散布図と相関係数
ゾウ先生相関係数は、共分散を2つの標準偏差の積で割るだけ。−1から1の範囲に必ず収まるよ。
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- 2つの量の関係を点で表した図を散布図という。右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関、ばらつけば相関がないという。
- 共分散は、2つの量それぞれの偏差(新しいタブで開きます)の積の平均。相関係数は共分散を2つの標準偏差の積で割った値で、−1から1の範囲になる。
- 相関係数が1や−1に近いほど強い相関、0に近いほど相関が弱いことを表す。散布図の点が直線に近いほど絶対値(新しいタブで開きます)が1に近づく。
詳しく
公式
2つの量の関係を点で表した図を散布図という。点が右上がりに並ぶ正の相関、右下がりに並ぶ負の相関、ばらついて並ぶ相関がないの3つに分けられる。
2つの量それぞれの偏差の積の平均を共分散という。共分散を2つの量の標準偏差の積で割った値が相関係数だ。
相関係数は必ず以上以下の値になる。に近いほど強い正の相関、に近いほど強い負の相関を表す。
例題
例題:5人の勉強時間(1,2,3,4,5)と、テストの点(2,3,5,4,6)の相関係数を求めよう。平均はが、がだ。
偏差の積は順に、、、、で、合計は。共分散はこれを人数5で割っただ。との偏差の2乗の合計はどちらもなので、分散はどちらもと求められる。
標準偏差はどちらもになる。相関係数はだ。1に近い値なので、強い正の相関があるとわかる。
なぜそうなるか
共分散だけでは、量の単位やばらつきの大きさによって値が変わり、関係の強さを比べにくい。
そこで共分散を、2つの量それぞれの標準偏差の積で割ることで、単位の影響を消して−1から1の範囲に収める。
散布図の点が1本の直線に近いほど相関係数の絶対値は1に近づき、点が直線から散らばるほど0に近づく。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/scatter-plots-and-correlation/?from=print#quiz
散布図で点が右下がりに並ぶとき、2つの量の関係を何というか。
- ◯ 負の相関
- ◯ 正の相関
- ◯ 因果関係
- ◯ 相関がない
正解:負の相関
点が右下がりに並ぶのは、片方が増えるともう片方が減る負の相関。右上がりなら正の相関になる。勉強時間x(1,2,3,4,5)とテストの点y(2,3,5,4,6)について、偏差の積の合計は9だった。共分散を求めよ。
答え:____________
正解:1.8
共分散は、偏差(新しいタブで開きます)の積の合計を人数で割った値。合計9を人数5で割ると共分散は1.8になる。共分散が1.8、xとyの標準偏差がどちらも√2のとき、相関係数を求めよ。
答え:____________
正解:0.9
相関係数は、共分散を2つの標準偏差の積で割った値。1.8÷(√2×√2)=1.8÷2=0.9になる。相関係数のとりうる値の範囲として正しいものはどれか。
- ◯ 0以上1以下
- ◯ −100以上100以下
- ◯ 0のみ
- ◯ −1以上1以下
正解:−1以上1以下
相関係数は、共分散を2つの標準偏差の積で割った値で、必ず−1以上1以下の範囲になる。
単元のポイント
- 散布図 2つの量の関係を点で表した図
- 共分散 xとyそれぞれの偏差の積の平均
- 相関係数 共分散を2つの標準偏差の積で割った値。−1以上1以下
- 正の相関 片方が増えるともう片方も増える関係