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様々(さまざま)な物質(ぶっしつ)とその利用(りよう)

カワウソ先生まず「天然(てんねん)」か「人工(じんこう)」かで分(わ)けて考(かんが)えよう。プラスチックは種類(しゅるい)ごとに性質(せいしつ)や用途(ようと)がちがうことも覚(おぼ)えてね。

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  1. 木(き)・綿(めん)・絹(きぬ)・石(いし)などの天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)と、金属(きんぞく)の合金(ごうきん)・ガラス・セラミックス・合成(ごうせい)繊維(せんい)・プラスチックなどの人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)が、それぞれの性質(せいしつ)を生(い)かして幅広(はばひろ)く利用(りよう)されている。
  2. プラスチックはおもに石油(せきゆ)を原料(げんりょう)とする有機物(ゆうきぶつ)(新しいタブで開きます)で、軽(かる)い・さび(新しいタブで開きます)ない・電気(でんき)を通(とお)しにくい・加工(かこう)しやすいなどの性質(せいしつ)をもつが、多(おお)くは自然(しぜん)界(かい)で分解(ぶんかい)されにくい。
  3. プラスチックにはPET・PE・PP・PS・PVCなど複数(ふくすう)の種類(しゅるい)があり、識別(しきべつ)マークで分(わ)けて回収(かいしゅう)し、再(さい)利用(りよう)することが資源(しげん)の有効(ゆうこう)利用(りよう)につながる。

詳しく

天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)と人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)

日常(にちじょう)生活(せいかつ)や社会(しゃかい)では、木(き)・綿(めん)・絹(きぬ)・石(いし)のように自然(しぜん)からそのまま得(え)られる天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)と、金属(きんぞく)の合金(ごうきん)・ガラス・セラミックス・合成(ごうせい)繊維(せんい)・プラスチックのように人(ひと)の手(て)でつくり出(だ)された人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)が、使用(しよう)目的(もくてき)や用途(ようと)に応(おう)じて幅広(はばひろ)く利用(りよう)されている。

合金(ごうきん)は、2種類(しゅるい)以上(いじょう)の金属(きんぞく)を混(ま)ぜ合(あ)わせてつくられる物質(ぶっしつ)で、もとの金属(きんぞく)にはない強(つよ)さやさびにくさなどの性質(せいしつ)をもたせることができる。ガラスやセラミックスは、熱(ねつ)や薬品(やくひん)に強(つよ)く、さびないという性質(せいしつ)を生(い)かして、調理(ちょうり)器具(きぐ)や工業(こうぎょう)製品(せいひん)などに利用(りよう)されている。

天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)だけを用(もち)いていた時代(じだい)から、これに加(くわ)えて、使用(しよう)目的(もくてき)や用途(ようと)に応(おう)じた機能(きのう)を備(そな)えた人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)を利用(りよう)する時代(じだい)へと、物質(ぶっしつ)の利用(りよう)のされ方(かた)は変(か)わってきた。

天然の物質と人工的につくられた物質Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

プラスチックの性質(せいしつ)と代表(だいひょう)的(てき)な種類(しゅるい)

プラスチックは、おもに石油(せきゆ)を原料(げんりょう)とする有機物(ゆうきぶつ)で、軽(かる)い・さびない・電気(でんき)を通(とお)しにくい・加工(かこう)しやすいという性質(せいしつ)をもつ。これらの性質(せいしつ)を生(い)かして、容器(ようき)や電気(でんき)製品(せいひん)の部品(ぶひん)など、様々(さまざま)な製品(せいひん)に利用(りよう)されている。

代表(だいひょう)的(てき)なプラスチックには、ペットボトルに使(つか)われるPET(ポリエチレンテレフタラート)、レジ袋(ぶくろ)や容器(ようき)に使(つか)われるPE(ポリエチレン)、食品(しょくひん)容器(ようき)に使(つか)われるPP(ポリプロピレン)、発泡(はっぽう)スチロールなどのPS(ポリスチレン)、パイプなどに使(つか)われるPVC(ポリ塩化(えんか)ビニル)がある。種類(しゅるい)ごとに性質(せいしつ)や用途(ようと)がちがうのが特徴(とくちょう)だ。

