三角形の面積と図形の計量
ゾウ先生面積は底辺×高さ÷2のまま、高さをc×sinAに置き換えるだけだよ。
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- 三角形ABCの面積Sは、2辺bとcとその間の角Aから、S=(1/2)bc sin(新しいタブで開きます)Aで求められる。
- 直接測れない2地点間の距離や高さも、角度と1つの辺の長さから三角比で計算できる。
- 正弦定理(新しいタブで開きます)や余弦定理(新しいタブで開きます)と組み合わせると、建造物や山を見込む角度から計量ができる。
詳しく
公式
中学では、三角形の面積を「底辺×高さ÷2」で求めていた。ここでは、高さが直接わからないときに三角比で高さを表す方法を学ぶ。
三角形ABCで、辺bと辺cの間の角をAとする。辺bを底辺とみると、高さは辺cと角Aからと表せる。
これを面積の公式にあてはめると、。2辺とその間の角がわかれば、高さを別に求めなくても面積が計算できる。
例題
例題:池をはさんだ2地点O、Aと、池の対岸の点Bがある。、、のとき、ABの距離を求めよう。
直接測れないABの距離は、余弦定理で求められる。を計算する。になる。よって。
三角形の面積も求める。で計算する。となる。整理するとm²だ。
なぜそうなるか
面積の公式S=(1/2)bc sinAは、底辺×高さ÷2という面積の考え方そのままだ。高さだけをsinで言い換えたものにすぎない。
建造物や山を見込む角度、直接測れない2地点間の距離なども、観測地点を頂点とする三角形を考える。すると正弦定理・余弦定理・この面積公式のどれかで計算できる。
三角比表や電卓を使えば、角度さえ測れれば長さや面積がわかる。これが、測量の現場で三角比が使われている理由。外心・内心・重心の性質は数学Aに出てくる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/triangle-area-and-measurement/?from=print#quiz
辺b=6、辺c=8、間の角A=30°の三角形の面積を求めよ。
答え:____________
正解:12
S=(1/2)×6×8×sin30°=(1/2)×48×(1/2)=12。2辺が8cmと10cmで、その間の角が150°の三角形の面積はどれか。
- ◯ 10cm²
- ◯ 20cm²
- ◯ 40cm²
- ◯ 80cm²
正解:20cm²
S=(1/2)×8×10×sin150°=(1/2)×80×(1/2)=20cm²。1/2をかけ忘れると40、sin(新しいタブで開きます)の代わりに符号だけ変えるとマイナスの値になり誤る。OA=3m、OB=5m、∠AOB=120°のとき、池をはさんだ2点間の距離ABを求めよ。
答え:____________
正解:7
余弦定理(新しいタブで開きます)よりAB²=3²+5²-2×3×5×cos120°=34-30×(-1/2)=34+15=49。よってAB=7m。面積の公式S=(1/2)bc sinAは、どのように導かれるか。
- ◯ 三平方の定理を直接使う
- ◯ 底辺×高さ÷2の高さをc sinAで表す
- ◯ 余弦定理の両辺を2で割る
- ◯ 正弦定理から直接求まる
正解:底辺×高さ÷2の高さをc sinAで表す
底辺×高さ÷2の「高さ」の部分を、辺cと角Aからc sinAと表したもの。三平方の定理(新しいタブで開きます)や正弦定理(新しいタブで開きます)、余弦定理の式を直接変形したものではない。
単元のポイント
- 三角形の面積公式 S=(1/2)bc sinA(2辺とその間の角から求める)
- 測量への活用 見上げる角度や、2地点から見た角度を使って距離や高さを求める