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無性生殖(むせいせいしょく)

カワウソ先生無性生殖(むせいせいしょく)で子(こ)に伝(つた)わる染色体(せんしょくたい)は、体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)でできるから親(おや)とまったく同(おな)じになる。だから形質(けいしつ)も親(おや)と同(おな)じになるんだよ。

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  1. 受精(じゅせい)(新しいタブで開きます)を行(おこな)わず、からだの一部(いちぶ)や1つの細胞(さいぼう)から新(あたら)しい個体(こたい)をつくる生殖(せいしょく)を無性生殖(むせいせいしょく)という。
  2. 無性生殖(むせいせいしょく)には、からだが2つに分(わ)かれる分裂(ぶんれつ)、からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれる出芽(しゅつが)、植物(しょくぶつ)の体(からだ)の一部(いちぶ)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる栄養生殖(えいようせいしょく)などがある。
  3. 無性生殖(むせいせいしょく)では子(こ)は体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)(新しいタブで開きます)によってつくられるため、親(おや)とまったく同(おな)じ染色体(せんしょくたい)をもち、形質(けいしつ)も親(おや)と同(おな)じになる。

詳しく

無性生殖(むせいせいしょく)とは

受精(じゅせい)を行(おこな)わず、からだの一部(いちぶ)や1つの細胞(さいぼう)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる生殖(せいしょく)を無性生殖(むせいせいしょく)という。

無性生殖(むせいせいしょく)には、1つの細胞(さいぼう)がそのまま2つに分(わ)かれて新(あたら)しい個体(こたい)になる分裂(ぶんれつ)(アメーバやゾウリムシなどの単細胞(たんさいぼう)生物(せいぶつ)(新しいタブで開きます)に見(み)られる)、からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれて新(あたら)しい個体(こたい)になる出芽(しゅつが)(酵母(こうぼ)など)がある。

植物(しょくぶつ)では、根(ね)・茎(くき)・葉(は)などからだの一部(いちぶ)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる栄養生殖(えいようせいしょく)が見(み)られる。栄養生殖(えいようせいしょく)も受精(じゅせい)を行(おこな)わないため、無性生殖(むせいせいしょく)の1つである。

分裂と出芽Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

栄養生殖(えいようせいしょく)の例(れい)

ジャガイモは、地下(ちか)にある茎(くき)(いも)の一部(いちぶ)に芽(め)ができ、そこから新(あたら)しい個体(こたい)が育(そだ)つ。いもは栄養分(えいようぶん)をたくわえた茎(くき)の一部(いちぶ)である。

オランダイチゴは、地面(じめん)をはうように伸(の)びる茎(くき)であるほふく茎(くき)(ランナー)の先(さき)に新(あたら)しい株(かぶ)ができ、根(ね)を出(だ)して独立(どくりつ)した個体(こたい)になる。

植物(しょくぶつ)の枝(えだ)や茎(くき)の一部(いちぶ)を切(き)り取(と)って土(つち)に挿(さ)し、根(ね)を出(だ)させて新(あたら)しい個体(こたい)を育(そだ)てるさし木(き)も、人(ひと)が利用(りよう)する栄養生殖(えいようせいしょく)の1つである。

栄養生殖の例(いも・ほふく茎・さし木)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜ子(こ)は親(おや)と同(おな)じ形質(けいしつ)になるのか

無性生殖(むせいせいしょく)で新(あたら)しい個体(こたい)をつくる細胞(さいぼう)は、体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)によってつくられる。体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)では、分裂(ぶんれつ)前(まえ)に染色体(せんしょくたい)が複製(ふくせい)されて2つの細胞(さいぼう)に等(ひと)しく分配(ぶんぱい)されるため、できた細胞(さいぼう)はもとの細胞(さいぼう)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい)をもつ。

このため、無性生殖(むせいせいしょく)によってできた子(こ)は、親(おや)の体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)によってつくられた細胞(さいぼう)がもとになっているので、親(おや)とまったく同(おな)じ染色体(せんしょくたい)を受(う)け継(つ)ぐ。

染色体(せんしょくたい)には形質(けいしつ)を決(き)めるもとになる情報(じょうほう)が含(ふく)まれているため、親(おや)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい)をもつ子(こ)は、親(おや)とまったく同(おな)じ形質(けいしつ)になる。これが無性生殖(むせいせいしょく)で「子(こ)は親(おや)と同(おな)じ形質(けいしつ)になる」といわれる理由(りゆう)である。

確認問題

問題 1 / 4無性生殖(むせいせいしょく)とはどのような生殖(せいしょく)か。

確認問題(解答用紙)

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https://manazoo.com/science/asexual-reproduction/?from=print#quiz

