文字式の表し方
ゾウ先生×は消す、数は前、÷は分数。この3つのルールを身につければ文字式は読み書きできる。
30秒でつかむ
- 文字式では、乗法の記号×は省略し、数は文字の前に書く。
- 除法の記号÷は使わず、分数の形で表す。
- 同じ文字をいくつかかけるときは、累乗(指数)を使って短く表す。
詳しく
公式
文字式では、乗法の記号×は、文字どうしでも、数と文字でも省略する。数は文字の前に書く。
除法の記号÷は使わず、分数の形で表す。例えばa÷bはa/bと書く。
同じ文字を何回かかけるときは、累乗を使う。a×aはa²、a×a×aはa³と書く。
例題
例題:1個a円のみかんを5個買うときの代金を文字式で表そう。
代金は、1個の値段aに個数5をかけたものなので、a×5。文字式の表し方では数を前に書くので、5a(円)になる。
aに100を代入すると、5×100=500円。文字式は、aの値が変わっても同じ式で代金を表せる。
なぜそうなるか
×を省略し、数を前に書くルールがあると、どの文字式も同じ見た目になり、どこが数でどこが文字かひと目でわかる。
÷を分数で表すのも同じ理由だ。a÷bと書くより、a/bと書く方が、約分や通分がそのままの形でできて扱いやすい。
これらのルールのおかげで、文字式の計算(新しいタブで開きます)を能率よく進められるようになる。ルールを守って書けば、誰が読んでも同じ意味に受け取れる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/writing-algebraic-expressions/?from=print#quiz
a×b×(−2)を文字式の表し方で書くとどれか。
- ◯ 2ab
- ◯ −2ab
- ◯ −2×ab
- ◯ ab−2
正解:−2ab
文字式では×を省略し、数を文字の前に書く。a×b×(−2)は、まず数をそろえて−2abになる。x÷5を文字式の表し方で書こう。分数の形で、/(スラッシュ)を使って答えよう。
答え:____________
正解:x/5
文字式では÷を使わず、分数の形で表す。x÷5はx/5になる。y×y×yを累乗を使って表すとどれか。
- ◯ 3y
- ◯ y³
- ◯ 3y³
- ◯ y×3
正解:y³
同じ文字を3回かけるので、指数3を使ってy³と表す。1個150円のパンをb個買うときの代金は150b円と表せる。bに4を入れたときの代金はいくらか。単位を付けず、数字で答えよう。
答え:____________
正解:600
150bのbに4を代入すると、150×4=600になる。−a÷4を文字式の表し方で書くとどれか。
- ◯ 4/−a
- ◯ −4/a
- ◯ −a/4
- ◯ a/−4
正解:−a/4
÷4を分数の形にし、符号は分数の前に出す。−a÷4は−a/4になる。
単元のポイント
- 文字式 数の代わりに文字を使って表した式
- 係数(新しいタブで開きます) 文字式の項で、文字の前についている数
- 累乗 同じ文字(数)を何回かかけたもの
- 項 文字式の中で、+や−で区切られた1つ分
- 代入 文字式の文字に、具体的な数を入れること