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酵素(こうそ)と光合成(こうごうせい)・呼吸(こきゅう)の概要(がいよう)

カワウソ先生光合成(こうごうせい)も呼吸(こきゅう)も、酵素(こうそ)というたくさんの仲立(なかだ)ちがあって初(はじ)めて反応(はんのう)が進(すす)むよ。

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  1. 酵素(こうそ)は生体内(せいたいない)の化学(かがく)反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)で、決(き)まった物質(ぶっしつ)にしか結合(けつごう)しない基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)をもつ。
  2. 光合成(こうごうせい)(新しいタブで開きます)は葉(は)緑体(りょくたい)(新しいタブで開きます)で光(ひかり)エネルギーを使(つか)って有機物(ゆうきぶつ)(新しいタブで開きます)を作(つく)り、呼吸(こきゅう)はミトコンドリア(新しいタブで開きます)で有機物(ゆうきぶつ)を分解(ぶんかい)してエネルギーを取(と)り出(だ)す。
  3. 光合成(こうごうせい)も呼吸(こきゅう)も、酵素(こうそ)のはたらきで反応(はんのう)が進(すす)み、得(え)られたエネルギーはATP(新しいタブで開きます)に蓄(たくわ)えられる。

詳しく

酵素(こうそ)の触媒(しょくばい)作用(さよう)と基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)

生物(せいぶつ)の体内(たいない)で起(お)こる化学(かがく)反応(はんのう)の多(おお)くは、酵素(こうそ)という物質(ぶっしつ)が仲立(なかだ)ちすることで進(すす)む。酵素(こうそ)は反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)としてはたらき、体温(たいおん)に近(ちか)いおだやかな条件(じょうけん)でも反応(はんのう)を速(はや)く進(すす)められる。

酵素(こうそ)には、決(き)まった物質(ぶっしつ)(基質(きしつ))にしか結合(けつごう)しない基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)という性質(せいしつ)がある。たとえば、デンプンを分解(ぶんかい)する酵素(こうそ)はデンプンには結合(けつごう)するが、タンパク質(しつ)には結合(けつごう)しない。

この基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)は、酵素(こうそ)の立体(りったい)的(てき)な形(かたち)と、基質(きしつ)の形(かたち)がかぎと鍵穴(かぎあな)のようにぴたりと合(あ)うことで生(う)まれる。形(かたち)が合(あ)わない物質(ぶっしつ)には、酵素(こうそ)は結合(けつごう)しない。

酵素と基質の結びつき方(基質特異性)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

葉(は)緑体(りょくたい)での光合成(こうごうせい)とミトコンドリアでの呼吸(こきゅう)

光合成(こうごうせい)は、植物(しょくぶつ)や藻類(そうるい)の細胞(さいぼう)にある葉(は)緑体(りょくたい)で、光(ひかり)エネルギーを使(つか)って水(みず)と二酸化炭素(にさんかたんそ)(新しいタブで開きます)から有機物(ゆうきぶつ)と酸素(さんそ)を作(つく)り出(だ)す。作(つく)られた有機物(ゆうきぶつ)には、光(ひかり)エネルギーの一部(いちぶ)が化学(かがく)エネルギー(新しいタブで開きます)として蓄(たくわ)えられる。

呼吸(こきゅう)は、主(おも)にミトコンドリアで、光合成(こうごうせい)などによって作(つく)られた有機物(ゆうきぶつ)を酸素(さんそ)を使(つか)って分解(ぶんかい)し、二酸化炭素(にさんかたんそ)と水(みず)にする。このとき取(と)り出(だ)されたエネルギーは、ATPに蓄(たくわ)えられる。

光合成(こうごうせい)も呼吸(こきゅう)も、酵素(こうそ)のはたらきによって反応(はんのう)が進(すす)む。葉(は)緑体(りょくたい)とミトコンドリアは、それぞれ光合成(こうごうせい)と呼吸(こきゅう)に必要(ひつよう)な酵素(こうそ)を集(あつ)めて配置(はいち)した細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)といえる。

光合成と呼吸をつなぐエネルギーの流れAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

光合成(こうごうせい)と呼吸(こきゅう)がつながるエネルギーの流(なが)れ

光合成(こうごうせい)で作(つく)られた有機物(ゆうきぶつ)とそこに蓄(たくわ)えられたエネルギーは、同(おな)じ生物(せいぶつ)の呼吸(こきゅう)に使(つか)われるだけでなく、食(た)べる・食(た)べられるの関係(かんけい)を通(つう)じて他(た)の生物(せいぶつ)にも渡(わた)っていく。

呼吸(こきゅう)で取(と)り出(だ)されたエネルギーは、いったんATPに蓄(たくわ)えられてから、体(からだ)を動(うご)かすことや物質(ぶっしつ)を合成(ごうせい)することなど、さまざまな生命(せいめい)活動(かつどう)に使(つか)われる。光合成(こうごうせい)も呼吸(こきゅう)も、酵素(こうそ)という同(おな)じしくみに支(ささ)えられて進(すす)む。