  1. 無性生殖(むせいせいしょく)とはどのような生殖(せいしょく)か。

    • ◯ 減数分裂(げんすうぶんれつ)によって染色体(せんしょくたい)数(かず)が半分(はんぶん)になる生殖(せいしょく)
    • ◯ 受精(じゅせい)を行(おこな)い、両親(りょうしん)の染色体(せんしょくたい)を受(う)け継(つ)いで新(あたら)しい個体(こたい)ができる生殖(せいしょく)
    • ◯ 花粉管(かふんかん)を通(とお)して精細胞(せいさいぼう)が運(はこ)ばれる生殖(せいしょく)
    • ◯ 受精(じゅせい)を行(おこな)わず、からだの一部(いちぶ)や1つの細胞(さいぼう)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる生殖(せいしょく)

    正解:受精を行わず、からだの一部や1つの細胞から新しい個体ができる生殖
    無性生殖(むせいせいしょく)は受精(じゅせい)(新しいタブで開きます)を行(おこな)わず、からだの一部(いちぶ)や1つの細胞(さいぼう)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる生殖(せいしょく)で、分裂(ぶんれつ)・出芽(しゅつが)・栄養生殖(えいようせいしょく)などがある。

  2. ジャガイモのいもから新(あたら)しい個体(こたい)が育(そだ)つのは、無性生殖(むせいせいしょく)のうちどれにあたるか。

    • ◯ 受精(じゅせい)
    • ◯ 栄養生殖(えいようせいしょく)
    • ◯ 分裂(ぶんれつ)
    • ◯ 出芽(しゅつが)

    正解:栄養生殖
    ジャガイモのいもは栄養分(えいようぶん)をたくわえた茎(くき)の一部(いちぶ)で、そこから新(あたら)しい個体(こたい)が育(そだ)つのは栄養生殖(えいようせいしょく)の例(れい)である。

  3. からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれ、新(あたら)しい個体(こたい)になる出芽(しゅつが)が見(み)られる生物(せいぶつ)はどれか。

    • ◯ ジャガイモ
    • ◯ 酵母(こうぼ)
    • ◯ オランダイチゴ
    • ◯ カエル

    正解:酵母
    出芽(しゅつが)は、からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれて新(あたら)しい個体(こたい)になる無性生殖(むせいせいしょく)で、酵母(こうぼ)などに見(み)られる。ジャガイモやオランダイチゴは栄養生殖(えいようせいしょく)の例(れい)である。

  4. 無性生殖(むせいせいしょく)でできた子(こ)の形質(けいしつ)は、親(おや)とどのような関係(かんけい)になるか。

    • ◯ 親(おや)とまったく同(おな)じ形質(けいしつ)になる
    • ◯ 親(おや)とはまったく異(こと)なる形質(けいしつ)になる
    • ◯ 親(おや)と半分(はんぶん)だけ同(おな)じ形質(けいしつ)になる
    • ◯ 個体(こたい)によって親(おや)と同(おな)じか異(こと)なるかがランダムに決(き)まる

    正解:親とまったく同じ形質になる
    無性生殖(むせいせいしょく)の子(こ)は体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)(新しいタブで開きます)によってつくられ、親(おや)とまったく同(おな)じ染色体(せんしょくたい)を受(う)け継(つ)ぐため、子(こ)の形質(けいしつ)は親(おや)とまったく同(おな)じになる。

単元のポイント

  • 分裂(ぶんれつ) 1つの細胞(さいぼう)がそのまま2つに分(わ)かれて新(あたら)しい個体(こたい)になる無性生殖(むせいせいしょく)(アメーバなど)
  • 出芽(しゅつが) からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれ、新(あたら)しい個体(こたい)になる無性生殖(むせいせいしょく)(酵母(こうぼ)など)
  • 栄養生殖(えいようせいしょく) 植物(しょくぶつ)の根(ね)・茎(くき)・葉(は)など、体(からだ)の一部(いちぶ)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる無性生殖(むせいせいしょく)
  • 親(おや)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい) 無性生殖(むせいせいしょく)の子(こ)は体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)でできるため、親(おや)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい)・同(おな)じ形質(けいしつ)をもつ
問題を解く
単元のポイント
  • 分裂(ぶんれつ) 1つの細胞(さいぼう)がそのまま2つに分(わ)かれて新(あたら)しい個体(こたい)になる無性生殖(むせいせいしょく)(アメーバなど)
  • 出芽(しゅつが) からだの一部(いちぶ)がふくらんで分(わ)かれ、新(あたら)しい個体(こたい)になる無性生殖(むせいせいしょく)(酵母(こうぼ)など)
  • 栄養生殖(えいようせいしょく) 植物(しょくぶつ)の根(ね)・茎(くき)・葉(は)など、体(からだ)の一部(いちぶ)から新(あたら)しい個体(こたい)ができる無性生殖(むせいせいしょく)
  • 親(おや)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい) 無性生殖(むせいせいしょく)の子(こ)は体細胞(たいさいぼう)分裂(ぶんれつ)でできるため、親(おや)と同(おな)じ染色体(せんしょくたい)・同(おな)じ形質(けいしつ)をもつ