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y=ax²の変化(へんか)の割合(わりあい)と変域(へんいき)

ゾウ先生一次関数(いちじかんすう)の変化(へんか)の割合(わりあい)は一定(いってい)だが、y=ax²は違(ちが)う。xの範囲(はんい)ごとに計算(けいさん)し直(なお)そう。

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  1. y=ax²の変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます)は一定(いってい)ではなく、xがpからqまで増加(ぞうか)するときはa(p+q)で求(もと)められる。
  2. 一次関数(いちじかんすう)の変化(へんか)の割合(わりあい)はいつもaだったが、y=ax²では調(しら)べるxの範囲(はんい)によって値(あたい)が変(か)わる。
  3. xの変域(へんいき)が0をまたぐときは、yの最小値(さいしょうち)は0になり、最大値(さいだいち)は変域(へんいき)の両端(りょうたん)のうち絶対値(ぜったいち)が大(おお)きい方(ほう)で決(き)まる。

詳しく

公式(こうしき)

y=ax²で、xがpからqまで増加(ぞうか)するときの変化(へんか)の割合(わりあい)は、次(つぎ)の式(しき)で求(もと)められる。

変化(へんか)の割合(わりあい)=(aq²−ap²)/(q−p)=a(p+q)

一次関数(いちじかんすう)の変化(へんか)の割合(わりあい)はいつもaで一定(いってい)だったが、y=ax²の変化(へんか)の割合(わりあい)は、調(しら)べるxの範囲(はんい)(p、q)によって変(か)わる。

y=2x²で2点を結ぶ直線の傾きを示した図Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):y=x²で、xの変域(へんいき)が−2≤x≤3のときの、yの変域(へんいき)を求(もと)めよう。

y=x²は0以上(いじょう)の値(あたい)しかとらないので、変域(へんいき)に0が含(ふく)まれていれば、yの最小値(さいしょうち)は0になる。

yの最大値(さいだいち)は、変域(へんいき)の両端(りょうたん)のうち絶対値(ぜったいち)が大(おお)きい方(ほう)で決(き)まる。|−2|<|3|なので、x=3のときy=3²=9が最大値(さいだいち)。

だから、yの変域(へんいき)は0≤y≤9になる。xの変域(へんいき)の両端(りょうたん)だけを見(み)ても、最大値(さいだいち)・最小値(さいしょうち)を見落(みお)とすことがあるので注意(ちゅうい)する。

y=x²の変域−2≤x≤3での最大値・最小値を示した図Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

変化(へんか)の割合(わりあい)=(aq²−ap²)/(q−p)を計算(けいさん)すると、aq²−ap²=a(q²−p²)=a(q+p)(q−p)となり、(q−p)で約分(やくぶん)できてa(p+q)になる。

一次関数(いちじかんすう)のグラフ(新しいタブで開きます)は直線(ちょくせん)なので、どこで調(しら)べても傾(かたむ)き(変化(へんか)の割合(わりあい))は同(おな)じaだった。y=ax²のグラフ(新しいタブで開きます)は曲線(きょくせん)なので、調(しら)べる場所(ばしょ)によって傾(かたむ)きの度合(どあ)いが変(か)わる。これが変化(へんか)の割合(わりあい)が一定(いってい)でない理由(りゆう)だ。

変域(へんいき)については、y=x²のグラフがy軸(じく)について対称(たいしょう)な曲線(きょくせん)であることを思(おも)い出(だ)すとよい。x=0に近(ちか)いほどyは小(ちい)さく、0から離(はな)れるほどyは大(おお)きくなる。

確認問題

問題 1 / 5y=2x²で、xが1から3まで増加(ぞうか)するときの変化(へんか)の割合(わりあい)を、数字(すうじ)で答(こた)えよう。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/rate-of-change-y-ax2/?from=print#quiz

  1. y=2x²で、xが1から3まで増加(ぞうか)するときの変化(へんか)の割合(わりあい)を、数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:8
    変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます)はa(p+q)で求(もと)められる。a=2、p=1、q=3なので、2×(1+3)=8。

  2. y=−3x²で、xが2から5まで増加(ぞうか)するときの変化(へんか)の割合(わりあい)はどれか。

    • ◯ −21
    • ◯ 21
    • ◯ −9
    • ◯ 9

    正解:−21
    変化(へんか)の割合(わりあい)はa(p+q)で求(もと)められる。a=−3、p=2、q=5なので、−3×(2+5)=−21。

  3. y=x²で、xの変域(へんいき)が−2≤x≤3のとき、yの最大値(さいだいち)を数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:9
    変域(へんいき)に0を含(ふく)むので、yが最大(さいだい)になるのは絶対値(ぜったいち)が大(おお)きい方(ほう)の端(はじ)。|−2|<|3|なので、x=3のときy=3²=9が最大(さいだい)。

  4. y=x²で、xの変域(へんいき)が−2≤x≤3のとき、yの最小値(さいしょうち)を数字(すうじ)で答(こた)えよう。

    答え:____________

    正解:0
    y=x²は0以上(いじょう)の値(あたい)しかとらない。変域(へんいき)に0が含(ふく)まれているので、yの最小値(さいしょうち)は0になる。

  5. y=ax²の変化(へんか)の割合(わりあい)について正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ xの値(あたい)に関係(かんけい)なく0になる
    • ◯ 一定(いってい)ではなく、xの値(あたい)によって変(か)わる
    • ◯ 一定(いってい)で、いつもaに等(ひと)しい
    • ◯ 一定(いってい)で、いつも2aに等(ひと)しい

    正解:一定ではなく、xの値によって変わる
    一次関数(いちじかんすう)とちがい、y=ax²の変化(へんか)の割合(わりあい)は一定(いってい)ではなく、調(しら)べるxの範囲(はんい)によって値(あたい)が変(か)わる。

単元のポイント

  • 変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます) yの増加量(ぞうかりょう)をxの増加量(ぞうかりょう)で割(わ)った値(あたい)。y=ax²ではxの範囲(はんい)で変(か)わる
  • 変域(へんいき) xやyがとることのできる値(あたい)の範囲(はんい)
  • 最大値(さいだいち) 変域(へんいき)の中(なか)で、yがとる最(もっと)も大(おお)きい値(ね)
  • 最小値(さいしょうち) 変域(へんいき)の中(なか)で、yがとる最(もっと)も小(ちい)さい値(ね)
  • 2乗(じょう)に比例(ひれい)する関数(かんすう) 変化(へんか)の割合(わりあい)が一定(いってい)にならない、y=ax²のような関数(かんすう)
問題を解く
単元のポイント
  • 変化(へんか)の割合(わりあい)(新しいタブで開きます) yの増加量(ぞうかりょう)をxの増加量(ぞうかりょう)で割(わ)った値(あたい)。y=ax²ではxの範囲(はんい)で変(か)わる
  • 変域(へんいき) xやyがとることのできる値(あたい)の範囲(はんい)
  • 最大値(さいだいち) 変域(へんいき)の中(なか)で、yがとる最(もっと)も大(おお)きい値(ね)
  • 最小値(さいしょうち) 変域(へんいき)の中(なか)で、yがとる最(もっと)も小(ちい)さい値(ね)
  • 2乗(じょう)に比例(ひれい)する関数(かんすう) 変化(へんか)の割合(わりあい)が一定(いってい)にならない、y=ax²のような関数(かんすう)