化石
カワウソ先生示相化石は「どんな場所」、示準化石は「いつの時代」を教えてくれるよ。区別して覚えよう。
30秒でつかむ
- 化石は地層に残る生物のからだや生活の跡で、堆積(新しいタブで開きます)した当時の環境や年代を知る手掛かりになる。
- 示相化石は堆積当時の環境を示し、サンゴはあたたかく浅い海、シジミは河口や湖などを示す。
- 示準化石は地質年代を示し、三葉虫・フズリナは古生代、アンモナイト・恐竜は中生代、ビカリア・ナウマンゾウは新生代を示す。
詳しく
ポイント
地層の中に残された、過去の生物のからだや足あとなどの跡を化石という。化石を調べると、その地層が積もった当時の環境や年代が分かる。
堆積当時の環境を推定できる化石を示相化石という。サンゴの化石があれば、あたたかく浅い海で堆積したと考えられる。シジミの化石があれば、河口や湖だったと考えられる。
地層ができた時代(地質年代)を推定できる化石を示準化石という。地質年代は古い方から古生代・中生代・新生代の順に分けられる。
示準化石の例
古生代を示す示準化石には三葉虫やフズリナがある。中生代を示す示準化石にはアンモナイトや恐竜の化石がある。
新生代を示す示準化石にはビカリアやナウマンゾウがある。これらの化石が見つかった地層は、その時代に堆積したものだ。
同じ地層から示相化石と示準化石の両方が見つかれば、堆積した環境と年代の両方がわかる。
なぜそうなるか
示相化石になる生物は、決まった環境でしか生きられないものが多い。だから化石が見つかれば、堆積した当時の環境を絞り込める。
示準化石になる生物は、広い地域に、短い期間だけ栄えて絶滅したものが多い。生きていた期間が短いほど、地層の年代を細かく特定しやすい。
反対に、長い期間生き続けている生物や、いろいろな環境で生きられる生物もいる。これらは年代や環境を絞り込みにくく、示準化石・示相化石には向かない。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/fossils-and-geologic-age/?from=print#quiz
化石として正しい説明はどれか。
- ◯ 火山灰が固まってできた岩石
- ◯ 地層に残された、過去の生物のからだや生活の跡
- ◯ 地層の重なりを表した図
- ◯ 現在生きている生物のからだ
正解:地層に残された、過去の生物のからだや生活の跡
化石は地層に残された過去の生物のからだや足あとなどの跡である。シジミの化石が見つかった地層は、堆積した当時どのような場所だったと考えられるか。
- ◯ あたたかく浅い海
- ◯ 高い山の上
- ◯ 深い海の底
- ◯ 河口や湖
正解:河口や湖
シジミは河口や湖にすむので、シジミの化石が出た地層は河口や湖で堆積(新しいタブで開きます)したと考えられる。三葉虫やフズリナが示準化石となる地質年代はどれか。
- ◯ 中生代
- ◯ 古生代
- ◯ 地質年代とは関係がない
- ◯ 新生代
正解:古生代
三葉虫・フズリナは古生代を示す代表的な示準化石。アンモナイトや恐竜が示準化石となる地質年代はどれか。
- ◯ 中生代
- ◯ 地質年代とは関係がない
- ◯ 古生代
- ◯ 新生代
正解:中生代
アンモナイト・恐竜は中生代を示す代表的な示準化石。
単元のポイント
- 化石 地層に残る、過去の生物のからだや生活の跡
- 示相化石 堆積当時の環境を推定できる化石。例:サンゴ(あたたかく浅い海)
- 示準化石 地層ができた時代(地質年代)を推定できる化石
- 地質年代 古生代・中生代・新生代の順に新しくなる時代区分