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生体(せいたい)膜(まく)と細胞(さいぼう)の構造(こうぞう)

カエル先生膜(まく)は2層(そう)のリン脂質(ししつ)に膜(まく)タンパク質(しつ)が浮(う)かぶ構造(こうぞう)。骨格(こっかく)が形(かたち)を支(ささ)えるよ。

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  1. 細胞(さいぼう)膜(まく)や細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)(新しいタブで開きます)の膜(まく)は、リン脂質(ししつ)が頭部(とうぶ)を外側(そとがわ)に2層(そう)に並(なら)んだ**リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)**を基本(きほん)構造(こうぞう)とする。
  2. 膜(まく)タンパク質(しつ)がリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)の中(なか)をモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)し動(うご)く構造(こうぞう)を**流動(りゅうどう)モザイクモデル**という。
  3. 細胞(さいぼう)の形(かたち)は、アクチンフィラメント(新しいタブで開きます)・中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント・微小(びしょう)管(かん)からなる**細胞骨格(さいぼうこっかく)**が支(ささ)えている。

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詳しく

リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)と流動(りゅうどう)モザイクモデル

細胞(さいぼう)膜(まく)や、核(かく)・ミトコンドリア・葉緑体(ようりょくたい)(新しいタブで開きます)など細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)を包(つつ)む膜(まく)を合(あ)わせて生体(せいたい)膜(まく)という。生体(せいたい)膜(まく)の基本(きほん)構造(こうぞう)は、リン酸(さん)を含(ふく)む頭部(とうぶ)と脂肪酸(しぼうさん)からなる尾(お)部(ぶ)をもつリン脂質(ししつ)が、頭部(とうぶ)を外側(そとがわ)・尾(お)部(ぶ)を内側(うちがわ)に向(む)けて2層(そう)に並(なら)んだリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)である。

リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)のあいだには、さまざまな膜(まく)タンパク質(しつ)が埋(う)め込(こ)まれたり貫通(かんつう)したりしている。これらの分子(ぶんし)(新しいタブで開きます)は固定(こてい)されておらず、膜(まく)の中(なか)を横(よこ)方向(ほうこう)に動(うご)くことができる。

このように、リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)という流動(りゅうどう)性(せい)をもつ土台(どだい)に、膜(まく)タンパク質(しつ)がモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)するモデルを流動(りゅうどう)モザイクモデルという。生体(せいたい)膜(まく)に共通(きょうつう)する基本(きほん)構造(こうぞう)として理解(りかい)されている。

リン脂質二重層と流動モザイクモデルAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の膜(まく)と膜(まく)タンパク質(しつ)の種類(しゅるい)

細胞(さいぼう)膜(まく)だけでなく、核(かく)を包(つつ)む核(かく)膜(まく)、ミトコンドリアや葉緑体(ようりょくたい)の内外(ないがい)の膜(まく)、小(しょう)胞体(ほうたい)やゴルジ体(たい)の膜(まく)も、同(おな)じリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)を基本(きほん)構造(こうぞう)とする生体(せいたい)膜(まく)である。それぞれの膜(まく)のはたらきが違(ちが)うのは、組(く)み込(こ)まれた膜(まく)タンパク質(しつ)の種類(しゅるい)が異(こと)なるからだ。

膜(まく)タンパク質(しつ)には、物質(ぶっしつ)を通(とお)す通路(つうろ)としてはたらくもの、外(そと)からの情報(じょうほう)を受(う)け取(と)る受容体(じゅようたい)(新しいタブで開きます)としてはたらくもの、細胞(さいぼう)どうしを接着(せっちゃく)するものなど、さまざまな種類(しゅるい)がある。次(つぎ)のページで扱(あつか)う輸送体(ゆそうたい)やポンプも膜(まく)タンパク質(しつ)の一種(いっしゅ)である。

同(おな)じリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)という構造(こうぞう)でも、埋(う)め込(こ)まれる膜(まく)タンパク質(しつ)の組合(くみあわ)せが違(ちが)うことで、細胞(さいぼう)膜(まく)・核(かく)膜(まく)・ミトコンドリアの内膜(ないまく)など、はたらきの異(こと)なる膜(まく)になる。

細胞骨格(さいぼうこっかく)が細胞(さいぼう)の形(かたち)を支(ささ)える理由(りゆう)

生体(せいたい)膜(まく)だけでは、細胞(さいぼう)は決(き)まった形(かたち)を保(たも)てない。細胞内(さいぼうない)には、細(ほそ)い繊維状(せんいじょう)のタンパク質(しつ)が張(は)り巡(めぐ)らされた細胞骨格(さいぼうこっかく)があり、これが細胞(さいぼう)の形(かたち)を支(ささ)え、細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の配置(はいち)を保(たも)っている。

細胞骨格(さいぼうこっかく)を構成(こうせい)する繊維(せんい)は、最(もっと)も細(ほそ)いアクチンフィラメント、中間(ちゅうかん)の太(ふと)さの中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント、最(もっと)も太(ふと)い微小(びしょう)管(かん)の3種類(しゅるい)だ。アクチンフィラメントは細胞(さいぼう)の運動(うんどう)や形(かたち)の変化(へんか)に関(かか)わり、微小(びしょう)管(かん)は細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の輸送(ゆそう)路(ろ)としても使(つか)われる。

生体(せいたい)膜(まく)が細胞(さいぼう)や細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の境界(きょうかい)をつくり、細胞骨格(さいぼうこっかく)がその内部(ないぶ)を支(ささ)えるという役割(やくわり)分担(ぶんたん)によって、細胞(さいぼう)は一定(いってい)の形(かたち)を保(たも)ちながら、必要(ひつよう)なときには形(かたち)を変(か)えることもできる。

