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一次関数(いちじかんすう)の利用(りよう)

ゾウ先生式(しき)の傾(かたむ)きとbが、現実(げんじつ)の場面(ばめん)では何(なに)を表(あらわ)すのかを考(かんが)えると、一次関数(いちじかんすう)がもっと身近(みぢか)になるよ。

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  1. 身近(みぢか)な事象(じしょう)の中(なか)の2つの数量(すうりょう)を、一次関数(いちじかんすう)y=ax+bとみなして考察(こうさつ)する。
  2. 傾(かたむ)き(新しいタブで開きます)aはその場面(ばめん)での変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます)(1分(ふん)あたりにどれだけ減(へ)るかなど)、切片(せっぺん)bは最初(さいしょ)の状態(じょうたい)(0分(ぶん)のときの数値(すうち))を表(あらわ)す。
  3. 一次関数(いちじかんすう)で予測(よそく)するときは、同(おな)じ割合(わりあい)の変化(へんか)が続(つづ)くと仮定(かてい)していることに注意(ちゅうい)する。

詳しく

公式(こうしき)

身近(みぢか)な事象(じしょう)の中(なか)にある2つの数量(すうりょう)(時間(じかん)と長(なが)さ、時間(じかん)と温度(おんど)など)を、一次関数(いちじかんすう)y=ax+bとみなして考(かんが)える。

傾(かたむ)きaは、その場面(ばめん)での変化(へんか)の割合(わりあい)(1分(ふん)あたりの増減(ぞうげん)など)を表(あらわ)す。

切片(せっぺん)bは、x=0のときの数値(すうち)(最初(さいしょ)の状態(じょうたい))を表(あらわ)す。式(しき)に出(で)てくる文字(もじ)が、現実(げんじつ)の何(なに)を表(あらわ)しているかを読(よ)み取(と)ることが大切(たいせつ)。

例題(れいだい)

例題(れいだい):火(ひ)をつけたろうそくの長(なが)さが、y=20−0.5x(cm、xは分(ぶん))で表(あらわ)せるとき、10分後(ふんご)の長(なが)さと燃(も)え尽(つ)きる時間(じかん)を求(もと)めよう。

x=10を代入(だいにゅう)すると、y=20−0.5×10=15cm。

燃(も)え尽(つ)きるのはy=0のとき。20−0.5x=0を解(と)くとx=40分後(ふんご)。

切片(せっぺん)20は火(ひ)をつける前(まえ)の長(なが)さ、傾(かたむ)き−0.5は1分間(ふんかん)に0.5cmずつ短(みじか)くなることを表(あらわ)している。

ろうそくの長さと時間の関係を表す一次関数のグラフAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

ろうそくが一定(いってい)の割合(わりあい)で短(みじか)くなるとみなせるのは、観察(かんさつ)したデータがほぼ一直線上(いっちょくせんじょう)に並(なら)ぶから。実験(じっけん)や観察(かんさつ)から、事象(じしょう)を一次関数(いちじかんすう)として単純(たんじゅん)化(か)(理想(りそう)化(か))している。

式(しき)に表(あらわ)せれば、観察(かんさつ)していない時間(じかん)(10分後(ふんご)や燃(も)え尽(つ)きる時刻(じこく))の数値(すうち)も、計算(けいさん)で予測(よそく)できるようになる。

ただし、この予測(よそく)は「同(おな)じ割合(わりあい)の変化(へんか)がずっと続(つづ)く」という仮定(かてい)に基(もと)づく。実際(じっさい)には燃(も)え方(かた)が変(か)わったり、長(なが)さが0未満(みまん)にはならないなど、式(しき)がそのまま使(つか)えなくなる場面(ばめん)もあることに注意(ちゅうい)する。

切片と傾きが、現実の場面で何を表すかAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 5ろうそくの長(なが)さがy=20−0.5x(cm)で表(あらわ)されるとき、火(ひ)をつけて10分後(ふんご)の長(なが)さは何(なん)センチメートルになるか。数字(すうじ)で答(こた)えよう。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/linear-function-applications/?from=print#quiz

  1. ろうそくの長(なが)さがy=20−0.5x(cm)で表(あらわ)されるとき、火(ひ)をつけて10分後(ふんご)の長(なが)さは何(なん)センチメートルになるか。数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:15
    x=10を代入(だいにゅう)すると、y=20−0.5×10=20−5=15になる。

