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柱状図(ちゅうじょうず)と地層(ちそう)の対比(たいひ)

カワウソ先生柱状図(ちゅうじょうず)は下(した)が古(ふる)い・上(うえ)が新(あたら)しい。離(はな)れた地点(ちてん)を比(くら)べるときは標高(ひょうこう)をそろえるのがコツだよ。

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  1. 柱状図(ちゅうじょうず)は、ある場所(ばしょ)の地層(ちそう)の重(かさ)なりを下(した)から上(うえ)へ柱(はしら)のように表(あらわ)した図(ず)。
  2. 火山灰(かざんばい)(新しいタブで開きます)の層(そう)(かぎ層(そう))などの目立(めだ)つ層(そう)を手掛(てが)かりに、離(はな)れた地点(ちてん)の地層(ちそう)を比(くら)べる(対比(たいひ)する)。
  3. 地層(ちそう)を対比(たいひ)するときは標高(ひょうこう)をそろえ、しゅう曲(きょく)や断層(だんそう)は大地(だいち)の変動(へんどう)として起(お)こる。

詳しく

ポイント

ある場所(ばしょ)の地層(ちそう)の重(かさ)なりを、下(した)から上(うえ)へ柱(はしら)のように表(あらわ)した図(ず)を柱状図(ちゅうじょうず)という。大地(だいち)の変動(へんどう)がなければ、下(した)にある層(そう)ほど古(ふる)く積(つ)もった層(そう)。

離(はな)れた地点(ちてん)の地層(ちそう)を比(くら)べて、同(おな)じ時期(じき)にできた層(そう)をつなぐことを地層(ちそう)の対比(たいひ)という。対比(たいひ)には、火山灰(かざんばい)の層(そう)のように広(ひろ)い範囲(はんい)に同時(どうじ)に積(つ)もり、見分(みわ)けやすい層(そう)を使(つか)う。このような層(そう)をかぎ層(そう)という。

地層(ちそう)の対比(たいひ)をするときは、地表(ちひょう)からの深(ふか)さだけでなく、海面(かいめん)を基準(きじゅん)(新しいタブで開きます)にした標高(ひょうこう)をそろえて比(くら)べる。地点(ちてん)ごとに地面(じめん)の高(たか)さが違(ちが)うため。

柱状図は下が古く、上が新しいAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

柱状図(ちゅうじょうず)の読(よ)み方(かた)・対比(たいひ)のしかた

柱状図(ちゅうじょうず)は下(した)から順(じゅん)に読(よ)む。下(した)かられき岩(いわ)(新しいタブで開きます)・凝灰岩(ぎょうかいがん)(かぎ層(そう))・泥岩(でいがん)・砂岩(さがん)の順(じゅん)に重(かさ)なっていれば、一番下(いちばんした)のれき岩(いわ)が最(もっと)も古(ふる)く、一番上(いちばんうえ)の砂岩(さがん)が最(もっと)も新(あたら)しい。

たとえば地点(ちてん)Aは地表(ちひょう)の標高(ひょうこう)50m、かぎ層(そう)が地表(ちひょう)から8mの深(ふか)さにある。地点(ちてん)Bは地表(ちひょう)の標高(ひょうこう)45mで、かぎ層(そう)が地表(ちひょう)から3mの深(ふか)さにある。どちらのかぎ層(そう)も標高(ひょうこう)42m(50-8、45-3)なので、同(おな)じ時期(じき)にできた層(そう)だと分(わ)かる。

標高(ひょうこう)をそろえずに地表(ちひょう)からの深(ふか)さだけで比(くら)べると、地点(ちてん)ごとの地面(じめん)の高(たか)さの違(ちが)いで、同(おな)じ層(そう)が違(ちが)う深(ふか)さにずれて見(み)えてしまう。

標高をそろえると、同じかぎ層が対比できるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

かぎ層(そう)が使(つか)えるのは、火山(かざん)の噴火(ふんか)で広(ひろ)い範囲(はんい)に同時(どうじ)に火山灰(かざんばい)が降(ふ)り積(つ)もるため。離(はな)れた地点(ちてん)でも同(おな)じ火山灰(かざんばい)の層(そう)なら、同(おな)じ時期(じき)にできたと考(かんが)えられる。

もともと水平(すいへい)に積(つ)もった地層(ちそう)が波打(なみう)つように曲(ま)がったものをしゅう曲(きょく)、地層(ちそう)が割(わ)れてずれたものを断層(だんそう)という。どちらも大地(だいち)の変動(へんどう)で起(お)こる。

しゅう曲(きょく)や断層(だんそう)で地層(ちそう)の上下(じょうげ)が入(い)れ替(か)わっている場所(ばしょ)では、「下(した)ほど古(ふる)い」という基本(きほん)の規則(きそく)がそのまま使(つか)えないこともある。

確認問題

問題 1 / 4大地(だいち)の変動(へんどう)がない場合(ばあい)、柱状図(ちゅうじょうず)で下(した)にある層(そう)と上(うえ)にある層(そう)では、どちらが古(ふる)いか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/columnar-section-correlation/?from=print#quiz

