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プレートの運動(うんどう)

カワウソ先生プレートが動(うご)く速(はや)さは、1年(ねん)に数(すう)cm。爪(つめ)が伸(の)びる速(はや)さとだいたい同(おな)じくらいだよ。

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  1. 地球(ちきゅう)の表面(ひょうめん)は、硬(かた)いリソスフェアが十(じゅう)数枚(すうまい)に分(わ)かれたプレートでできており、1年(ねん)に数(すう)cmの速(はや)さでゆっくり動(うご)いている。
  2. プレート境界(きょうかい)には、プレートが離(はな)れる発散境界(はっさんきょうかい)、ぶつかる収束境界(しゅうそくきょうかい)、横(よこ)にすれ違(ちが)うすれ違(ちが)う境界(きょうかい)の3種類(しゅるい)がある。
  3. 日本(にほん)列島(れっとう)の周辺(しゅうへん)には4枚(まい)のプレートが集(あつ)まり、海(うみ)側(がわ)のプレートが陸(りく)側(がわ)のプレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)んでいる。

詳しく

プレートとリソスフェアの運動(うんどう)

地球(ちきゅう)の表面(ひょうめん)をおおうのは、リソスフェアと呼(よ)ばれる硬(かた)い岩石(がんせき)の層(そう)だ。リソスフェアは十(じゅう)数枚(すうまい)のプレートに分(わ)かれ、その下(した)のやわらかいアセノスフェアの上(うえ)を動(うご)いている。動(うご)く速(はや)さは1年(ねん)あたり数(すう)cmほどで、爪(つめ)が伸(の)びる速(はや)さに近(ちか)い。

プレートが動(うご)く向(む)きと速(はや)さは、プレートごとに異(こと)なる。そのため、プレートとプレートが接(せっ)する場所(ばしょ)(プレート境界(きょうかい))では、プレートどうしが離(はな)れたり、ぶつかったり、すれ違(ちが)ったりする関係(かんけい)が生(う)まれる。

日本(にほん)列島(れっとう)の周辺(しゅうへん)には、プレートが4枚(まい)集(あつ)まっている。それは、ユーラシアプレート・北米(ほくべい)プレート・フィリピン海(うみ)プレート・太平洋(たいへいよう)プレートだ。海(うみ)側(がわ)のフィリピン海(うみ)プレートと太平洋(たいへいよう)プレートは、陸(りく)側(がわ)のユーラシアプレートと北米(ほくべい)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)んでいる。その速(はや)さは年(ねん)に数(すう)cmほどだ。

日本付近の4枚のプレートと沈み込みAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

3種類(しゅるい)のプレート境界(きょうかい)

プレート境界(きょうかい)は、プレートどうしの動(うご)き方(かた)によって3種類(しゅるい)に分(わ)けられる。プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)を発散境界(はっさんきょうかい)という。発散境界(はっさんきょうかい)の中央海嶺(ちゅうおうかいれい)(新しいタブで開きます)ではマントル(新しいタブで開きます)が上昇(じょうしょう)して隙間(すきま)を埋(う)め、新(あたら)しいプレートが次々(つぎつぎ)とつくられる。

プレートがぶつかり合(あ)う境界(きょうかい)を収束境界(しゅうそくきょうかい)という。海洋(かいよう)プレートと大陸(たいりく)プレートがぶつかると、密度(みつど)(新しいタブで開きます)の大(おお)きい海洋(かいよう)プレートが大陸(たいりく)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)み、海溝(かいこう)ができる。大陸(たいりく)プレートどうしがぶつかる場合(ばあい)は、どちらも沈(しず)み込(こ)めずに地殻(ちかく)が押(お)し合(あ)って盛(も)り上(あ)がる。

プレートが横(よこ)にすれ違(ちが)う境界(きょうかい)をすれ違(ちが)う境界(きょうかい)という。プレートが生(う)まれたり沈(しず)み込(こ)んだりはせず、両側(りょうがわ)のプレートが互(たが)いに反対(はんたい)方向(ほうこう)へこすれ合(あ)いながら動(うご)く。

発散境界・収束境界・すれ違う境界Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

日本(にほん)列島(れっとう)で地震(じしん)や火山(かざん)が多(おお)い理由(りゆう)

日本(にほん)列島(れっとう)は、性質(せいしつ)の違(ちが)う4枚(まい)のプレートが集(あつ)まる場所(ばしょ)にある。特(とく)に海(うみ)側(がわ)の2枚(まい)が陸(りく)側(がわ)の2枚(まい)の下(した)に沈(しず)み込(こ)む収束境界(しゅうそくきょうかい)が何本(なんぼん)も通(とお)っている。そのため、プレート境界(きょうかい)やその周辺(しゅうへん)にひずみがたまりやすく、地震(じしん)や火山(かざん)活動(かつどう)が世界(せかい)でも特(とく)に多(おお)い地域(ちいき)になっている。

プレートの沈(しず)み込(こ)みがどのように火山(かざん)活動(かつどう)や地震(じしん)を引(ひ)き起(お)こすのかは、このあとのページで順(じゅん)に見(み)ていく。

