放物線と直線
ゾウ先生交点を求める式は、放物線の式と直線の式を=でつなぐだけ。あとは見慣れた二次方程式だ。
30秒でつかむ
- 放物線(新しいタブで開きます)y=ax²と直線y=mx+nの交点は、ax²=mx+nという二次方程式を解いて求める。
- 二次方程式の解は多くても2つなので、放物線と直線の交点も多くても2個になる。
- 放物線y=ax²上の2点、x=p、x=qを通る直線の傾き(新しいタブで開きます)は、変化の割合(新しいタブで開きます)と同じa(p+q)で求められる。
詳しく
公式
放物線y=ax²と直線y=mx+nの交点は、2つの式のyが等しいと考えて、ax²=mx+nを解けば求まる。
整理するとax²−mx−n=0という二次方程式になり、これを解けば交点のx座標がわかる。
放物線y=ax²上の2点、x=p、x=qを通る直線の傾きは、変化の割合と同じ式a(p+q)で求められる。
例題
例題:y=x²とy=x+2の交点を求めよう。
x²=x+2より、x²−x−2=0。因数分解(新しいタブで開きます)すると(x−2)(x+1)=0なので、x=2, −1。
x=2のときy=4、x=−1のときy=1なので、交点は(2, 4)と(−1, 1)の2点になる。
交点のy座標は、どちらの式(放物線でも直線でも)に代入しても同じ値になるので、計算しやすい式を選べばよい。
なぜそうなるか
放物線と直線の交点では、2つの式が同時に成り立つ。つまり、同じxに対して同じyの値をとる点だ。
だから、ax²とmx+nを等号でつないだax²=mx+nが、交点のx座標を求める式になる。これは見慣れたxの2乗を含む二次方程式そのものだ。
二次方程式の解は多くても2つしかないので、放物線と直線の交点も多くても2個。直線が放物線の外側を通れば交点は0個、ちょうど接すれば1個になる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/parabola-and-line/?from=print#quiz
y=x²とy=x+2の交点のx座標はどれか。
- ◯ x=2, 1
- ◯ x=−2, 1
- ◯ x=−2, −1
- ◯ x=2, −1
正解:x=2, −1
x²=x+2より、x²−x−2=0。因数分解(新しいタブで開きます)すると(x−2)(x+1)=0なので、x=2, −1。y=x²とy=x+2の交点のうち、x座標が大きい方のy座標を、数字で答えよう。
答え:____________
正解:4
x座標が大きい方はx=2。y=x²に代入すると、y=2²=4。y=2x²のグラフ上の2点、x=1とx=4を通る直線の傾きを、数字で答えよう。
答え:____________
正解:10
傾き(新しいタブで開きます)はa(p+q)で求められる。a=2、p=1、q=4なので、2×(1+4)=10。放物線と直線の交点の個数として、起こらないものはどれか。
- ◯ 0個
- ◯ 1個
- ◯ 2個
- ◯ 3個
正解:3個
交点は二次方程式ax²+bx+c=0の解に対応する。二次方程式の解は多くても2つなので、3個になることは無い。y=x²とy=2x+3の交点のx座標のうち、大きい方を、数字で答えよう。
答え:____________
正解:3
x²=2x+3より、x²−2x−3=0。因数分解すると(x−3)(x+1)=0なので、x=3, −1。大きい方は3。
単元のポイント
- 交点 放物線と直線のグラフが交わる点
- 連立 2つの式を同時に成り立たせること。ax²=mx+nの形にして解く
- 傾き(新しいタブで開きます) 直線の式y=mx+nのmのこと。放物線上の2点を通る直線でも求められる
- 放物線(新しいタブで開きます) y=ax²のグラフのような、なめらかな曲線
- 二次方程式 放物線と直線の交点を求めるときに出てくる、xの2乗を含む方程式