  1. 大地(だいち)の変動(へんどう)がない場合(ばあい)、柱状図(ちゅうじょうず)で下(した)にある層(そう)と上(うえ)にある層(そう)では、どちらが古(ふる)いか。

    • ◯ 上(うえ)にある層(そう)の方(ほう)が古(ふる)い
    • ◯ どちらも同(おな)じ時期(じき)にできた
    • ◯ 柱状図(ちゅうじょうず)では新旧(しんきゅう)は分(ぶん)からない
    • ◯ 下(した)にある層(そう)の方(ほう)が古(ふる)い

    正解:下にある層の方が古い
    地層(ちそう)は下(した)から積(つ)もるので、大地(だいち)の変動(へんどう)がなければ下(した)にある層(そう)ほど古(ふる)い。

  2. ある地点(ちてん)の柱状図(ちゅうじょうず)で、下(した)かられき岩(いわ)・凝灰岩(ぎょうかいがん)(かぎ層(そう))・泥岩(でいがん)・砂岩(さがん)の順(じゅん)に重(かさ)なっていた。最(もっと)も新(あたら)しい層(そう)はどれか。

    • ◯ 凝灰岩(ぎょうかいがん)
    • ◯ 泥岩(でいがん)
    • ◯ 砂岩(さがん)
    • ◯ れき岩(いわ)

    正解:砂岩
    柱状図(ちゅうじょうず)は下(した)が古(ふる)く上(うえ)が新(あたら)しいので、一番上(いちばんうえ)にある砂岩(さがん)(新しいタブで開きます)が最(もっと)も新(あたら)しい。

  3. 地点(ちてん)Aの地表(ちひょう)の標高(ひょうこう)は50mで、かぎ層(そう)が地表(ちひょう)から深(ふか)さ8mにある。地点(ちてん)Bの地表(ちひょう)の標高(ひょうこう)は45mで、かぎ層(そう)が地表(ちひょう)から深(ふか)さ3mにある。2つのかぎ層(そう)の標高(ひょうこう)の関係(かんけい)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ どちらも標高(ひょうこう)42mで等(ひと)しい
    • ◯ Bの方(ほう)が標高(ひょうこう)が5m高(たか)い
    • ◯ 深(ふか)さが違(ちが)うので比(くら)べることはできない
    • ◯ Aの方(ほう)が標高(ひょうこう)が3m高(たか)い

    正解:どちらも標高42mで等しい
    Aは50-8=42m、Bは45-3=42mで、どちらも標高(ひょうこう)42mにあり、同(おな)じ時期(じき)にできた層(そう)だと分(わ)かる。

  4. もともと水平(すいへい)に積(つ)もった地層(ちそう)が波打(なみう)つように曲(ま)がったものと、地層(ちそう)が割(わ)れてずれたものを、それぞれ何(なん)というか。

    • ◯ 断層(だんそう)としゅう曲(きょく)
    • ◯ 柱状図(ちゅうじょうず)とかぎ層(そう)
    • ◯ しゅう曲(きょく)と断層(だんそう)
    • ◯ 風化(ふうか)と侵食(しんしょく)

    正解:しゅう曲と断層
    波打(なみう)つように曲(ま)がったものをしゅう曲(きょく)、割(わ)れてずれたものを断層(だんそう)という。どちらも大地(だいち)の変動(へんどう)で起(お)こる。

単元のポイント

  • 柱状図(ちゅうじょうず) ある場所(ばしょ)の地層(ちそう)の重(かさ)なりを下(した)から上(うえ)へ柱状(ちゅうじょう)に表(あらわ)した図(ず)
  • かぎ層(そう) 同(おな)じ時期(じき)に広(ひろ)がった目立(めだ)つ層(そう)。地層(ちそう)の対比(たいひ)の目印(めじるし)になる
  • 地層(ちそう)の対比(たいひ) 離(はな)れた地点(ちてん)の地層(ちそう)を比(くら)べて、同(おな)じ時期(じき)にできた層(そう)をつなぐこと
  • しゅう曲(きょく)・断層(だんそう) 大地(だいち)の変動(へんどう)で地層(ちそう)が曲(ま)がったり(しゅう曲(きょく))ずれたり(断層(だんそう))すること
問題を解く
単元のポイント
  • 柱状図(ちゅうじょうず) ある場所(ばしょ)の地層(ちそう)の重(かさ)なりを下(した)から上(うえ)へ柱状(ちゅうじょう)に表(あらわ)した図(ず)
  • かぎ層(そう) 同(おな)じ時期(じき)に広(ひろ)がった目立(めだ)つ層(そう)。地層(ちそう)の対比(たいひ)の目印(めじるし)になる
  • 地層(ちそう)の対比(たいひ) 離(はな)れた地点(ちてん)の地層(ちそう)を比(くら)べて、同(おな)じ時期(じき)にできた層(そう)をつなぐこと
  • しゅう曲(きょく)・断層(だんそう) 大地(だいち)の変動(へんどう)で地層(ちそう)が曲(ま)がったり(しゅう曲(きょく))ずれたり(断層(だんそう))すること