プレートの動(うご)きそのものは、地球(ちきゅう)内部(ないぶ)のマントルがゆっくりと対流(たいりゅう)(新しいタブで開きます)していることと関係(かんけい)があると考(かんが)えられている。マントル内(ない)にはプルームと呼(よ)ばれる熱(あつ)い上昇流(じょうしょうりゅう)や冷(つめ)たい下降流(かこうりゅう)があり、プレートを動(うご)かす原動力(げんどうりょく)の一(ひと)つと考(かんが)えられている。ただし、動(うご)きを生(う)み出(だ)す仕組(しく)みのすべてが解明(かいめい)されているわけではない。

確認問題

問題 1 / 4プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/motion-of-tectonic-plates/?from=print#quiz

  1. プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 発散境界(はっさんきょうかい)
    • ◯ モホ境界(きょうかい)
    • ◯ すれ違(ちが)う境界(きょうかい)
    • ◯ 収束境界(しゅうそくきょうかい)

    正解:発散境界
    プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)を発散境界(はっさんきょうかい)という。中央海嶺(ちゅうおうかいれい)(新しいタブで開きます)ではマントル(新しいタブで開きます)が上昇(じょうしょう)し、新(あたら)しいプレートがつくられる。

  2. 海洋(かいよう)プレートが大陸(たいりく)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)む境界(きょうかい)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 断層(だんそう)境界(きょうかい)
    • ◯ すれ違(ちが)う境界(きょうかい)
    • ◯ 発散境界(はっさんきょうかい)
    • ◯ 収束境界(しゅうそくきょうかい)

    正解:収束境界
    プレートがぶつかる境界(きょうかい)を収束境界(しゅうそくきょうかい)という。密度(みつど)(新しいタブで開きます)の大(おお)きい海洋(かいよう)プレートが大陸(たいりく)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)み、海溝(かいこう)ができる。

  3. 硬(かた)いリソスフェアの下(した)にある、プレートがその上(うえ)を動(うご)いていくやわらかい層(そう)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 外(そと)核(かく)
    • ◯ アセノスフェア
    • ◯ マントル
    • ◯ モホ面(めん)

    正解:アセノスフェア
    プレートの本体(ほんたい)であるリソスフェアは、その下(した)のやわらかいアセノスフェアの上(うえ)をゆっくりと動(うご)いている。

  4. 日本(にほん)列島(れっとう)の周辺(しゅうへん)に集(あつ)まる4枚(まい)のプレートのうち、海(うみ)側(がわ)にあって沈(しず)み込(こ)んでいくプレートはいくつあるか。数字(すうじ)で答(こた)えなさい。

    答え:____________

    正解:2
    日本(にほん)付近(ふきん)の4枚(まい)はユーラシア・北米(ほくべい)・フィリピン海(うみ)・太平洋(たいへいよう)。海(うみ)側(がわ)で沈(しず)み込(こ)むのはフィリピン海(うみ)プレートと太平洋(たいへいよう)プレートの2枚(まい)。

単元のポイント

  • 発散境界(はっさんきょうかい) プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)。中央海嶺(ちゅうおうかいれい)でマントルが上昇(じょうしょう)し、新(あたら)しいプレートがつくられる
  • 収束境界(しゅうそくきょうかい) プレートがぶつかる境界(きょうかい)。海洋(かいよう)プレートが大陸(たいりく)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)み、海溝(かいこう)ができる
  • すれ違(ちが)う境界(きょうかい) プレートが横(よこ)にすれ違(ちが)う境界(きょうかい)。トランスフォーム断層(だんそう)とも呼(よ)ばれる
  • リソスフェア プレートの本体(ほんたい)となる、地球(ちきゅう)表面(ひょうめん)をおおう硬(かた)い岩石(がんせき)の層(そう)
  • プルーム マントル内(ない)にある熱(あつ)い上昇流(じょうしょうりゅう)や冷(つめ)たい下降流(かこうりゅう)。プレートを動(うご)かす原動力(げんどうりょく)の一(ひと)つと考(かんが)えられている
問題を解く
単元のポイント
  • 発散境界(はっさんきょうかい) プレートが互(たが)いに離(はな)れていく境界(きょうかい)。中央海嶺(ちゅうおうかいれい)でマントルが上昇(じょうしょう)し、新(あたら)しいプレートがつくられる
  • 収束境界(しゅうそくきょうかい) プレートがぶつかる境界(きょうかい)。海洋(かいよう)プレートが大陸(たいりく)プレートの下(した)に沈(しず)み込(こ)み、海溝(かいこう)ができる
  • すれ違(ちが)う境界(きょうかい) プレートが横(よこ)にすれ違(ちが)う境界(きょうかい)。トランスフォーム断層(だんそう)とも呼(よ)ばれる
  • リソスフェア プレートの本体(ほんたい)となる、地球(ちきゅう)表面(ひょうめん)をおおう硬(かた)い岩石(がんせき)の層(そう)
  • プルーム マントル内(ない)にある熱(あつ)い上昇流(じょうしょうりゅう)や冷(つめ)たい下降流(かこうりゅう)。プレートを動(うご)かす原動力(げんどうりょく)の一(ひと)つと考(かんが)えられている