金星の運動と見え方
カワウソ先生金星は真夜中には見えない。内惑星だから、太陽に近い時間帯だけ空に出るんだ。
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- 金星は地球よりも内側を公転(新しいタブで開きます)する内惑星で、太陽から大きく離れないため真夜中には見えない。
- 明け方の東の空に見える金星を明けの明星、夕方の西の空に見える金星を宵の明星という。
- 金星は地球との距離によって満ち欠け(新しいタブで開きます)し、見える大きさも変化する。
詳しく
内惑星としての金星
金星は、地球よりも内側を公転する内惑星の一つである(もう一つは水星)。内惑星は太陽からの見かけの角度(離角)が限られているため、太陽から大きく離れて見えることがない。
このため金星は、真夜中に南の空高くに見えることはなく、明け方か夕方の、太陽に近い時間帯にだけ観察できる。
金星は厚い雲(新しいタブで開きます)におおわれており、太陽の光をよく反射(新しいタブで開きます)するため、星の中でもとても明るく見える。
明けの明星と宵の明星
明け方、太陽がのぼる直前に東の空に見える金星を明けの明星という。
夕方、太陽がしずんだ直後に西の空に見える金星を宵の明星という。金星が太陽よりも先に地平線から出れば明けの明星、太陽よりもあとまで地平線に残れば宵の明星として見える。
金星は公転の位置によって、明けの明星として見える時期と宵の明星として見える時期を交互にくり返す。
金星の満ち欠けと大きさの変化
金星は地球の内側を公転しているため、月と同じように満ち欠けして見える。
金星が地球に近づくと、太陽の光が当たっていない面を多く地球に向けるため、大きく欠けて見える。反対に金星が地球から遠ざかると、太陽の光が当たっている面を多く地球に向けるため、丸く満ちた形に近づいていく。
地球に近いときは金星そのものが大きく見え、遠いときは小さく見える。満ち欠けと見える大きさが同時に変化するのは、金星が地球の軌道の内側を公転しているためである。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/venus-as-morning-and-evening-star/?from=print#quiz
金星が真夜中に見えない理由として正しいものはどれか。
- ◯ 金星に大気がないから
- ◯ 金星が自ら光を出さないから
- ◯ 金星が地球よりも外側を公転しているから
- ◯ 金星が地球よりも内側を公転しているから
正解:金星が地球よりも内側を公転しているから
金星は地球より内側を公転(新しいタブで開きます)する内惑星で、太陽からの見かけの角度が限られるため、真夜中に南の空に見えることはない。明けの明星が見える方角と時間帯として正しいものはどれか。
- ◯ 夕方の東の空
- ◯ 夕方の西の空
- ◯ 明け方の東の空
- ◯ 明け方の西の空
正解:明け方の東の空
明けの明星は、明け方に太陽より先に東の空に見える金星のことである。宵の明星が見える方角と時間帯として正しいものはどれか。
- ◯ 夕方の西の空
- ◯ 明け方の西の空
- ◯ 明け方の東の空
- ◯ 夕方の東の空
正解:夕方の西の空
宵の明星は、夕方に太陽がしずんだ後も西の空に残って見える金星のことである。金星が地球に近いときの見え方として正しいものはどれか。
- ◯ 見えなくなる
- ◯ 小さく丸く見える
- ◯ 大きく欠けて見える
- ◯ 常に満月のように丸く見える
正解:大きく欠けて見える
金星が地球に近づくと、太陽の光が当たっていない面を多く地球に向けるため、大きく欠けて見える。
単元のポイント
- 内惑星 地球より内側を公転する水星と金星
- 明けの明星 明け方、太陽より先に東の空に見える金星
- 宵の明星 夕方、太陽の後に西の空に見える金星
- 金星の満ち欠け 地球からの距離と太陽の光の当たり方で見える形と大きさが変わること