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地域(ちいき)の自然(しぜん)災害(さいがい)

カワウソ先生ハザードマップは、住(す)んでいる場所(ばしょ)の危険(きけん)と避難(ひなん)場所(ばしょ)を前(まえ)もって知(し)るための地図(ちず)よ。家族(かぞく)といっしょに一度(いちど)見(み)てみてね。

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  1. 日本(にっぽん)は地震(じしん)や火山(かざん)の多(おお)い土地(とち)で、梅雨(つゆ)(新しいタブで開きます)や台風(たいふう)による大雨(おおあめ)も多(おお)いため、地震(じしん)・津波(つなみ)・噴火(ふんか)・洪水(こうずい)・土砂(どしゃ)災害(さいがい)などの自然(しぜん)災害(さいがい)が起(お)こりやすい。
  2. 活(かつ)断層(だんそう)(新しいタブで開きます)や津波(つなみ)の痕跡(こんせき)、火山灰(かざんばい)(新しいタブで開きます)の分布(ぶんぷ)、洪水(こうずい)の記録(きろく)などを調(しら)べると、その地域(ちいき)で起(お)こりうる災害(さいがい)と被害(ひがい)の関係(かんけい)がわかる。
  3. ハザードマップで危険(きけん)な場所(ばしょ)や避難(ひなん)の方法(ほうほう)を知(し)っておくと被害(ひがい)を減(へ)らせる。同(おな)じ大地(だいち)の活動(かつどう)は、温泉(おんせん)や地熱(ちねつ)、湧(わ)き水(みず)、景観(けいかん)などの恵(めぐ)みももたらす。

詳しく

大地(だいち)の活動(かつどう)による災害(さいがい)(地震(じしん)・火山(かざん))

日本(にっぽん)列島(れっとう)はプレートの境界(きょうかい)の近(ちか)くにあり、地震(じしん)や火山(かざん)の活動(かつどう)がさかんだ。活(かつ)断層(だんそう)がずれ動(うご)いたり、海溝(かいこう)の近(ちか)くでプレートの境界(きょうかい)がずれたりすると地震(じしん)が起(お)こり、建物(たてもの)の倒壊(とうかい)や山(やま)くずれなどの被害(ひがい)が出(で)る。

海底(かいてい)で大(おお)きな地震(じしん)が起(お)こると、海水(かいすい)が持(も)ち上(あ)げられて津波(つなみ)が発生(はっせい)(新しいタブで開きます)し、沿岸(えんがん)に大(おお)きな被害(ひがい)をもたらすことがある。また、埋(う)め立(た)て地(ち)や川沿(かわぞ)いなど、水(みず)をふくんだ砂(すな)の地盤(じばん)では、ゆれによって地盤(じばん)が液体(えきたい)のようになる液状化(えきじょうか)が起(お)こりやすい。

火山(かざん)が噴火(ふんか)すると、火山灰(かざんばい)が風(かぜ)に流(なが)されて広(ひろ)い範囲(はんい)に降(ふ)り積(つ)もり、農作物(のうさくもつ)や交通(こうつう)に影響(えいきょう)が出(で)る。高温(こうおん)の火山(かざん)ガスと火山灰(かざんばい)・岩石(がんせき)が斜面(しゃめん)を高速(こうそく)で流(なが)れ下(くだ)る火砕流(かさいりゅう)や、溶岩流(ようがんりゅう)、噴石(ふんせき)も大(おお)きな被害(ひがい)をもたらす。

自然の現象と主な災害Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

気象(きしょう)による災害(さいがい)とハザードマップ

日本(にっぽん)では、梅雨(つゆ)前線(ぜんせん)(新しいタブで開きます)や台風(たいふう)によって短(みじか)い時間(じかん)に大量(たいりょう)の雨(あめ)が降(ふ)ることがある。大雨(おおあめ)で川(かわ)の水(みず)があふれる洪水(こうずい)や、がけくずれ・土石流(どせきりゅう)・地(じ)すべりなどの土砂(どしゃ)災害(さいがい)が起(お)こりやすい。

こうした災害(さいがい)に備(そな)えるために、市町村(しちょうそん)などはハザードマップをつくっている。ハザードマップには、洪水(こうずい)や津波(つなみ)で浸水(しんすい)が予想(よそう)される区域(くいき)、土砂(どしゃ)災害(さいがい)の危険(きけん)がある場所(ばしょ)、避難(ひなん)場所(ばしょ)などが示(しめ)されている。

