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分数(ぶんすう)関数(かんすう)と無理(むり)関数(かんすう)

ゾウ先生分数(ぶんすう)関数(かんすう)は、分子(ぶんし)を(分母(ぶんぼ))×(商(しょう))+(余(あま)り)の形(かたち)に割(わ)り算(ざん)してから、漸近線(ぜんきんせん)を見(み)つけよう。無理(むり)関数(かんすう)は定義域(ていぎいき)(根号(こんごう)の中(なか)が0以上(いじょう))を忘(わす)れずに。

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  1. 分母(ぶんぼ)が一次(いちじ)式(しき)の分数(ぶんすう)関数(かんすう)y=kx−p+qy=\frac{k}{x-p}+qのグラフは、直線(ちょくせん)x=p、y=qを漸近線(ぜんきんせん)とする双曲線(そうきょくせん)で、y=k/xのグラフをx軸(じく)方向(ほうこう)にp、y軸(じく)方向(ほうこう)にqだけ平行移動(へいこういどう)したもの。
  2. y=ax+bcx+dy=\frac{ax+b}{cx+d}の形(かたち)の分数(ぶんすう)関数(かんすう)は、分子(ぶんし)を分母(ぶんぼ)で割(わ)り算(ざん)してkx−p+q\frac{k}{x-p}+qの形(かたち)に変形(へんけい)すると漸近線(ぜんきんせん)が見(み)つかる。
  3. 無理(むり)関数(かんすう)y=√(ax+b)のグラフは、根号(こんごう)の中(なか)が0以上(いじょう)になる範囲(はんい)(定義域(ていぎいき))でしか値(あたい)が定(さだ)まらず、放物線(ほうぶつせん)(新しいタブで開きます)x=(yの式(しき))のy≧0の部分(ぶぶん)として考(かんが)えられる。

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詳しく

公式(こうしき)

分母(ぶんぼ)が一次(いちじ)式(しき)の分数(ぶんすう)関数(かんすう)y=kx−p+qy=\frac{k}{x-p}+q(k≠0)のグラフは、y=kxy=\frac{k}{x}のグラフをx軸(じく)方向(ほうこう)にp、y軸(じく)方向(ほうこう)にqだけ平行移動(へいこういどう)した双曲線(そうきょくせん)で、2直線(ちょくせん)x=p、y=qを漸近線(ぜんきんせん)とする。定義域(ていぎいき)はx≠p、値域(ちいき)はy≠q。

y=ax+bcx+dy=\frac{ax+b}{cx+d}の形(かたち)の式(しき)は、分子(ぶんし)を分母(ぶんぼ)で割(わ)り算(ざん)するとkx−p+q\frac{k}{x-p}+qの形(かたち)に直(なお)せる。

無理(むり)関数(かんすう)y=√(ax+b)(a≠0)のグラフは、根号(こんごう)の中(なか)のax+bが0以上(いじょう)になるxの範囲(はんい)だけで定義(ていぎ)される。たとえばy=√(x+1)は、x=y²−1(y≧0)という放物線(ほうぶつせん)のy≧0の部分(ぶぶん)と同(おな)じグラフになる。

例題(れいだい)

例題(れいだい):分数(ぶんすう)関数(かんすう)y=2x+1x−3y=\frac{2x+1}{x-3}の漸近線(ぜんきんせん)を求(もと)めよ。

2x+1を(x−3)で割(わ)り算(ざん)すると、2x+1=2(x−3)+72x+1=2(x-3)+7なので、y=2x+1x−3=2+7x−3y=\frac{2x+1}{x-3}=2+\frac{7}{x-3}と変形(へんけい)できる。

この形(かたち)はk=7、p=3、q=2のkx−p+q\frac{k}{x-p}+qなので、漸近線(ぜんきんせん)はx=3、y=2になる。x=10で実際(じっさい)に計算(けいさん)しても約(やく)2.07で、y=2に近(ちか)い値(あたい)になる。

漸近線はx=3、y=2Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

無理(むり)関数(かんすう)y=√(x+1)がなぜ放物線(ほうぶつせん)x=y²−1の一部(いちぶ)になるのかを確(たし)かめよう。y=√(x+1)の両辺(りょうへん)を2乗(じょう)すると、y²=x+1、つまりx=y²−1になる。