葉(は)緑体(りょくたい)とミトコンドリアがそれぞれ別(べつ)の細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)として存在(そんざい)するのは、光(ひかり)エネルギーを有機物(ゆうきぶつ)に変(か)える反応(はんのう)と、有機物(ゆうきぶつ)を分解(ぶんかい)してエネルギーを取(と)り出(だ)す反応(はんのう)を、別(べつ)の場所(ばしょ)で進(すす)めているためだ。

確認問題

問題 1 / 4酵素(こうそ)のはたらきとして正(ただ)しいものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/enzymes-in-photosynthesis-and-respiration/?from=print#quiz

  1. 酵素(こうそ)のはたらきとして正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ エネルギーを貯(た)めるためだけに使(つか)われる
    • ◯ 体内(たいない)の化学(かがく)反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)としてはたらく
    • ◯ 細胞(さいぼう)の外側(そとがわ)を囲(かこ)む壁(かべ)になる
    • ◯ 遺伝(いでん)情報(じょうほう)を次(つぎ)の世代(せだい)に伝(つた)える

    正解:体内の化学反応を促す触媒としてはたらく
    酵素(こうそ)は体内(たいない)の化学(かがく)反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)としてはたらき、体温(たいおん)に近(ちか)いおだやかな条件(じょうけん)でも反応(はんのう)を速(はや)く進(すす)められる。

  2. 酵素(こうそ)が、決(き)まった物質(ぶっしつ)にしか結合(けつごう)しない性質(せいしつ)を何(なん)というか。

    • ◯ 光合成(こうごうせい)
    • ◯ 同化(どうか)
    • ◯ 拡散(かくさん)
    • ◯ 基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)

    正解:基質特異性
    酵素(こうそ)には、決(き)まった物質(ぶっしつ)(基質(きしつ))にしか結合(けつごう)しない基質(きしつ)特異(とくい)性(せい)という性質(せいしつ)がある。

  3. 光合成(こうごうせい)が進(すす)む細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)はどれか。

    • ◯ 細胞(さいぼう)壁(かべ)
    • ◯ ミトコンドリア
    • ◯ 核(かく)
    • ◯ 葉(は)緑体(りょくたい)

    正解:葉緑体
    光合成(こうごうせい)(新しいタブで開きます)は、植物(しょくぶつ)や藻類(そうるい)の細胞(さいぼう)にある葉(は)緑体(りょくたい)(新しいタブで開きます)で進(すす)む。

  4. 呼吸(こきゅう)で取(と)り出(だ)されたエネルギーは、まず何(なに)に蓄(たくわ)えられるか。

    • ◯ ATP
    • ◯ 酵素(こうそ)
    • ◯ デンプン
    • ◯ DNA

    正解:ATP
    呼吸(こきゅう)で取(と)り出(だ)されたエネルギーは、いったんATP(新しいタブで開きます)に蓄(たくわ)えられてから、さまざまな生命(せいめい)活動(かつどう)に使(つか)われる。

単元のポイント

  • 酵素(こうそ) 生体内(せいたいない)の化学(かがく)反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)。体温(たいおん)に近(ちか)いおだやかな条件(じょうけん)でも反応(はんのう)を進(すす)められる
  • 基質(きしつ)特異(とくい)性(せい) 酵素(こうそ)が、決(き)まった物質(ぶっしつ)(基質(きしつ))にしか結合(けつごう)しない性質(せいしつ)
  • 葉(は)緑体(りょくたい)(新しいタブで開きます) 光合成(こうごうせい)が進(すす)む細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)。光(ひかり)エネルギーを使(つか)って有機物(ゆうきぶつ)を作(つく)る
  • ミトコンドリア(新しいタブで開きます) 呼吸(こきゅう)が進(すす)む細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)。有機物(ゆうきぶつ)を分解(ぶんかい)してエネルギーを取(と)り出(だ)す
問題を解く
単元のポイント
  • 酵素(こうそ) 生体内(せいたいない)の化学(かがく)反応(はんのう)を促(うなが)す触媒(しょくばい)。体温(たいおん)に近(ちか)いおだやかな条件(じょうけん)でも反応(はんのう)を進(すす)められる
  • 基質(きしつ)特異(とくい)性(せい) 酵素(こうそ)が、決(き)まった物質(ぶっしつ)(基質(きしつ))にしか結合(けつごう)しない性質(せいしつ)
  • 葉(は)緑体(りょくたい)(新しいタブで開きます) 光合成(こうごうせい)が進(すす)む細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)。光(ひかり)エネルギーを使(つか)って有機物(ゆうきぶつ)を作(つく)る
  • ミトコンドリア(新しいタブで開きます) 呼吸(こきゅう)が進(すす)む細胞(さいぼう)小(しょう)器官(きかん)。有機物(ゆうきぶつ)を分解(ぶんかい)してエネルギーを取(と)り出(だ)す