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散布図(さんぷず)と相関係数(そうかんけいすう)

ゾウ先生相関(そうかん)係数(けいすう)は、共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)るだけ。−1から1の範囲(はんい)に必(かなら)ず収(おさ)まるよ。

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  1. 2つの量(りょう)の関係(かんけい)を点(てん)で表(あらわ)した図(ず)を散布図(さんぷず)という。右上(みぎあ)がりなら正(せい)の相関(そうかん)、右下(みぎさ)がりなら負(ふ)の相関(そうかん)、ばらつけば相関(そうかん)がないという。
  2. 共(きょう)分散(ぶんさん)は、2つの量(りょう)それぞれの偏差(へんさ)(新しいタブで開きます)の積(せき)の平均(へいきん)。相関(そうかん)係数(けいすう)は共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)で、−1から1の範囲(はんい)になる。
  3. 相関(そうかん)係数(けいすう)が1や−1に近(ちか)いほど強(つよ)い相関(そうかん)、0に近(ちか)いほど相関(そうかん)が弱(よわ)いことを表(あらわ)す。散布図(さんぷず)の点(てん)が直線(ちょくせん)に近(ちか)いほど絶対値(ぜったいち)(新しいタブで開きます)が1に近(ちか)づく。

詳しく

公式(こうしき)

2つの量(りょう)の関係(かんけい)を点(てん)で表(あらわ)した図(ず)を散布図(さんぷず)という。点(てん)が右上(みぎあ)がりに並(なら)ぶ正(せい)の相関(そうかん)、右下(みぎさ)がりに並(なら)ぶ負(ふ)の相関(そうかん)、ばらついて並(なら)ぶ相関(そうかん)がないの3つに分(わ)けられる。

2つの量(りょう)それぞれの偏差(へんさ)の積(せき)の平均(へいきん)を共(きょう)分散(ぶんさん)という。共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの量(りょう)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)が相関(そうかん)係数(けいすう)だ。

相関(そうかん)係数(けいすう)は必(かなら)ず−1-1以上(いじょう)11以下(いか)の値(あたい)になる。11に近(ちか)いほど強(つよ)い正(せい)の相関(そうかん)、−1-1に近(ちか)いほど強(つよ)い負(ふ)の相関(そうかん)を表(あらわ)す。

点の並び方で見る3つの相関のパターンAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):5人(にん)の勉強(べんきょう)時間(じかん)xx(1,2,3,4,5)と、テストの点(てん)yy(2,3,5,4,6)の相関(そうかん)係数(けいすう)を求(もと)めよう。平均(へいきん)はxxが33、yyが44だ。

偏差(へんさ)の積(せき)は順(じゅん)に(−2)(−2)=4(-2)(-2)=4、(−1)(−1)=1(-1)(-1)=1、0×1=00\times1=0、1×0=01\times0=0、2×2=42\times2=4で、合計(ごうけい)は99。共(きょう)分散(ぶんさん)はこれを人数(にんずう)5で割(わ)った9÷5=1.89÷5=1.8だ。xxとyyの偏差(へんさ)の2乗(じょう)の合計(ごうけい)はどちらも1010なので、分散(ぶんさん)はどちらも10÷5=210÷5=2と求(もと)められる。

標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はどちらも2\sqrt{2}になる。相関(そうかん)係数(けいすう)は1.8÷(2×2)=0.91.8÷(\sqrt{2}\times\sqrt{2})=\mathbf{0.9}だ。1に近(ちか)い値(あたい)なので、強(つよ)い正(せい)の相関(そうかん)があるとわかる。

例題の散布図。点は右上がりに並び、相関係数は0.9Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

共(きょう)分散(ぶんさん)だけでは、量(りょう)の単位(たんい)やばらつきの大(おお)きさによって値(あたい)が変(か)わり、関係(かんけい)の強(つよ)さを比(くら)べにくい。

そこで共(きょう)分散(ぶんさん)を、2つの量(りょう)それぞれの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)ることで、単位(たんい)の影響(えいきょう)を消(け)して−1から1の範囲(はんい)に収(おさ)める。

