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シダ植物(しょくぶつ)とコケ植物(しょくぶつ)

カワウソ先生シダは根(ね)・茎(くき)・葉(は)がそろっているのに地味(じみ)だから見落(みお)とされやすい。茎(くき)は地面(じめん)の下(した)、って覚(おぼ)えておくといいよ。

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  1. シダ植物(しょくぶつ)とコケ植物(しょくぶつ)は、どちらも種子(しゅし)をつくらず胞子(ほうし)で増(ふ)える植物(しょくぶつ)。
  2. シダ植物(しょくぶつ)(新しいタブで開きます)(例(れい):イヌワラビ)には根(ね)・茎(くき)・葉(は)の区別(くべつ)があり、茎(くき)は地下茎(ちかけい)として地面(じめん)の下(した)にある。
  3. コケ植物(しょくぶつ)(例(れい):ゼニゴケ)には根(ね)・茎(くき)・葉(は)の区別(くべつ)がなく、雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)に分(わ)かれ、仮根(かこん)で体(からだ)を固定(こてい)する。

詳しく

ポイント

シダ植物(しょくぶつ)とコケ植物(しょくぶつ)は、どちらも花(はな)を咲(さ)かせず種子(しゅし)をつくらない。代(か)わりに胞子(ほうし)という小(ちい)さな粒(つぶ)をつくって増(ふ)える。

イヌワラビなどのシダ植物(しょくぶつ)には、根(ね)・茎(くき)・葉(は)の区別(くべつ)がある。葉(は)は大(おお)きく切(き)れ込(こ)みの多(おお)い形(かたち)をしていて、葉(は)の裏(うら)に胞子(ほうし)のうという袋状(ふくろじょう)のつくりが列(れつ)になってできる。胞子(ほうし)のうが開(ひら)くと、中(なか)から胞子(ほうし)が飛(と)び出(だ)す。

シダ植物(しょくぶつ)の茎(くき)は、地面(じめん)の下(した)を横(よこ)に伸(の)びる地下茎(ちかけい)になっているものが多(おお)く、地上(ちじょう)には出(で)てこない。地上(ちじょう)に出(で)ている部分(ぶぶん)はすべて葉(は)で、茎(くき)のように見(み)える部分(ぶぶん)は葉(は)の柄(え)(葉柄(ようへい))である。

シダ植物(イヌワラビ)の体のつくりAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

コケ植物(しょくぶつ)のつくり

ゼニゴケなどのコケ植物(しょくぶつ)には、根(ね)・茎(くき)・葉(は)の区別(くべつ)がない。体(からだ)の下側(したがわ)から出(で)る仮根(かこん)で岩(いわ)や地面(じめん)に固定(こてい)されているが、仮根(かこん)には水(みず)を吸(す)い上(あ)げる力(ちから)はほとんどない。

コケ植物(しょくぶつ)には雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)があり、雄株(おかぶ)には精子(せいし)をつくるつくり、雌株(めかぶ)には卵(たまご)をつくるつくりができる。雌株(めかぶ)の先端(せんたん)には、胞子(ほうし)をつくるつくりが育(そだ)つ。

コケ植物(しょくぶつ)は水(みず)を運(はこ)ぶつくりがなく、体(からだ)の表面(ひょうめん)全体(ぜんたい)から水(みず)を取(と)り入(い)れるため、しめった場所(ばしょ)や日(ひ)かげでよく見(み)られる。乾(かわ)いた場所(ばしょ)ではあまり育(そだ)たない。

コケ植物(ゼニゴケ)の雄株・雌株・仮根Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

シダ植物(しょくぶつ)に根(ね)・茎(くき)・葉(は)の区別(くべつ)があり、コケ植物(しょくぶつ)にはないのは、水(みず)や養分(ようぶん)を運(はこ)ぶしくみ(維管束(いかんそく)(新しいタブで開きます))を持(も)つかどうかに関(かか)わっている。維管束(いかんそく)のしくみ自体(じたい)は、中(ちゅう)2で植物(しょくぶつ)の体(からだ)のつくりを学(まな)ぶときにくわしく見(み)る。

コケ植物(しょくぶつ)が水分(すいぶん)を体(からだ)の表面(ひょうめん)全体(ぜんたい)から吸(す)うのは、水(みず)を運(はこ)ぶ専用(せんよう)のつくりを持(も)たないため。そのため根(ね)のように見(み)える仮根(かこん)も、体(からだ)を固定(こてい)する役目(やくめ)が中心(ちゅうしん)になっている。

確認問題

問題 1 / 4イヌワラビ(シダ植物(しょくぶつ))の茎(くき)はどのようになっているか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/fern-and-moss/?from=print#quiz

