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自然(しぜん)環境(かんきょう)の保全(ほぜん)と科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)

カワウソ先生どの方法(ほうほう)にも長所(ちょうしょ)と課題(かだい)があるよ。データや事実(じじつ)を根拠(こんきょ)にして、両方(りょうほう)を比(くら)べてみてね。

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  1. 科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の発展(はってん)は生活(せいかつ)を豊(ゆた)かで便利(べんり)にした一方(いっぽう)で、化石(かせき)(新しいタブで開きます)燃料(ねんりょう)の大量(たいりょう)使用(しよう)などによって自然(しぜん)環境(かんきょう)に影響(えいきょう)を与(あた)えてきた。
  2. エネルギー資源(しげん)や物質(ぶっしつ)の資源(しげん)には限(かぎ)りがある。再生可能(さいせいかのう)エネルギーの利用(りよう)や資源(しげん)の再(さい)利用(りよう)は環境(かんきょう)への負荷(ふか)を減(へ)らす方法(ほうほう)だが、それぞれに課題(かだい)もある。
  3. 限(かぎ)られた資源(しげん)の中(なか)で自然(しぜん)環境(かんきょう)との調和(ちょうわ)をめざし、持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい)をつくるには、科学(かがく)的(てき)な根拠(こんきょ)をもとに長所(ちょうしょ)と短所(たんしょ)を比(くら)べて判断(はんだん)することが大切(たいせつ)だ。

詳しく

科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の発展(はってん)と環境(かんきょう)への影響(えいきょう)

18世紀(せいき)後半(こうはん)に蒸気機関(じょうききかん)が実用(じつよう)化(か)されて産業革命(さんぎょうかくめい)が起(お)こり、石炭(せきたん)などの化石燃料(かせきねんりょう)のエネルギーで大(おお)きな力(ちから)を連続(れんぞく)して取(と)り出(だ)せるようになった。その後(ご)も発電(はつでん)や自動車(じどうしゃ)、プラスチックなどの科学(かがく)技術(ぎじゅつ)が発展(はってん)し、私(わたし)たちの生活(せいかつ)は豊(ゆた)かで便利(べんり)になった。

一方(いっぽう)で、化石燃料(かせきねんりょう)の大量(たいりょう)使用(しよう)は、大気中(たいきちゅう)の二酸化炭素(にさんかたんそ)(新しいタブで開きます)を増(ふ)やし、地球(ちきゅう)温暖(おんだん)化(か)を進(すす)める原因(げんいん)の1つと考(かんが)えられている。工場(こうじょう)の排水(はいすい)や排出(はいしゅつ)(新しいタブで開きます)ガスによる公害(こうがい)、捨(す)てられたプラスチックによる海(うみ)の汚(よご)れなど、科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)が自然(しぜん)環境(かんきょう)を変(か)えてきた面(めん)もある。

化石燃料(かせきねんりょう)や鉱物(こうぶつ)などの資源(しげん)は、使(つか)える量(りょう)に限(かぎ)りがあるのだ。私(わたし)たちの生活(せいかつ)は科学(かがく)技術(ぎじゅつ)に支(ささ)えられている。そのため、自然(しぜん)環境(かんきょう)への影響(えいきょう)を小(ちい)さくしながら利用(りよう)していく方法(ほうほう)を考(かんが)えることが課題(かだい)になっている。

再生可能(さいせいかのう)エネルギーと資源(しげん)の再(さい)利用(りよう)

太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・水力(すいりょく)・地熱(ちねつ)・バイオマスなどの再生可能(さいせいかのう)エネルギーは、自然(しぜん)の中(なか)でくり返(かえ)し利用(りよう)でき、なくなる心配(しんぱい)が少(すく)ない。発電(はつでん)のときに化石燃料(かせきねんりょう)を燃(も)やさないので、二酸化炭素(にさんかたんそ)の排出(はいしゅつ)を減(へ)らせるのが特徴(とくちょう)だ。