地域(ちいき)の過去(かこ)の災害(さいがい)は、石碑(せきひ)や古(ふる)い地図(ちず)、図書館(としょかん)や博物館(はくぶつかん)の資料(しりょう)、空中(くうちゅう)写真(しゃしん)などからも調(しら)べることができるのだ。どこでどんな現象(げんしょう)が起(お)こり、どんな被害(ひがい)が出(で)たかを知(し)り、ハザードマップと重(かさ)ねて見(み)ることで、被害(ひがい)を小(ちい)さくする行動(こうどう)を考(かんが)えられる。

ハザードマップの読み方(模式図)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

自然(しぜん)がもたらす恵(めぐ)み

自然(しぜん)災害(さいがい)をもたらす大地(だいち)の活動(かつどう)は、私(わたし)たちに恵(めぐ)みも与(あた)えている。火山(かざん)の地下(ちか)にあるマグマの熱(ねつ)は、温泉(おんせん)や地熱(ちねつ)発電(はつでん)に利用(りよう)されているのだ。

山(やま)にしみこんだ雨水(あまみず)は、長(なが)い時間(じかん)をかけて地下(ちか)を流(なが)れ、湧(わ)き水(みず)としてわき出(だ)し、飲(の)み水(みず)や農業(のうぎょう)に使(つか)われることも多(おお)い。火山(かざん)がつくった山(やま)や湖(みずうみ)、断層(だんそう)(新しいタブで開きます)の活動(かつどう)でできた地形(ちけい)は、美(うつく)しい景観(けいかん)として観光(かんこう)にも生(い)かされている。

自然(しぜん)災害(さいがい)と恵(めぐ)みは、同(おな)じ自然(しぜん)のはたらきの2つの面(めん)だ。地域(ちいき)の自然(しぜん)の特徴(とくちょう)を科学(かがく)的(てき)に理解(りかい)し、恵(めぐ)みを受(う)けながら災害(さいがい)に備(そな)えることが、自然(しぜん)とともに暮(く)らすうえで大切(たいせつ)になる。

確認問題

問題 1 / 4地震(じしん)のゆれで液状化(えきじょうか)が起(お)こりやすい場所(ばしょ)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/regional-natural-disasters/?from=print#quiz

  1. 地震(じしん)のゆれで液状化(えきじょうか)が起(お)こりやすい場所(ばしょ)はどれか。

    • ◯ 溶岩(ようがん)が冷(ひ)えて固(かた)まった土地(とち)
    • ◯ 水(みず)をふくんだ砂(すな)でできた埋(う)め立(た)て地(ち)
    • ◯ かたい岩盤(がんばん)でできた山地(さんち)
    • ◯ 古(ふる)くからの高(たか)い台地(だいち)

    正解:水をふくんだ砂でできた埋め立て地
    液状化(えきじょうか)は、水(みず)をふくんだ砂(すな)の地盤(じばん)がゆれで液体(えきたい)のようになる現象(げんしょう)。埋(う)め立(た)て地(ち)や川沿(かわぞ)いなどで起(お)こりやすい。

  2. 高温(こうおん)の火山(かざん)ガスと火山灰(かざんばい)・岩石(がんせき)などが混(ま)ざって、山(やま)の斜面(しゃめん)を高速(こうそく)で流(なが)れ下(くだ)る現象(げんしょう)はどれか。

    • ◯ 土石流(どせきりゅう)
    • ◯ 液状化(えきじょうか)
    • ◯ 火砕流(かさいりゅう)
    • ◯ 津波(つなみ)

    正解:火砕流
    火砕流(かさいりゅう)は、高温(こうおん)の火山(かざん)ガスと火山灰(かざんばい)(新しいタブで開きます)・岩石(がんせき)が混(ま)ざって高速(こうそく)で流(なが)れ下(くだ)る現象(げんしょう)。土石流(どせきりゅう)は大雨(おおあめ)などで土砂(どしゃ)が水(みず)と一体(いったい)になって流(なが)れ下(くだ)る現象(げんしょう)だ。

  3. 洪水(こうずい)のハザードマップを見(み)ると、自宅(じたく)が浸水(しんすい)の予想(よそう)される区域(くいき)の中(なか)にあった。大雨(おおあめ)で避難(ひなん)するとき、避難(ひなん)先(さき)として最(もっと)も適切(てきせつ)なものはどれか。