ただし、根号(こんごう)は0以上(いじょう)の値(あたい)しかとらないので、もとの式(しき)ではつねにy≧0。そこで、頂点(ちょうてん)(−1,0)で右(みぎ)に開(ひら)く放物線(ほうぶつせん)x=y²−1のうち、y≧0の部分(ぶぶん)だけがy=√(x+1)のグラフになる。

下(した)の図(ず)の点線(てんせん)は放物線(ほうぶつせん)x=y²−1の全体(ぜんたい)を、実線(じっせん)はそのうちy≧0の部分(ぶぶん)(=y=√(x+1)のグラフ)を表(あらわ)している。定義域(ていぎいき)はx+1≧0からx≧−1で、出発(しゅっぱつ)点(てん)は(−1,0)だ。

y=√(x+1)は放物線x=y²−1の一部Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4分数(ぶんすう)関数(かんすう)y=(2x+1)/(x−3)の漸近線(ぜんきんせん)のうち、y=の値(あたい)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/rational-and-irrational-functions/?from=print#quiz

  1. 分数(ぶんすう)関数(かんすう)y=(2x+1)/(x−3)の漸近線(ぜんきんせん)のうち、y=の値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:2
    2x+1を(x−3)で割(わ)ると2+7/(x−3)になり、この式(しき)のyは2に、分母(ぶんぼ)はx=3に近(ちか)づけないので、漸近線(ぜんきんせん)(新しいタブで開きます)はx=3、y=2。求(もと)めるyの値(あたい)は2。

  2. 無理(むり)関数(かんすう)y=√(2x−4)の定義域(ていぎいき)はx≧いくつか。

    答え:____________

    正解:2
    根号(こんごう)の中(なか)は0以上(いじょう)でなければならないので、2x−4≧0を解(と)くとx≧2。

  3. y=√(x+1)のグラフは、放物線(ほうぶつせん)x=y²−1のどの部分(ぶぶん)か。

    • ◯ x≧0の部分(ぶぶん)
    • ◯ y≧0の部分(ぶぶん)
    • ◯ 全部(ぜんぶ)
    • ◯ y≦0の部分(ぶぶん)

    正解:y≧0の部分
    根号(こんごう)はつねに0以上(いじょう)の値(あたい)をとるので、y=√(x+1)のyはつねに0以上(いじょう)。放物線(ほうぶつせん)(新しいタブで開きます)x=y²−1のうちy≧0の部分(ぶぶん)だけがこのグラフになる。

  4. y=1/(x−2)+3のグラフの漸近線(ぜんきんせん)はどれか。

    • ◯ x=3、y=2
    • ◯ x=2、y=3
    • ◯ x=−2、y=3
    • ◯ x=2、y=−3

    正解:x=2、y=3
    y=k/(x−p)+qの漸近線(ぜんきんせん)はx=p、y=q。この式(しき)はp=2、q=3なので、漸近線(ぜんきんせん)はx=2、y=3。

単元のポイント

  • 漸近線(ぜんきんせん)(新しいタブで開きます) グラフが限(かぎ)りなく近(ちか)づくが重(かさ)ならない直線(ちょくせん)
  • 分数(ぶんすう)関数(かんすう)の定義域(ていぎいき) 分母(ぶんぼ)が0になるxの値(あたい)を除(のぞ)く
  • 無理(むり)関数(かんすう)の定義域(ていぎいき) 根号(こんごう)の中(なか)の式(しき)が0以上(いじょう)になる範囲(はんい)
問題を解く
単元のポイント
  • 漸近線(ぜんきんせん)(新しいタブで開きます) グラフが限(かぎ)りなく近(ちか)づくが重(かさ)ならない直線(ちょくせん)
  • 分数(ぶんすう)関数(かんすう)の定義域(ていぎいき) 分母(ぶんぼ)が0になるxの値(あたい)を除(のぞ)く
  • 無理(むり)関数(かんすう)の定義域(ていぎいき) 根号(こんごう)の中(なか)の式(しき)が0以上(いじょう)になる範囲(はんい)