プラスチック製(せい)の容器(ようき)包装(ほうそう)やペットボトルには、資源(しげん)有効(ゆうこう)利用(りよう)促進(そくしん)法(ほう)にもとづいて材質(ざいしつ)を示(しめ)す識別(しきべつ)マークがつけられており、分(わ)けて回収(かいしゅう)することで、PETボトルを繊維(せんい)に再(さい)利用(りよう)するなど、資源(しげん)として有効(ゆうこう)に利用(りよう)できる。

代表的なプラスチックの種類と用途Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

プラスチックごみの課題(かだい)と資源(しげん)の有効(ゆうこう)利用(りよう)

多(おお)くのプラスチックは、燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)(新しいタブで開きます)が出(で)て、自然(しぜん)界(かい)では分解(ぶんかい)されにくいという性質(せいしつ)をもつ。使(つか)い終(お)えたプラスチックが適切(てきせつ)に処理(しょり)されずに自然(しぜん)環境(かんきょう)に流(なが)れ出(で)ると、長(なが)く残(のこ)り続(つづ)け、海洋(かいよう)プラスチックごみとして生物(せいぶつ)や環境(かんきょう)に影響(えいきょう)を与(あた)えることが課題(かだい)になっている。

この課題(かだい)に対(たい)し、微生物(びせいぶつ)(新しいタブで開きます)のはたらきで分解(ぶんかい)される生分解性(せいぶんかいせい)プラスチックや、とうもろこしなどの植物(しょくぶつ)を原料(げんりょう)とするプラスチックも開発(かいはつ)されている。また、軽(かる)くて強(つよ)い炭素(たんそ)繊維(せんい)のように、新(あたら)しい性質(せいしつ)をもつ素材(そざい)の開発(かいはつ)も進(すす)んでいる。すべてのプラスチックが同(おな)じ性質(せいしつ)をもつわけではなく、種類(しゅるい)ごとに扱(あつか)い方(かた)を工夫(くふう)することも欠(か)かせない。

天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)も人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)も、それぞれ使用(しよう)目的(もくてき)に応(おう)じた機能(きのう)を備(そな)え、私(わたし)たちの生活(せいかつ)を支(ささ)えている。識別(しきべつ)マークで分別(ふんべつ)して再(さい)利用(りよう)するなど、物質(ぶっしつ)を有効(ゆうこう)に利用(りよう)することが大切(たいせつ)だ。

確認問題

問題 1 / 4次(つぎ)の物質(ぶっしつ)のうち、人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)はどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/materials-and-plastics/?from=print#quiz

  1. 次(つぎ)の物質(ぶっしつ)のうち、人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)はどれか。

    • ◯ 木(き)
    • ◯ ガラス
    • ◯ 石(いし)
    • ◯ 絹(きぬ)

    正解:ガラス
    絹(きぬ)・木(き)・石(いし)は天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)である。ガラスは人(ひと)の手(て)でつくり出(だ)された人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)にあたる。

  2. プラスチックの性質(せいしつ)として正(ただ)しくないものはどれか。

    • ◯ 電気(でんき)を通(とお)しやすい
    • ◯ さびない
    • ◯ 軽(かる)い
    • ◯ 加工(かこう)しやすい

    正解:電気を通しやすい
    プラスチックは軽(かる)い・さび(新しいタブで開きます)ない・加工(かこう)しやすいという性質(せいしつ)をもつが、電気(でんき)は通(とお)しにくい。

  3. ペットボトルに使(つか)われているプラスチックの略称(りゃくしょう)はどれか。

    • ◯ PET
    • ◯ PS
    • ◯ PP
    • ◯ PE

    正解:PET
    ペットボトルにはPET(ポリエチレンテレフタラート)が使(つか)われている。PEはレジ袋(ぶくろ)や容器(ようき)、PPは食品(しょくひん)容器(ようき)、PSは発泡(はっぽう)スチロールなどに使(つか)われる。

