位置ベクトル
ゾウ先生内分点の式は、Aに近いほどnの重みが大きくなる形をしている。m:nの順番を逆にしないよう注意しよう。
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- 原点Oを始点としたベクトルOPを、点Pの位置ベクトルという。p=OPと書く。
- ABをm:nに内分する点Pの位置ベクトルは、p=(na+mb)/(m+n)になる。
- 三角形ABCの重心(新しいタブで開きます)Gの位置ベクトルは、g=(a+b+c)/3になる。
詳しく
公式
平面上に原点Oと点Pをとる。
このとき、を点Pの位置ベクトルという。
点Pの位置ベクトルはと書くことが多い。
2点A()、B()を結ぶ線分ABを考えよう。
ABをm:nに内分する点Pを考える。
位置ベクトルはが成り立つ。
中点Mならm:n=1:1なのでになる。
ABをm:nに外分する点Qも同じように考えよう。
位置ベクトルはになる。
三角形ABCの重心Gも考えよう。
位置ベクトルはになる。
例題
例題:A(1,4)、B(10,−2)とする。
線分ABを2:1に内分する点Pの座標を求めよ。
内分点(新しいタブで開きます)の式に当てはめよう。x座標はになる。
y座標も同様にになる。
よってPの座標は(7,0)になる。
なぜそうなるか
内分点の式を導いてみよう。
点Pは線分ABをm:nに内分する。
このときになる。
つまりはの一部だ。
になる。
になる。
これを使うとになる。
この式を整理しよう。
分子を整理するとになる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/position-vectors/?from=print#quiz
A(1,4)、B(10,−2)を結ぶ線分ABを2:1に内分する点Pのx座標を求めよ。
答え:____________
正解:7
内分点(新しいタブで開きます)の式p=(na+mb)/(m+n)に当てはめる。m=2、n=1なので、x=(1×1+2×10)/3=21/3=7。A(2,1)、B(8,4)を結ぶ線分ABをm:n=3:1に外分する点Qのx座標を求めよ。
答え:____________
正解:11
外分点の式q=(−na+mb)/(m−n)に当てはめる。x=(−1×2+3×8)/(3−1)=22/2=11。三角形ABCの重心Gのy座標を求めよ。A(0,0)、B(6,0)、C(3,9)とする。
答え:____________
正解:3
重心(新しいタブで開きます)の式g=(a+b+c)/3に当てはめる。y=(0+0+9)/3=3。線分ABをm:nに内分する点Pの位置ベクトルの式として正しいものはどれか。
- ◯ (a+b)/(m+n)
- ◯ (ma+nb)/(m+n)
- ◯ (na+mb)/(m+n)
- ◯ (ma+nb)/(mn)
正解:(na+mb)/(m+n)
内分点はAに近いほどnの重みが大きくなる。AP:PB=m:nなら、位置ベクトルはp=(na+mb)/(m+n)になる。
単元のポイント
- 位置ベクトル 原点Oを始点としたベクトルOP
- 内分点の位置ベクトル p=(na+mb)/(m+n)(ABをm:nに内分)
- 重心の位置ベクトル g=(a+b+c)/3