  1. イヌワラビ(シダ植物(しょくぶつ))の茎(くき)はどのようになっているか。

    • ◯ 葉(は)と同(おな)じ形(かたち)をして地上(ちじょう)に広(ひろ)がる
    • ◯ 地下茎(ちかけい)として地面(じめん)の下(した)にあり、地上(ちじょう)には出(で)ない
    • ◯ 花(はな)のすぐ下(した)にあり、地上(ちじょう)に太(ふと)く伸(の)びる
    • ◯ シダ植物(しょくぶつ)には茎(くき)がない

    正解:地下茎として地面の下にあり、地上には出ない
    シダ植物(しょくぶつ)(新しいタブで開きます)の茎(くき)は地下茎(ちかけい)として地面(じめん)の下(した)を横(よこ)に伸(の)びる。地上(ちじょう)に出(で)ている部分(ぶぶん)はすべて葉(は)で、茎(くき)のように見(み)えるのは葉柄(ようへい)である。

  2. イヌワラビの胞子(ほうし)のうは、どこに列(れつ)になってできるか。

    • ◯ 地下茎(ちかけい)の内部(ないぶ)
    • ◯ 葉(は)の裏(うら)
    • ◯ 根(ね)の先端(せんたん)
    • ◯ 葉(は)の表側(おもてがわ)の中心(ちゅうしん)

    正解:葉の裏
    シダ植物(しょくぶつ)の胞子(ほうし)のうは葉(は)の裏(うら)に列(れつ)になってでき、開(ひら)くと中(なか)から胞子(ほうし)が飛(と)び出(だ)す。

  3. コケ植物(しょくぶつ)の仮根(かこん)の主(おも)な役目(やくめ)は何(なに)か。

    • ◯ 胞子(ほうし)のうをつくること
    • ◯ 体(からだ)を岩(いわ)や地面(じめん)に固定(こてい)すること
    • ◯ 花粉(かふん)をつくって飛(と)ばすこと
    • ◯ 水(みず)を根(ね)から茎(くき)へ大量(たいりょう)に運(はこ)ぶこと

    正解:体を岩や地面に固定すること
    仮根(かこん)は体(からだ)を岩(いわ)や地面(じめん)に固定(こてい)するつくりで、水(みず)を吸(す)い上(あ)げる力(ちから)はほとんどない。コケ植物(しょくぶつ)は体(からだ)の表面(ひょうめん)全体(ぜんたい)から水分(すいぶん)を吸(す)う。

  4. ゼニゴケの雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)について正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 雄株(おかぶ)だけが胞子(ほうし)のうをつくる
    • ◯ 雌株(めかぶ)だけが仮根(かこん)を持(も)つ
    • ◯ 雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)は同(おな)じ株(かぶ)の中(なか)で入(い)れかわる
    • ◯ 雄株(おかぶ)は精子(せいし)を、雌株(めかぶ)は卵(たまご)をつくる

    正解:雄株は精子を、雌株は卵をつくる
    コケ植物(しょくぶつ)には雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)があり、雄株(おかぶ)には精子(せいし)をつくるつくり、雌株(めかぶ)には卵(たまご)をつくるつくりができる。

単元のポイント

  • 胞子(ほうし)のう 胞子(ほうし)が入(はい)っている袋状(ふくろじょう)のつくり。シダ植物(しょくぶつ)では葉(は)の裏(うら)にできる
  • 地下茎(ちかけい) シダ植物(しょくぶつ)の茎(くき)。地面(じめん)の下(した)にあるため目立(めだ)たない
  • 雄株(おかぶ)・雌株(めかぶ) コケ植物(しょくぶつ)の株(かぶ)。雄株(おかぶ)は精子(せいし)、雌株(めかぶ)は卵(たまご)をつくる
  • 仮根(かこん) コケ植物(しょくぶつ)が体(からだ)を地面(じめん)や岩(いわ)に固定(こてい)するためのつくり。水(みず)を吸(す)う力(ちから)は弱(よわ)い
問題を解く
単元のポイント
  • 胞子(ほうし)のう 胞子(ほうし)が入(はい)っている袋状(ふくろじょう)のつくり。シダ植物(しょくぶつ)では葉(は)の裏(うら)にできる
  • 地下茎(ちかけい) シダ植物(しょくぶつ)の茎(くき)。地面(じめん)の下(した)にあるため目立(めだ)たない
  • 雄株(おかぶ)・雌株(めかぶ) コケ植物(しょくぶつ)の株(かぶ)。雄株(おかぶ)は精子(せいし)、雌株(めかぶ)は卵(たまご)をつくる
  • 仮根(かこん) コケ植物(しょくぶつ)が体(からだ)を地面(じめん)や岩(いわ)に固定(こてい)するためのつくり。水(みず)を吸(す)う力(ちから)は弱(よわ)い