ただし、太陽光(たいようこう)や風力(ふうりょく)は天気(てんき)や風(かぜ)の強(つよ)さによって発電(はつでん)量(りょう)が変(か)わる。水力(すいりょく)や地熱(ちねつ)は発電(はつでん)に適(てき)した場所(ばしょ)が限(かぎ)られ、発電所(はつでんしょ)をつくるときに周(まわ)りの自然(しぜん)環境(かんきょう)が変(か)わることもある。どの発電(はつでん)方法(ほうほう)にも長所(ちょうしょ)と課題(かだい)があり、いくつもの方法(ほうほう)を組(く)み合(あ)わせて使(つか)うことが多(おお)い。

物質(ぶっしつ)の面(めん)では、ペットボトルやアルミニウム缶(かん)、古紙(こし)などを回収(かいしゅう)して原料(げんりょう)として再(ふたた)び使(つか)うリサイクルも、資源(しげん)を有効(ゆうこう)に使(つか)う方法(ほうほう)の1つだ。ごみを減(へ)らすリデュース、くり返(かえ)し使(つか)うリユースと合(あ)わせて3Rとよばれ、資源(しげん)の節約(せつやく)につながる。

再生可能エネルギーの長所と課題Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

科学(かがく)的(てき)な根拠(こんきょ)にもとづいて判断(はんだん)する

自然(しぜん)環境(かんきょう)の保全(ほぜん)と科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)は、同時(どうじ)には成(な)り立(た)ちにくいことが多(おお)い。例(たと)えば、新(あたら)しい発電所(はつでんしょ)や道路(どうろ)をつくれば生活(せいかつ)は便利(べんり)になるが、その場所(ばしょ)の森林(しんりん)や生物(せいぶつ)のすみかが失(うしな)われることもある。

このような問題(もんだい)を考(かんが)えるときは、まず二酸化炭素(にさんかたんそ)の排出(はいしゅつ)量(りょう)や発電(はつでん)量(りょう)、費用(ひよう)、生物(せいぶつ)への影響(えいきょう)などのデータを集(あつ)める。そして、長所(ちょうしょ)と短所(たんしょ)の両方(りょうほう)を整理(せいり)する。そのうえで、根拠(こんきょ)を示(しめ)して自分(じぶん)の考(かんが)えをまとめ、ほかの人(ひと)と話(はな)し合(あ)うことが大切(たいせつ)だ。

将来(しょうらい)の世代(せだい)の暮(く)らしをそこなわずに、今(いま)の世代(せだい)の必要(ひつよう)を満(み)たしていける社会(しゃかい)を持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい)という。科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)と自然(しぜん)環境(かんきょう)の保全(ほぜん)の調和(ちょうわ)をめざすことが、持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい)をつくることにつながる。

科学的な根拠にもとづいて判断する流れAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4次(つぎ)のうち、再生可能(さいせいかのう)エネルギーにあてはまるものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/conservation-and-technology/?from=print#quiz

  1. 次(つぎ)のうち、再生可能(さいせいかのう)エネルギーにあてはまるものはどれか。

    • ◯ 石炭(せきたん)
    • ◯ 石油(せきゆ)
    • ◯ 天然(てんねん)ガス
    • ◯ 地熱(ちねつ)

    正解:地熱
    地熱(ちねつ)は自然(しぜん)の中(なか)でくり返(かえ)し利用(りよう)できる再生可能(さいせいかのう)エネルギー。石炭(せきたん)・天然(てんねん)ガス・石油(せきゆ)は量(りょう)に限(かぎ)りがある化石(かせき)(新しいタブで開きます)燃料(ねんりょう)だ。

  2. 化石燃料(かせきねんりょう)を大量(たいりょう)に使(つか)うことの問題(もんだい)点(てん)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 燃(も)やすと大気中(たいきちゅう)の二酸化炭素(にさんかたんそ)が増(ふ)える
    • ◯ 燃(も)やしても熱(ねつ)が出(で)ない
    • ◯ 燃(も)やすと大気中(たいきちゅう)の酸素(さんそ)が増(ふ)える
    • ◯ いくら使(つか)ってもなくならない

    正解:燃やすと大気中の二酸化炭素が増える
    化石燃料(かせきねんりょう)を燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)(新しいタブで開きます)が出(で)て、大気中(たいきちゅう)の二酸化炭素(にさんかたんそ)が増(ふ)える。また、化石燃料(かせきねんりょう)は量(りょう)に限(かぎ)りがある資源(しげん)だ。

