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地球(ちきゅう)の形(かたち)

カワウソ先生赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)のわずかな差(さ)が、地球(ちきゅう)の形(かたち)のヒントになるよ。

30秒でつかむ

  1. 地球(ちきゅう)の赤道半径(せきどうはんけい)は約(やく)6378km、極半径(きょくはんけい)は約(やく)6357kmで、赤道半径(せきどうはんけい)の方(ほう)が約(やく)21km長(なが)い。
  2. この差(さ)があるため、地球(ちきゅう)は完全(かんぜん)な球(きゅう)ではなく、赤道方向(せきどうほうこう)にわずかに膨(ふく)らんだ回転(かいてん)楕円体(だえんたい)に近(ちか)い形(かたち)をしている。
  3. 緯度(いど)1°あたりの子午線(しごせん)(新しいタブで開きます)の長(なが)さは、低緯度(ていいど)より高緯度(こういど)の方(ほう)がわずかに長(なが)くなる。

詳しく

赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)の違(ちが)い

前(まえ)のページで求(もと)めた地球(ちきゅう)の大(おお)きさは、どの2地点(ちてん)を使(つか)っても同(おな)じ値(あたい)になるとは限(かぎ)らない。測(はか)ると、地球(ちきゅう)の中心(ちゅうしん)から赤道(せきどう)までの距離(きょり)(赤道半径(せきどうはんけい))は約(やく)6378km、極(きょく)までの距離(きょり)(極半径(きょくはんけい))は約(やく)6357kmだ。赤道半径(せきどうはんけい)の方(ほう)が極半径(きょくはんけい)より約(やく)21km長(なが)い。

この差(さ)は小(ちい)さいが、地球(ちきゅう)が完全(かんぜん)な球(きゅう)ではないことを示(しめ)している。地球(ちきゅう)の形(かたち)は、だ円(えん)を短(みじか)い方(ほう)の軸(じく)で回転(かいてん)させた回転(かいてん)楕円体(だえんたい)に近(ちか)いとされる。

赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)の差(さ)を赤道半径(せきどうはんけい)で割(わ)った値(あたい)を偏平(へんぺい)率(りつ)という。地球(ちきゅう)の偏平(へんぺい)率(りつ)はおよそ298分(ぶん)の1で、見(み)た目(め)ではほとんど球(きゅう)に見(み)えるほど小(ちい)さい。

赤道半径と極半径の違い(誇張して描いている)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

低緯度(ていいど)と高緯度(こういど)で子午線(しごせん)の長(なが)さが違(ちが)う理由(りゆう)

地球(ちきゅう)が回転(かいてん)楕円体(だえんたい)に近(ちか)いことは、緯度(いど)1°あたりの子午線(しごせん)の長(なが)さを比(くら)べるとわかる。回転(かいてん)楕円体(だえんたい)は極(きょく)に近(ちか)いほど丸(まる)みが緩(ゆる)やかなので、同(おな)じ緯度(いど)1°でも、高緯度(こういど)の方(ほう)が子午線(しごせん)の長(なが)さはわずかに長(なが)くなる。

低緯度(ていいど)地域(ちいき)で測(はか)った地球(ちきゅう)の大(おお)きさと、高緯度(こういど)地域(ちいき)で測(はか)った大(おお)きさを比(くら)べると値(あたい)が異(こと)なるのは、このためだ。前(まえ)のページで触(ふ)れた、地球(ちきゅう)を球(きゅう)と仮定(かてい)した方法(ほうほう)の限界(げんかい)がここにある。

このように、観察(かんさつ)や測定(そくてい)の結果(けっか)を比(くら)べることで、地球(ちきゅう)の形(かたち)の特徴(とくちょう)をより正確(せいかく)に見(み)いだせる。

緯度1°あたりの子午線の長さの違いAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜ赤道方向(せきどうほうこう)に膨(ふく)らむのか

地球(ちきゅう)は1日(いちにち)に1回(かい)、地軸(ちじく)(新しいタブで開きます)を中心(ちゅうしん)に自転(じてん)している。自転(じてん)による遠心力(えんしんりょく)は、地軸(ちじく)から遠(とお)い赤道付近(せきどうふきん)ほど大(おお)きく働(はたら)く。そのため、地球(ちきゅう)全体(ぜんたい)が赤道方向(せきどうほうこう)にわずかに膨(ふく)らんだ形(かたち)になっている。

地球(ちきゅう)以外(いがい)の自転(じてん)する惑星(わくせい)でも、同(おな)じように赤道方向(せきどうほうこう)に膨(ふく)らんだ形(かたち)がみられることが多(おお)い。

地球(ちきゅう)の形(かたち)や大(おお)きさがわかったところで、次(つぎ)のページでは地球(ちきゅう)の内部(ないぶ)がどのような層(そう)に分(わ)かれているかを見(み)ていく。

確認問題

問題 1 / 4地球(ちきゅう)の形(かたち)を最(もっと)もよく表(あらわ)している言葉(ことば)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/shape-of-the-earth/?from=print#quiz

