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生物(せいぶつ)の共通(きょうつう)性(せい)と多様(たよう)性(せい)

カワウソ先生細胞(さいぼう)・DNA・エネルギーの3つの共通(きょうつう)性(せい)は、これから生物(せいぶつ)基礎(きそ)を学(まな)ぶときの土台(どだい)になるよ。

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  1. 地球上(ちきゅうじょう)の生物(せいぶつ)は姿(すがた)も暮(く)らし方(かた)もさまざまだが、細胞(さいぼう)でできている・DNA(新しいタブで開きます)をもち自己(じこ)複製(ふくせい)する・エネルギーを使(つか)うという共通(きょうつう)の性質(せいしつ)をもつ。
  2. この共通(きょうつう)性(せい)は、すべての生物(せいぶつ)が同(おな)じ祖先(そせん)から分(わ)かれて多様(たよう)化(か)してきたことに由来(ゆらい)し、分(わ)かれてきた道筋(みちすじ)は系統樹(けいとうじゅ)で表(あらわ)せる。
  3. 細胞(さいぼう)のつくり(新しいタブで開きます)で見(み)ると、生物(せいぶつ)は核(かく)をもたない原核(げんかく)生物(せいぶつ)(新しいタブで開きます)と、核(かく)をもつ真核(しんかく)生物(せいぶつ)の2つに大(おお)きく分(わ)けられる。

詳しく

生物(せいぶつ)に共通(きょうつう)する3つの性質(せいしつ)

地球(ちきゅう)には、顕微鏡(けんびきょう)でしか見(み)えない小(ちい)さな生物(せいぶつ)から、大(おお)きく育(そだ)つ樹木(じゅもく)まで、姿(すがた)も暮(く)らし方(かた)も大(おお)きく異(こと)なる生物(せいぶつ)がいる。比(くら)べていくと、細胞(さいぼう)でできている・DNAをもち自己(じこ)複製(ふくせい)する・エネルギーを使(つか)うという3つの共通(きょうつう)する性質(せいしつ)が見(み)つかる。

1つ目(め)の細胞(さいぼう)は、生物(せいぶつ)の体(からだ)をつくる基本(きほん)の単位(たんい)だ。1個(こ)の細胞(さいぼう)だけでできた生物(せいぶつ)も、数十(すうじゅう)兆(ちょう)個(こ)の細胞(さいぼう)が集(あつ)まった生物(せいぶつ)もいるが、どちらも細胞(さいぼう)が体(からだ)の基本(きほん)になっている。

2つ目(め)のDNAは遺伝(いでん)情報(じょうほう)をもつ物質(ぶっしつ)で、自分(じぶん)と同(おな)じ構造(こうぞう)を複製(ふくせい)して子(こ)に伝(つた)える。3つ目(め)は、光合成(こうごうせい)(新しいタブで開きます)や呼吸(こきゅう)などの方法(ほうほう)でエネルギーを取(と)り入(い)れ、生(い)きるために使(つか)うことだ。

生物に共通する3つの性質Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

共通(きょうつう)性(せい)は共通(きょうつう)祖先(そせん)に由来(ゆらい)する

生物(せいぶつ)の共通(きょうつう)性(せい)は、たまたま似(じ)たのではなく、すべての生物(せいぶつ)が共通(きょうつう)祖先(そせん)という同(おな)じ祖先(そせん)から分(わ)かれて多様(たよう)化(か)してきたことに由来(ゆらい)する。たとえば、原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)はどちらも細胞(さいぼう)・DNA・エネルギー利用(りよう)という共通(きょうつう)性(せい)をもちながら、細胞(さいぼう)のつくりは大(おお)きく異(こと)なる。

こうした生物(せいぶつ)どうしの近(ちか)い・遠(とお)いの関係(かんけい)は、系統樹(けいとうじゅ)という枝分(えだわ)かれの図(ず)で表(あらわ)せる。根(ね)もとに共通(きょうつう)祖先(そせん)を置(お)き、枝分(えだわ)かれした先(さき)に今(いま)の生物(せいぶつ)のグループが並(なら)ぶ。共通(きょうつう)祖先(そせん)から分(わ)かれた時期(じき)が新(あたら)しいグループどうしほど、近(ちか)い関係(かんけい)にある。

脊椎動物(せきついどうぶつ)(新しいタブで開きます)のあしの有無(うむ)や呼吸(こきゅう)のしかたなど、グループに共通(きょうつう)する特徴(とくちょう)がいつ現(あらわ)れたかを系統樹(けいとうじゅ)の上(うえ)で推測(すいそく)することもできる。原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)の共通(きょうつう)点(てん)・相違(そうい)点(てん)を比(くら)べることも、起源(きげん)の共有(きょうゆう)を考(かんが)える手(て)がかりになる。

系統樹に見る共通祖先からの分かれ方Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)の共通(きょうつう)点(てん)

原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)は、細胞(さいぼう)のつくりでは大(おお)きく違(ちが)うが、どちらも細胞(さいぼう)でできている・DNAをもつ・エネルギーを使(つか)うという生物(せいぶつ)の共通(きょうつう)性(せい)を満(み)たす。共通(きょうつう)性(せい)を土台(どだい)にしながら、細胞(さいぼう)のつくりという点(てん)で多様(たよう)化(か)してきた道筋(みちすじ)が、原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)の分(わ)かれ方(かた)にも表(あらわ)れている。

原核(げんかく)生物(せいぶつ)と真核(しんかく)生物(せいぶつ)を比(くら)べる視点(してん)は、次(つぎ)のページで学(まな)ぶ細胞(さいぼう)のつくりの違(ちが)いだけではない。どちらも同(おな)じ性質(せいしつ)を土台(どだい)にしているからこそ、違(ちが)いを比(くら)べることに意味(いみ)がある。