散布図(さんぷず)の点(てん)が1本(ほん)の直線(ちょくせん)に近(ちか)いほど相関(そうかん)係数(けいすう)の絶対値(ぜったいち)は1に近(ちか)づき、点(てん)が直線(ちょくせん)から散(ち)らばるほど0に近(ちか)づく。

確認問題

問題 1 / 4散布図(さんぷず)で点(てん)が右下(みぎさ)がりに並(なら)ぶとき、2つの量(りょう)の関係(かんけい)を何(なん)というか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

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https://manazoo.com/math/scatter-plots-and-correlation/?from=print#quiz

  1. 散布図(さんぷず)で点(てん)が右下(みぎさ)がりに並(なら)ぶとき、2つの量(りょう)の関係(かんけい)を何(なん)というか。

    • ◯ 負(ふ)の相関(そうかん)
    • ◯ 正(せい)の相関(そうかん)
    • ◯ 因果関係(いんがかんけい)
    • ◯ 相関(そうかん)がない

    正解:負の相関
    点(てん)が右下(みぎさ)がりに並(なら)ぶのは、片方(かたほう)が増(ふ)えるともう片方(かたほう)が減(へ)る負(ふ)の相関(そうかん)。右上(みぎあ)がりなら正(せい)の相関(そうかん)になる。

  2. 勉強(べんきょう)時間(じかん)x(1,2,3,4,5)とテストの点(てん)y(2,3,5,4,6)について、偏差(へんさ)の積(せき)の合計(ごうけい)は9だった。共(きょう)分散(ぶんさん)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:1.8
    共(きょう)分散(ぶんさん)は、偏差(へんさ)(新しいタブで開きます)の積(せき)の合計(ごうけい)を人数(にんずう)で割(わ)った値(あたい)。合計(ごうけい)9を人数(にんずう)5で割(わ)ると共(きょう)分散(ぶんさん)は1.8になる。

  3. 共(きょう)分散(ぶんさん)が1.8、xとyの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)がどちらも√2のとき、相関(そうかん)係数(けいすう)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:0.9
    相関(そうかん)係数(けいすう)は、共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)。1.8÷(√2×√2)=1.8÷2=0.9になる。

  4. 相関(そうかん)係数(けいすう)のとりうる値(あたい)の範囲(はんい)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 0以上(いじょう)1以下(いか)
    • ◯ −100以上(いじょう)100以下(いか)
    • ◯ 0のみ
    • ◯ −1以上(いじょう)1以下(いか)

    正解:−1以上1以下
    相関(そうかん)係数(けいすう)は、共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)で、必(かなら)ず−1以上(いじょう)1以下(いか)の範囲(はんい)になる。

単元のポイント

  • 散布図(さんぷず) 2つの量(りょう)の関係(かんけい)を点(てん)で表(あらわ)した図(ず)
  • 共(きょう)分散(ぶんさん) xとyそれぞれの偏差(へんさ)の積(せき)の平均(へいきん)
  • 相関(そうかん)係数(けいすう) 共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)。−1以上(いじょう)1以下(いか)
  • 正(せい)の相関(そうかん) 片方(かたほう)が増(ふ)えるともう片方(かたほう)も増(ふ)える関係(かんけい)
問題を解く
単元のポイント
  • 散布図(さんぷず) 2つの量(りょう)の関係(かんけい)を点(てん)で表(あらわ)した図(ず)
  • 共(きょう)分散(ぶんさん) xとyそれぞれの偏差(へんさ)の積(せき)の平均(へいきん)
  • 相関(そうかん)係数(けいすう) 共(きょう)分散(ぶんさん)を2つの標準偏差(ひょうじゅんへんさ)の積(せき)で割(わ)った値(あたい)。−1以上(いじょう)1以下(いか)
  • 正(せい)の相関(そうかん) 片方(かたほう)が増(ふ)えるともう片方(かたほう)も増(ふ)える関係(かんけい)