  1. 地球(ちきゅう)の形(かたち)を最(もっと)もよく表(あらわ)している言葉(ことば)はどれか。

    • ◯ 完全(かんぜん)な球(きゅう)
    • ◯ でこぼこの多(おお)い不規則(ふきそく)な立体(りったい)
    • ◯ 縦(たて)に長(なが)いだ円体(えんたい)
    • ◯ 赤道方向(せきどうほうこう)にわずかに膨(ふく)らんだ回転(かいてん)楕円体(だえんたい)

    正解:赤道方向にわずかに膨らんだ回転楕円体
    地球(ちきゅう)は赤道半径(せきどうはんけい)が極半径(きょくはんけい)より約(やく)21km長(なが)く、完全(かんぜん)な球(きゅう)ではなく、赤道方向(せきどうほうこう)にわずかに膨(ふく)らんだ回転(かいてん)楕円体(だえんたい)に近(ちか)い形(かたち)をしている。

  2. 地球(ちきゅう)の赤道半径(せきどうはんけい)を6378km、極半径(きょくはんけい)を6357kmとすると、その差(さ)は何(なん)kmか。

    答え:____________

    正解:21
    赤道半径(せきどうはんけい)6378kmから極半径(きょくはんけい)6357kmを引(ひ)くと、6378−6357=21kmとなる。

  3. 赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)では、どちらが長(なが)いか。

    • ◯ 赤道半径(せきどうはんけい)の方(ほう)が長(なが)い
    • ◯ 極半径(きょくはんけい)の方(ほう)が長(なが)い
    • ◯ 測(はか)る場所(ばしょ)によって変(か)わり、決(き)まっていない
    • ◯ どちらも同(おな)じ長(なが)さ

    正解:赤道半径の方が長い
    地球(ちきゅう)は自転(じてん)(新しいタブで開きます)の影響(えいきょう)で赤道方向(せきどうほうこう)にわずかに膨(ふく)らんでいるため、赤道半径(せきどうはんけい)(約(やく)6378km)の方(ほう)が極半径(きょくはんけい)(約(やく)6357km)より長(なが)い。

  4. 緯度(いど)1°あたりの子午線(しごせん)の長(なが)さは、低緯度(ていいど)と高緯度(こういど)でどちらが長(なが)いか。

    • ◯ 赤道上(せきどうじょう)でしか測(はか)れない
    • ◯ 高緯度(こういど)の方(ほう)が長(なが)い
    • ◯ 低緯度(ていいど)の方(ほう)が長(なが)い
    • ◯ どちらも同(おな)じ長(なが)さ

    正解:高緯度の方が長い
    地球(ちきゅう)は回転(かいてん)楕円体(だえんたい)に近(ちか)く、極(きょく)に近(ちか)いほど丸(まる)みが緩(ゆる)やかだ。そのため緯度(いど)1°あたりの子午線(しごせん)(新しいタブで開きます)の長(なが)さは、高緯度(こういど)の方(ほう)が低緯度(ていいど)よりわずかに長(なが)い。

単元のポイント

  • 回転(かいてん)楕円体(だえんたい) だ円(えん)を、短(みじか)い方(ほう)の軸(じく)を中心(ちゅうしん)に回転(かいてん)させてできる立体(りったい)。地球(ちきゅう)の形(かたち)に近(ちか)い
  • 赤道半径(せきどうはんけい) 地球(ちきゅう)の中心(ちゅうしん)から赤道(せきどう)までの距離(きょり)。約(やく)6378km
  • 極半径(きょくはんけい) 地球(ちきゅう)の中心(ちゅうしん)から北極(ほっきょく)または南極(なんきょく)までの距離(きょり)。約(やく)6357km
  • 偏平(へんぺい)率(りつ) 赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)の差(さ)を赤道半径(せきどうはんけい)で割(わ)った値(あたい)。地球(ちきゅう)はおよそ298分(ぶん)の1
問題を解く
単元のポイント
  • 回転(かいてん)楕円体(だえんたい) だ円(えん)を、短(みじか)い方(ほう)の軸(じく)を中心(ちゅうしん)に回転(かいてん)させてできる立体(りったい)。地球(ちきゅう)の形(かたち)に近(ちか)い
  • 赤道半径(せきどうはんけい) 地球(ちきゅう)の中心(ちゅうしん)から赤道(せきどう)までの距離(きょり)。約(やく)6378km
  • 極半径(きょくはんけい) 地球(ちきゅう)の中心(ちゅうしん)から北極(ほっきょく)または南極(なんきょく)までの距離(きょり)。約(やく)6357km
  • 偏平(へんぺい)率(りつ) 赤道半径(せきどうはんけい)と極半径(きょくはんけい)の差(さ)を赤道半径(せきどうはんけい)で割(わ)った値(あたい)。地球(ちきゅう)はおよそ298分(ぶん)の1