この単元(たんげん)の後半(こうはん)では、生物(せいぶつ)がエネルギーをどのように取(と)り入(い)れ、使(つか)っているかを見(み)ていく。細胞(さいぼう)・DNA・エネルギーという3つの共通(きょうつう)性(せい)のうち、エネルギーの使(つか)い方(かた)に焦点(しょうてん)を当(あ)てて進(すす)む。

確認問題

問題 1 / 4次(つぎ)のうち、すべての生物(せいぶつ)に共通(きょうつう)する性質(せいしつ)ではないものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/commonality-and-diversity-of-life/?from=print#quiz

  1. 次(つぎ)のうち、すべての生物(せいぶつ)に共通(きょうつう)する性質(せいしつ)ではないものはどれか。

    • ◯ 細胞(さいぼう)でできている
    • ◯ 体温(たいおん)を一定(いってい)に保(たも)つ
    • ◯ エネルギーを使(つか)う
    • ◯ DNAをもち自己(じこ)複製(ふくせい)する

    正解:体温を一定に保つ
    細胞(さいぼう)でできている・DNA(新しいタブで開きます)をもち自己(じこ)複製(ふくせい)する・エネルギーを使(つか)うという3つは生物(せいぶつ)に共通(きょうつう)する性質(せいしつ)だが、体温(たいおん)を一定(いってい)に保(たも)つしくみは恒温動物(こうおんどうぶつ)だけにみられ、生物(せいぶつ)全体(ぜんたい)に共通(きょうつう)する性質(せいしつ)ではない。

  2. 生物(せいぶつ)の体(からだ)をつくる基本(きほん)の単位(たんい)は何(なに)か。

    • ◯ 組織(そしき)
    • ◯ 器官(きかん)
    • ◯ 個体(こたい)
    • ◯ 細胞(さいぼう)

    正解:細胞
    生物(せいぶつ)の体(からだ)は細胞(さいぼう)という基本(きほん)の単位(たんい)からできている。1個(こ)の細胞(さいぼう)だけの生物(せいぶつ)も、多数(たすう)の細胞(さいぼう)が集(あつ)まった生物(せいぶつ)もいる。

  3. DNAがもつ性質(せいしつ)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 自分(じぶん)と同(おな)じ構造(こうぞう)を複製(ふくせい)して子(こ)に伝(つた)える
    • ◯ 細胞(さいぼう)の外側(そとがわ)を囲(かこ)む丈夫(じょうぶ)な壁(かべ)になる
    • ◯ 光(ひかり)を吸収(きゅうしゅう)して色(いろ)を変(か)える
    • ◯ 酸素(さんそ)を運(はこ)ぶ

    正解:自分と同じ構造を複製して子に伝える
    DNAは遺伝(いでん)情報(じょうほう)をもつ物質(ぶっしつ)で、自分(じぶん)と同(おな)じ構造(こうぞう)を複製(ふくせい)して子(こ)に伝(つた)える。

  4. 生物(せいぶつ)どうしの近(ちか)い・遠(とお)いの関係(かんけい)を枝分(えだわ)かれの図(ず)で表(あらわ)したものを何(なん)というか。

    • ◯ 生態(せいたい)ピラミッド
    • ◯ 系統樹(けいとうじゅ)
    • ◯ 分類(ぶんるい)表(ひょう)
    • ◯ 相関(そうかん)図(ず)

    正解:系統樹
    系統樹(けいとうじゅ)は、共通(きょうつう)祖先(そせん)から生物(せいぶつ)がどのように分(わ)かれてきたかを枝分(えだわ)かれの図(ず)で表(あらわ)したもの。

単元のポイント

  • 細胞(さいぼう) 生物(せいぶつ)の体(からだ)をつくる基本(きほん)の単位(たんい)。すべての生物(せいぶつ)が細胞(さいぼう)でできている
  • DNA(新しいタブで開きます) 遺伝(いでん)情報(じょうほう)をもつ物質(ぶっしつ)。自分(じぶん)と同(おな)じ構造(こうぞう)を複製(ふくせい)し、次(つぎ)の世代(せだい)に伝(つた)える
  • 共通(きょうつう)祖先(そせん) 今(いま)の生物(せいぶつ)にみられる共通(きょうつう)性(せい)は、同(おな)じ祖先(そせん)から分(わ)かれてきたことに由来(ゆらい)する
  • 系統樹(けいとうじゅ) 生物(せいぶつ)どうしの近(ちか)い・遠(とお)いの関係(かんけい)を、枝分(えだわ)かれの図(ず)で表(あらわ)したもの
問題を解く
単元のポイント
  • 細胞(さいぼう) 生物(せいぶつ)の体(からだ)をつくる基本(きほん)の単位(たんい)。すべての生物(せいぶつ)が細胞(さいぼう)でできている
  • DNA(新しいタブで開きます) 遺伝(いでん)情報(じょうほう)をもつ物質(ぶっしつ)。自分(じぶん)と同(おな)じ構造(こうぞう)を複製(ふくせい)し、次(つぎ)の世代(せだい)に伝(つた)える
  • 共通(きょうつう)祖先(そせん) 今(いま)の生物(せいぶつ)にみられる共通(きょうつう)性(せい)は、同(おな)じ祖先(そせん)から分(わ)かれてきたことに由来(ゆらい)する
  • 系統樹(けいとうじゅ) 生物(せいぶつ)どうしの近(ちか)い・遠(とお)いの関係(かんけい)を、枝分(えだわ)かれの図(ず)で表(あらわ)したもの