか。

    • ◯ 魚類(ぎょるい)
    • ◯ 哺乳類(ほにゅうるい)
    • ◯ 鳥類(ちょうるい)
    • ◯ 両生類(りょうせいるい)

    正解:魚類
    脊椎動物(せきついどうぶつ)(新しいタブで開きます)は、魚類(ぎょるい)・両生類(りょうせいるい)・ハ虫(ちゅう)類(るい)・哺乳類(ほにゅうるい)・鳥類(ちょうるい)の順(じゅん)に現(あらわ)れたと考(かんが)えられている。最初(さいしょ)に現(あらわ)れたのは魚類(ぎょるい)である。

  3. シソチョウ(始祖鳥(しそちょう))は、どのなかまとどのなかまの特徴(とくちょう)をあわせもっているか。

    • ◯ 鳥類(ちょうるい)と哺乳類(ほにゅうるい)
    • ◯ ハ虫(ちゅう)類(るい)と鳥類(ちょうるい)
    • ◯ 両生類(りょうせいるい)と哺乳類(ほにゅうるい)
    • ◯ 魚類(ぎょるい)と両生類(りょうせいるい)

    正解:ハ虫類と鳥類
    シソチョウは羽毛(うもう)や翼(つばさ)といった鳥類(ちょうるい)の特徴(とくちょう)と、口(くち)の歯(は)や爪(つめ)のある指(ゆび)などハ虫(ちゅう)類(るい)の特徴(とくちょう)をあわせもつ。

  4. ヒトのうでとクジラの胸(むね)びれのように、形(かたち)やはたらきは違(ちが)っても基本(きほん)的(てき)なつくりが同(おな)じで、もとは同(おな)じ器官(きかん)だったと考(かんが)えられるものを何(なん)というか。

    • ◯ 生殖(せいしょく)器官(きかん)
    • ◯ 感覚器官(かんかくきかん)
    • ◯ 相同器官(そうどうきかん)
    • ◯ 消化(しょうか)器官(きかん)

    正解:相同器官
    形(かたち)やはたらきが異(こと)なっていても基本(きほん)的(てき)なつくりが同(おな)じで、もとは同(おな)じ器官(きかん)だったと考(かんが)えられるものを相同器官(そうどうきかん)という。共通(きょうつう)の祖先(そせん)から進化(しんか)した証拠(しょうこ)とされる。

単元のポイント

  • 進化(しんか) 長(なが)い年月(ねんげつ)の間(ま)に、世代(せだい)を重(かさ)ねて生物(せいぶつ)の形質(けいしつ)が変化(へんか)すること
  • シソチョウ 羽毛(うもう)と翼(つばさ)をもつ一方(いっぽう)で、口(くち)の歯(は)や爪(つめ)のある指(ゆび)などハ虫(ちゅう)類(るい)の特徴(とくちょう)ももつ化石(かせき)の生物(せいぶつ)
  • 相同器官(そうどうきかん) 形(かたち)やはたらきは違(ちが)うが、もとは同(おな)じ器官(きかん)から変化(へんか)したと考(かんが)えられる器官(きかん)
  • 脊椎動物(せきついどうぶつ)の出現順(しゅつげんじゅん) 魚類(ぎょるい)→両生類(りょうせいるい)→ハ虫(ちゅう)類(るい)→哺乳類(ほにゅうるい)→鳥類(ちょうるい)
問題を解く
単元のポイント
  • 進化(しんか) 長(なが)い年月(ねんげつ)の間(ま)に、世代(せだい)を重(かさ)ねて生物(せいぶつ)の形質(けいしつ)が変化(へんか)すること
  • シソチョウ 羽毛(うもう)と翼(つばさ)をもつ一方(いっぽう)で、口(くち)の歯(は)や爪(つめ)のある指(ゆび)などハ虫(ちゅう)類(るい)の特徴(とくちょう)ももつ化石(かせき)の生物(せいぶつ)
  • 相同器官(そうどうきかん) 形(かたち)やはたらきは違(ちが)うが、もとは同(おな)じ器官(きかん)から変化(へんか)したと考(かんが)えられる器官(きかん)
  • 脊椎動物(せきついどうぶつ)の出現順(しゅつげんじゅん) 魚類(ぎょるい)→両生類(りょうせいるい)→ハ虫(ちゅう)類(るい)→哺乳類(ほにゅうるい)→鳥類(ちょうるい)