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三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)と図形(ずけい)の計量(けいりょう)

ゾウ先生面積(めんせき)は底辺(ていへん)×高(たか)さ÷2のまま、高(たか)さをc×sinAに置(お)き換(か)えるだけだよ。

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  1. 三角形(さんかくけい)ABCの面積(めんせき)Sは、2辺(へん)bとcとその間(あいだ)の角(かく)Aから、S=(1/2)bc sin(新しいタブで開きます)Aで求(もと)められる。
  2. 直接(ちょくせつ)測(はか)れない2地点間(ちてんかん)の距離(きょり)や高(たか)さも、角度(かくど)と1つの辺(へん)の長(なが)さから三角比(さんかくひ)で計算(けいさん)できる。
  3. 正弦(せいげん)定理(ていり)(新しいタブで開きます)や余弦(よげん)定理(ていり)(新しいタブで開きます)と組(く)み合(あ)わせると、建造物(けんぞうぶつ)や山(やま)を見込(みこ)む角度(かくど)から計量(けいりょう)ができる。

詳しく

公式(こうしき)

中学(ちゅうがく)では、三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)を「底辺(ていへん)×高(たか)さ÷2」で求(もと)めていた。ここでは、高(たか)さが直接(ちょくせつ)わからないときに三角比(さんかくひ)で高(たか)さを表(あらわ)す方法(ほうほう)を学(まな)ぶ。

三角形(さんかくけい)ABCで、辺(へん)bと辺(へん)cの間(あいだ)の角(かく)をAとする。辺(へん)bを底辺(ていへん)とみると、高(たか)さは辺(へん)cと角(かく)Aからcsin⁡Ac\sin Aと表(あらわ)せる。

これを面積(めんせき)の公式(こうしき)にあてはめると、S=12bcsin⁡A\mathbf{S=\dfrac{1}{2}bc\sin A}。2辺(へん)とその間(あいだ)の角(かく)がわかれば、高(たか)さを別(べつ)に求(もと)めなくても面積(めんせき)が計算(けいさん)できる。

高さをcsinAとして面積S=(1/2)bc sinAを導くAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):池(いけ)をはさんだ2地点(ちてん)O、Aと、池(いけ)の対岸(たいがん)の点(てん)Bがある。OA=3mOA=3m、OB=5mOB=5m、∠AOB=120°\angle AOB=120°のとき、ABの距離(きょり)を求(もと)めよう。

直接(ちょくせつ)測(はか)れないABの距離(きょり)は、余弦(よげん)定理(ていり)で求(もと)められる。AB2=32+52−2×3×5×cos⁡120°AB^2=3^2+5^2-2\times3\times5\times\cos120°を計算(けいさん)する。=9+25−30×(−12)=34+15=49=9+25-30\times\left(-\dfrac{1}{2}\right)=34+15=49になる。よってAB=7mAB=\mathbf{7m}。

三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)も求(もと)める。S=12×3×5×sin⁡120°S=\dfrac{1}{2}\times3\times5\times\sin120°で計算(けいさん)する。=12×15×32=\dfrac{1}{2}\times15\times\dfrac{\sqrt{3}}{2}となる。整理(せいり)するとS=1534S=\dfrac{15\sqrt{3}}{4}m²だ。

OA=3m、OB=5m、角120°からAB=7mを求めるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

面積(めんせき)の公式(こうしき)S=(1/2)bc sinAは、底辺(ていへん)×高(たか)さ÷2という面積(めんせき)の考(かんが)え方(かた)そのままだ。高(たか)さだけをsinで言(い)い換(か)えたものにすぎない。

建造物(けんぞうぶつ)や山(やま)を見込(みこ)む角度(かくど)、直接(ちょくせつ)測(はか)れない2地点間(ちてんかん)の距離(きょり)なども、観測(かんそく)地点(ちてん)を頂点(ちょうてん)とする三角形(さんかくけい)を考(かんが)える。すると正弦(せいげん)定理(ていり)・余弦(よげん)定理(ていり)・この面積(めんせき)公式(こうしき)のどれかで計算(けいさん)できる。