  3. 持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい)の説明(せつめい)として最(もっと)も適切(てきせつ)なものはどれか。

    • ◯ 今(いま)の世代(せだい)が資源(しげん)をすべて使(つか)い切(き)る社会(しゃかい)
    • ◯ 科学(かがく)技術(ぎじゅつ)をいっさい使(つか)わない社会(しゃかい)
    • ◯ 将来(しょうらい)の世代(せだい)の暮(く)らしをそこなわずに、今(いま)の世代(せだい)の必要(ひつよう)を満(み)たしていける社会(しゃかい)
    • ◯ 自然(しぜん)環境(かんきょう)のことは考(かんが)えずに開発(かいはつ)を進(すす)める社会(しゃかい)

    正解:将来の世代の暮らしをそこなわずに、今の世代の必要を満たしていける社会
    持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい)は、将来(しょうらい)の世代(せだい)の暮(く)らしをそこなわずに、今(いま)の世代(せだい)の必要(ひつよう)を満(み)たしていける社会(しゃかい)のこと。科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)と自然(しぜん)環境(かんきょう)の保全(ほぜん)の調和(ちょうわ)をめざす。

  4. 科学(かがく)技術(ぎじゅつ)の利用(りよう)について、科学(かがく)的(てき)な根拠(こんきょ)にもとづいて判断(はんだん)するときの進(すす)め方(かた)の順(じゅん)に並(なら)べよ。

    • ( )長所(ちょうしょ)と短所(たんしょ)を比(くら)べて整理(せいり)する
    • ( )根拠(こんきょ)を示(しめ)して考(かんが)えをまとめ、話(はな)し合(あ)う
    • ( )考(かんが)える課題(かだい)を決(き)める
    • ( )データや資料(しりょう)を集(あつ)める

    正解:考える課題を決める → データや資料を集める → 長所と短所を比べて整理する → 根拠を示して考えをまとめ、話し合う
    課題(かだい)を決(き)める→データや資料(しりょう)を集(あつ)める→長所(ちょうしょ)と短所(たんしょ)を比(くら)べて整理(せいり)する→根拠(こんきょ)を示(しめ)して考(かんが)えをまとめ、話(はな)し合(あ)う。

単元のポイント

  • 化石燃料(かせきねんりょう) 石油(せきゆ)・石炭(せきたん)・天然(てんねん)ガスなど、大昔(おおむかし)の生物(せいぶつ)の遺体(いたい)からできた資源(しげん)。量(りょう)に限(かぎ)りがあり、燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)る
  • 再生可能(さいせいかのう)エネルギー 太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・水力(すいりょく)・地熱(ちねつ)・バイオマスなど、自然(しぜん)の中(なか)でくり返(かえ)し利用(りよう)できるエネルギー
  • 3R リデュース(減(へ)らす)・リユース(くり返(かえ)し使(つか)う)・リサイクル(原料(げんりょう)として再(ふたた)び使(つか)う)。資源(しげん)を節約(せつやく)し、ごみを減(へ)らす
  • 持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい) 将来(しょうらい)の世代(せだい)の暮(く)らしをそこなわずに、今(いま)の世代(せだい)の必要(ひつよう)を満(み)たしていける社会(しゃかい)
問題を解く
単元のポイント
  • 化石燃料(かせきねんりょう) 石油(せきゆ)・石炭(せきたん)・天然(てんねん)ガスなど、大昔(おおむかし)の生物(せいぶつ)の遺体(いたい)からできた資源(しげん)。量(りょう)に限(かぎ)りがあり、燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)る
  • 再生可能(さいせいかのう)エネルギー 太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・水力(すいりょく)・地熱(ちねつ)・バイオマスなど、自然(しぜん)の中(なか)でくり返(かえ)し利用(りよう)できるエネルギー
  • 3R リデュース(減(へ)らす)・リユース(くり返(かえ)し使(つか)う)・リサイクル(原料(げんりょう)として再(ふたた)び使(つか)う)。資源(しげん)を節約(せつやく)し、ごみを減(へ)らす
  • 持続(じぞく)可能(かのう)な社会(しゃかい) 将来(しょうらい)の世代(せだい)の暮(く)らしをそこなわずに、今(いま)の世代(せだい)の必要(ひつよう)を満(み)たしていける社会(しゃかい)