  4. プラスチック製(せい)の容器(ようき)包装(ほうそう)やペットボトルに識別(しきべつ)マークがつけられている主(おも)な目的(もくてき)はどれか。

    • ◯ 中身(なかみ)の賞味(しょうみ)期限(きげん)を示(しめ)すため
    • ◯ 容器(ようき)の値段(ねだん)を示(しめ)すため
    • ◯ 材質(ざいしつ)を示(しめ)し、分別(ふんべつ)して回収(かいしゅう)しやすくするため
    • ◯ 電子(でんし)レンジで使(つか)えるかを示(しめ)すため

    正解:材質を示し、分別して回収しやすくするため
    識別(しきべつ)マークは資源(しげん)有効(ゆうこう)利用(りよう)促進(そくしん)法(ほう)にもとづいて材質(ざいしつ)を示(しめ)すもので、消費者(しょうひしゃ)(新しいタブで開きます)が分(わ)けて出(だ)しやすくし、分別(ふんべつ)回収(かいしゅう)と再(さい)利用(りよう)に役立(やくだ)てられている。

単元のポイント

  • 天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)・人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ) 天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)は木(き)・綿(めん)・絹(きぬ)・石(いし)など、人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)は金属(きんぞく)の合金(ごうきん)・ガラス・セラミックス・合成(ごうせい)繊維(せんい)・プラスチックなど
  • プラスチックの性質(せいしつ) おもに石油(せきゆ)を原料(げんりょう)とする有機物(ゆうきぶつ)で、軽(かる)い・さびない・電気(でんき)を通(とお)しにくい・加工(かこう)しやすい。燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)て、多(おお)くは自然(しぜん)界(かい)で分解(ぶんかい)されにくい
  • PET・PE・PP・PS・PVC 代表(だいひょう)的(てき)なプラスチックの種類(しゅるい)。識別(しきべつ)マークの番号(ばんごう)で分(わ)けられ、用途(ようと)や再(さい)利用(りよう)のされ方(かた)が異(こと)なる
  • 識別(しきべつ)マークと3R 資源(しげん)有効(ゆうこう)利用(りよう)促進(そくしん)法(ほう)にもとづいてプラスチック製(せい)の容器(ようき)包装(ほうそう)などにつけられ、分別(ふんべつ)回収(かいしゅう)と再(さい)利用(りよう)に役立(やくだ)てられている
問題を解く
単元のポイント
  • 天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)・人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ) 天然(てんねん)の物質(ぶっしつ)は木(き)・綿(めん)・絹(きぬ)・石(いし)など、人工的(じんこうてき)につくられた物質(ぶっしつ)は金属(きんぞく)の合金(ごうきん)・ガラス・セラミックス・合成(ごうせい)繊維(せんい)・プラスチックなど
  • プラスチックの性質(せいしつ) おもに石油(せきゆ)を原料(げんりょう)とする有機物(ゆうきぶつ)で、軽(かる)い・さびない・電気(でんき)を通(とお)しにくい・加工(かこう)しやすい。燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)て、多(おお)くは自然(しぜん)界(かい)で分解(ぶんかい)されにくい
  • PET・PE・PP・PS・PVC 代表(だいひょう)的(てき)なプラスチックの種類(しゅるい)。識別(しきべつ)マークの番号(ばんごう)で分(わ)けられ、用途(ようと)や再(さい)利用(りよう)のされ方(かた)が異(こと)なる
  • 識別(しきべつ)マークと3R 資源(しげん)有効(ゆうこう)利用(りよう)促進(そくしん)法(ほう)にもとづいてプラスチック製(せい)の容器(ようき)包装(ほうそう)などにつけられ、分別(ふんべつ)回収(かいしゅう)と再(さい)利用(りよう)に役立(やくだ)てられている