三角比(さんかくひ)表(ひょう)や電卓(でんたく)を使(つか)えば、角度(かくど)さえ測(はか)れれば長(なが)さや面積(めんせき)がわかる。これが、測量(そくりょう)の現場(げんば)で三角比(さんかくひ)が使(つか)われている理由(りゆう)。外(そと)心(しん)・内心(ないしん)・重心(じゅうしん)の性質(せいしつ)は数学(すうがく)Aに出(で)てくる。

確認問題

問題 1 / 4辺(へん)b=6、辺(へん)c=8、間(あいだ)の角(かく)A=30°の三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/triangle-area-and-measurement/?from=print#quiz

  1. 辺(へん)b=6、辺(へん)c=8、間(あいだ)の角(かく)A=30°の三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:12
    S=(1/2)×6×8×sin30°=(1/2)×48×(1/2)=12。

  2. 2辺(へん)が8cmと10cmで、その間(あいだ)の角(かく)が150°の三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)はどれか。

    • ◯ 10cm²
    • ◯ 20cm²
    • ◯ 40cm²
    • ◯ 80cm²

    正解:20cm²
    S=(1/2)×8×10×sin150°=(1/2)×80×(1/2)=20cm²。1/2をかけ忘(わす)れると40、sin(新しいタブで開きます)の代(か)わりに符号(ふごう)だけ変(か)えるとマイナスの値(あたい)になり誤(あやま)る。

  3. OA=3m、OB=5m、∠AOB=120°のとき、池(いけ)をはさんだ2点間(てんかん)の距離(きょり)ABを求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:7
    余弦(よげん)定理(ていり)(新しいタブで開きます)よりAB²=3²+5²-2×3×5×cos120°=34-30×(-1/2)=34+15=49。よってAB=7m。

  4. 面積(めんせき)の公式(こうしき)S=(1/2)bc sinAは、どのように導(みちび)かれるか。

    • ◯ 三(さん)平方(へいほう)の定理(ていり)を直接(ちょくせつ)使(つか)う
    • ◯ 底辺(ていへん)×高(たか)さ÷2の高(たか)さをc sinAで表(あらわ)す
    • ◯ 余弦(よげん)定理(ていり)の両辺(りょうへん)を2で割(わ)る
    • ◯ 正弦(せいげん)定理(ていり)から直接(ちょくせつ)求(もと)まる

    正解:底辺×高さ÷2の高さをc sinAで表す
    底辺(ていへん)×高(たか)さ÷2の「高(たか)さ」の部分(ぶぶん)を、辺(へん)cと角(かく)Aからc sinAと表(あらわ)したもの。三(さん)平方(へいほう)の定理(ていり)(新しいタブで開きます)や正弦(せいげん)定理(ていり)(新しいタブで開きます)、余弦(よげん)定理(ていり)の式(しき)を直接(ちょくせつ)変形(へんけい)したものではない。

単元のポイント

  • 三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)公式(こうしき) S=(1/2)bc sinA(2辺(へん)とその間(あいだ)の角(かく)から求(もと)める)
  • 測量(そくりょう)への活用(かつよう) 見上(みあ)げる角度(かくど)や、2地点(ちてん)から見(み)た角度(かくど)を使(つか)って距離(きょり)や高(たか)さを求(もと)める
問題を解く
単元のポイント
  • 三角形(さんかくけい)の面積(めんせき)公式(こうしき) S=(1/2)bc sinA(2辺(へん)とその間(あいだ)の角(かく)から求(もと)める)
  • 測量(そくりょう)への活用(かつよう) 見上(みあ)げる角度(かくど)や、2地点(ちてん)から見(み)た角度(かくど)を使(つか)って距離(きょり)や高(たか)さを求(もと)める