    • ◯ 川(かわ)にかかる橋(はし)
    • ◯ 浸水(しんすい)が予想(よそう)される区域(くいき)の中(なか)にある地下(ちか)の駐車場(ちゅうしゃじょう)
    • ◯ 浸水(しんすい)が予想(よそう)される区域(くいき)の外(そと)にある高台(たかだい)の避難(ひなん)場所(ばしょ)
    • ◯ 川(かわ)のすぐそばにある低(ひく)い土地(とち)の公園(こうえん)

    正解:浸水が予想される区域の外にある高台の避難場所
    ハザードマップ(新しいタブで開きます)で浸水(しんすい)が予想(よそう)される区域(くいき)を確(たし)かめ、その外(そと)にある高台(たかだい)などの避難(ひなん)場所(ばしょ)へ向(む)かう。川(かわ)の近(ちか)くや低(ひく)い土地(とち)、地下(ちか)は水(みず)につかるおそれがある。

  4. 火山(かざん)の地下(ちか)にあるマグマの熱(ねつ)を利用(りよう)しているものはどれか。

    • ◯ 地熱(ちねつ)発電(はつでん)
    • ◯ 太陽光(たいようこう)発電(はつでん)
    • ◯ 水力(すいりょく)発電(はつでん)
    • ◯ 風力(ふうりょく)発電(はつでん)

    正解:地熱発電
    地熱(ちねつ)発電(はつでん)は、マグマの熱(ねつ)であたためられた地下(ちか)の蒸気(じょうき)や熱水(ねっすい)を使(つか)って発電(はつでん)する。温泉(おんせん)も同(おな)じ熱(ねつ)の恵(めぐ)みだ。

単元のポイント

  • 活(かつ)断層(だんそう)(新しいタブで開きます) 最近(さいきん)の地質(ちしつ)時代(じだい)にくり返(かえ)し活動(かつどう)し、今後(こんご)も活動(かつどう)する可能(かのう)性(せい)がある断層(だんそう)。ずれ動(うご)くと地震(じしん)が起(お)こる
  • 液状化(えきじょうか) 地震(じしん)のゆれで、水(みず)をふくんだ砂(すな)の地盤(じばん)が液体(えきたい)のようになる現象(げんしょう)。建物(たてもの)がかたむいたり、砂(すな)や水(みず)がふき出(だ)したりする
  • 火砕流(かさいりゅう) 高温(こうおん)の火山(かざん)ガスと火山灰(かざんばい)・岩石(がんせき)などが混(ま)ざって、山(やま)の斜面(しゃめん)を高速(こうそく)で流(なが)れ下(くだ)る現象(げんしょう)
  • ハザードマップ(新しいタブで開きます) 自然(しぜん)災害(さいがい)で被害(ひがい)が予想(よそう)される区域(くいき)や、避難(ひなん)場所(ばしょ)・避難(ひなん)経路(けいろ)などを示(しめ)した地図(ちず)
問題を解く
単元のポイント
  • 活(かつ)断層(だんそう)(新しいタブで開きます) 最近(さいきん)の地質(ちしつ)時代(じだい)にくり返(かえ)し活動(かつどう)し、今後(こんご)も活動(かつどう)する可能(かのう)性(せい)がある断層(だんそう)。ずれ動(うご)くと地震(じしん)が起(お)こる
  • 液状化(えきじょうか) 地震(じしん)のゆれで、水(みず)をふくんだ砂(すな)の地盤(じばん)が液体(えきたい)のようになる現象(げんしょう)。建物(たてもの)がかたむいたり、砂(すな)や水(みず)がふき出(だ)したりする
  • 火砕流(かさいりゅう) 高温(こうおん)の火山(かざん)ガスと火山灰(かざんばい)・岩石(がんせき)などが混(ま)ざって、山(やま)の斜面(しゃめん)を高速(こうそく)で流(なが)れ下(くだ)る現象(げんしょう)
  • ハザードマップ(新しいタブで開きます) 自然(しぜん)災害(さいがい)で被害(ひがい)が予想(よそう)される区域(くいき)や、避難(ひなん)場所(ばしょ)・避難(ひなん)経路(けいろ)などを示(しめ)した地図(ちず)