  2. 同(おな)じろうそくが燃(も)え尽(つ)きる(y=0になる)のは何分後(なんぷんご)か。数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:40
    y=0を20−0.5x=0にあてはめると、0.5x=20。両辺(りょうへん)を0.5でわるとx=40になる。

  3. y=20−0.5xの切片(せっぺん)20が表(あらわ)すものはどれか。

    • ◯ 燃(も)え尽(つ)きるまでの時間(じかん)
    • ◯ 火(ひ)をつける前(まえ)のろうそくの長(なが)さ
    • ◯ 10分後(ふんご)の長(なが)さ
    • ◯ 1分(ふん)で短(みじか)くなる長(なが)さ

    正解:火をつける前のろうそくの長さ
    x=0のときのyの数値(すうち)が切片(せっぺん)(新しいタブで開きます)。この問題(もんだい)では、火(ひ)をつける前(まえ)(0分(ふん))のろうそくの長(なが)さを表(あらわ)している。

  4. y=20−0.5xの傾(かたむ)き−0.5が表(あらわ)すものはどれか。

    • ◯ 1分(ふん)あたり0.5cm短(みじか)くなること
    • ◯ 燃(も)え尽(つ)きる時間(じかん)
    • ◯ 10分後(ふんご)の長(なが)さ
    • ◯ 最初(さいしょ)の長(なが)さ

    正解:1分あたり0.5cm短くなること
    傾(かたむ)きはxが1増(ふ)えたときのyの変化(へんか)量(りょう)。この問題(もんだい)では、1分(ふん)あたり0.5cm短(みじか)くなることを表(あらわ)している。

  5. 一次関数(いちじかんすう)を使(つか)って、観察(かんさつ)していない時間(じかん)のろうそくの長(なが)さを予測(よそく)するときに注意(ちゅうい)することはどれか。

    • ◯ 関係(かんけい)が同(おな)じ割合(わりあい)で続(つづ)くと仮定(かてい)していることに注意(ちゅうい)する
    • ◯ xはつねに正(せい)の数(すう)でなくてよい
    • ◯ 傾(かたむ)きの符号(ふごう)は考(かんが)えなくてよい
    • ◯ 切片(せっぺん)は考(かんが)えなくてよい

    正解:関係が同じ割合で続くと仮定していることに注意する
    予測(よそく)は、短(みじか)くなる割合(わりあい)がそのまま続(つづ)くと仮定(かてい)して出(だ)した値(あたい)。実際(じっさい)にずっと同(おな)じ割合(わりあい)で続(つづ)くとは限(かぎ)らないことに注意(ちゅうい)する。

単元のポイント

  • 一次関数(いちじかんすう)の利用(りよう) 身近(みぢか)な事象(じしょう)を一次関数(いちじかんすう)とみなして、式(しき)やグラフで考察(こうさつ)し予測(よそく)すること
  • 変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます) xの増加量(ぞうかりょう)に対(たい)するyの増加量(ぞうかりょう)の割合(わりあい)。一次関数(いちじかんすう)では傾(かたむ)きと等(ひと)しい
  • 予測(よそく) 式(しき)やグラフを使(つか)って、まだ調(しら)べていない値(あたい)を見積(みつ)もること
  • 理想(りそう)化(か) 現実(げんじつ)の事象(じしょう)を、計算(けいさん)しやすいように単純(たんじゅん)な形(かたち)(ここでは一次関数(いちじかんすう))にみなすこと
  • 初期値(しょきち) x=0のときの数値(すうち)。切片(せっぺん)bにあたる
問題を解く
単元のポイント
  • 一次関数(いちじかんすう)の利用(りよう) 身近(みぢか)な事象(じしょう)を一次関数(いちじかんすう)とみなして、式(しき)やグラフで考察(こうさつ)し予測(よそく)すること
  • 変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます) xの増加量(ぞうかりょう)に対(たい)するyの増加量(ぞうかりょう)の割合(わりあい)。一次関数(いちじかんすう)では傾(かたむ)きと等(ひと)しい
  • 予測(よそく) 式(しき)やグラフを使(つか)って、まだ調(しら)べていない値(あたい)を見積(みつ)もること
  • 理想(りそう)化(か) 現実(げんじつ)の事象(じしょう)を、計算(けいさん)しやすいように単純(たんじゅん)な形(かたち)(ここでは一次関数(いちじかんすう))にみなすこと
  • 初期値(しょきち) x=0のときの数値(すうち)。切片(せっぺん)bにあたる