細胞骨格を構成する3種類の繊維Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4細胞(さいぼう)膜(まく)や細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の膜(まく)に共通(きょうつう)する基本(きほん)構造(こうぞう)を何(なん)というか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/biological-membrane-and-cell-structure/?from=print#quiz

  1. 細胞(さいぼう)膜(まく)や細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)の膜(まく)に共通(きょうつう)する基本(きほん)構造(こうぞう)を何(なん)というか。

    • ◯ 細胞骨格(さいぼうこっかく)
    • ◯ 核(かく)膜(まく)孔(あな)
    • ◯ リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)
    • ◯ 細胞(さいぼう)壁(かべ)

    正解:リン脂質二重層
    生体(せいたい)膜(まく)は、リン脂質(ししつ)が頭部(とうぶ)を外側(そとがわ)・尾(お)部(ぶ)を内側(うちがわ)に向(む)けて2層(そう)に並(なら)んだリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)を基本(きほん)構造(こうぞう)とする。

  2. リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)に膜(まく)タンパク質(しつ)がモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)し、分子(ぶんし)が膜内(まくない)を動(うご)くことができるモデルを何(なん)というか。

    • ◯ ハーディ・ワインベルグの法則(ほうそく)
    • ◯ 細胞内共生説(さいぼうないきょうせいせつ)
    • ◯ 三(さん)ドメイン説(せつ)
    • ◯ 流動(りゅうどう)モザイクモデル

    正解:流動モザイクモデル
    リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)という流動(りゅうどう)性(せい)をもつ土台(どだい)に膜(まく)タンパク質(しつ)がモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)するモデルを流動(りゅうどう)モザイクモデルという。

  3. 核(かく)膜(まく)やミトコンドリアの膜(まく)も細胞(さいぼう)膜(まく)と同(おな)じ何(なに)を基本(きほん)構造(こうぞう)とするか。

    • ◯ リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)
    • ◯ 細胞(さいぼう)壁(かべ)
    • ◯ 中心体(ちゅうしんたい)
    • ◯ 液(えき)胞(ほう)膜(まく)

    正解:リン脂質二重層
    核(かく)膜(まく)やミトコンドリア(新しいタブで開きます)・葉緑体(ようりょくたい)(新しいタブで開きます)の膜(まく)も、細胞(さいぼう)膜(まく)と同(おな)じリン脂質二重層(ししつにじゅうそう)を基本(きほん)構造(こうぞう)とする生体(せいたい)膜(まく)である。

  4. 細胞(さいぼう)の形(かたち)を支(ささ)える細胞骨格(さいぼうこっかく)を構成(こうせい)する3種類(しゅるい)の繊維(せんい)の組合(くみあわ)せは何(なに)か。

    • ◯ DNA・RNA・タンパク質(しつ)
    • ◯ アクチンフィラメント・中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント・微小(びしょう)管(かん)
    • ◯ コラーゲン・ケラチン・エラスチン
    • ◯ ミオシン・キネシン・ダイニン

    正解:アクチンフィラメント・中間径フィラメント・微小管
    細胞骨格(さいぼうこっかく)は、最(もっと)も細(ほそ)いアクチンフィラメント(新しいタブで開きます)、中間(ちゅうかん)の太(ふと)さの中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント、最(もっと)も太(ふと)い微小(びしょう)管(かん)の3種類(しゅるい)からなる。

単元のポイント

  • リン脂質二重層(ししつにじゅうそう) 頭部(とうぶ)を外側(そとがわ)・尾(お)部(ぶ)を内側(うちがわ)に向(む)けたリン脂質(ししつ)が2層(そう)に並(なら)んだ生体(せいたい)膜(まく)の基本(きほん)構造(こうぞう)
  • 流動(りゅうどう)モザイクモデル リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)に膜(まく)タンパク質(しつ)がモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)し、動(うご)くことができる構造(こうぞう)のモデル
  • 膜(まく)タンパク質(しつ) 生体(せいたい)膜(まく)に埋(う)め込(こ)まれた、通路(つうろ)・受容体(じゅようたい)・接着(せっちゃく)など様々(さまざま)なはたらきをするタンパク質(しつ)
  • 細胞骨格(さいぼうこっかく) アクチンフィラメント・中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント・微小(びしょう)管(かん)からなり、細胞(さいぼう)の形(かたち)を支(ささ)える構造(こうぞう)
問題を解く
単元のポイント
  • リン脂質二重層(ししつにじゅうそう) 頭部(とうぶ)を外側(そとがわ)・尾(お)部(ぶ)を内側(うちがわ)に向(む)けたリン脂質(ししつ)が2層(そう)に並(なら)んだ生体(せいたい)膜(まく)の基本(きほん)構造(こうぞう)
  • 流動(りゅうどう)モザイクモデル リン脂質二重層(ししつにじゅうそう)に膜(まく)タンパク質(しつ)がモザイク状(じょう)に分布(ぶんぷ)し、動(うご)くことができる構造(こうぞう)のモデル
  • 膜(まく)タンパク質(しつ) 生体(せいたい)膜(まく)に埋(う)め込(こ)まれた、通路(つうろ)・受容体(じゅようたい)・接着(せっちゃく)など様々(さまざま)なはたらきをするタンパク質(しつ)
  • 細胞骨格(さいぼうこっかく) アクチンフィラメント・中間(ちゅうかん)径(けい)フィラメント・微小(びしょう)管(かん)からなり、細胞(さいぼう)の形(かたち)を支(ささ)える構造(こうぞう)