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地震(じしん)の発生(はっせい)の仕組(しく)み

カワウソ先生地震(じしん)は、プレートがすべらずに固着(こちゃく)している場所(ばしょ)にひずみがたまり、それが一気(いっき)に戻(もど)ることで起(お)こるよ。

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  1. プレート境界(きょうかい)(新しいタブで開きます)が固着(こちゃく)したまま陸(りく)側(がわ)のプレートが引(ひ)きずり込(こ)まれ、ひずみが一気(いっき)に解放(かいほう)されるとプレート間(かん)地震(じしん)が起(お)こる。
  2. 沈(しず)み込(こ)んだプレート(スラブ)が曲(ま)げられる力(ちから)によって、プレートの内部(ないぶ)で起(お)こる地震(じしん)をスラブ内(ない)地震(じしん)という。
  3. 日本(にほん)付近(ふきん)では、スラブ内(ない)地震(じしん)がおよそ深(ふか)さ600kmほどまで起(お)こることが、震源(しんげん)(新しいタブで開きます)の分布(ぶんぷ)からわかっている。

詳しく

プレート間(かん)地震(じしん)が起(お)こるまで

沈(しず)み込(こ)み帯(たい)では、海(うみ)側(がわ)のプレートが陸(りく)側(がわ)のプレートの下(した)へ沈(しず)み込(こ)み続(つづ)けている。ところが、プレート境界(きょうかい)の浅(あさ)い部分(ぶぶん)は強(つよ)く固着(こちゃく)していることが多(おお)い。プレートがすべらないまま、海(うみ)側(がわ)のプレートの沈(しず)み込(こ)みに引(ひ)きずられて、陸(りく)側(がわ)のプレートの端(はじ)が少(すこ)しずつ沈(しず)んでいく。

この状態(じょうたい)が続(つづ)くと、陸(りく)側(がわ)のプレートにはひずみが少(すこ)しずつたまっていく。ひずみがプレート境界(きょうかい)の強度(きょうど)の限界(げんかい)を超(こ)えると、固着(こちゃく)していた面(めん)が一気(いっき)にずれ、たまっていたひずみが解放(かいほう)される。

このとき、引(ひ)きずり込(こ)まれていた陸(りく)側(がわ)のプレートの端(はじ)が跳(は)ね上(あ)がるように元(もと)に戻(もど)り、プレート間(かん)地震(じしん)が発生(はっせい)する。プレート境界(きょうかい)が広(ひろ)い範囲(はんい)で一気(いっき)にずれるため、規模(きぼ)の大(おお)きな地震(じしん)になりやすい。

プレート間地震が起こるしくみAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

沈(しず)み込(こ)んだプレートの中(なか)で起(お)こる地震(じしん)

地震(じしん)はプレートの境界(きょうかい)だけでなく、沈(しず)み込(こ)んだプレート(スラブ)の内部(ないぶ)でも起(お)こる。沈(しず)み込(こ)むプレートは、平(たい)らな板(いた)が曲(ま)げられるように変形(へんけい)する。曲(ま)がる部分(ぶぶん)に力(ちから)が集中(しゅうちゅう)し、プレートの内部(ないぶ)で岩石(がんせき)が割(わ)れてスラブ内(ない)地震(じしん)が起(お)こるのだ。

震源(しんげん)の深(ふか)さを海溝(かいこう)(新しいタブで開きます)からの距離(きょり)ごとに見(み)ていく。海溝(かいこう)に近(ちか)いところでは浅(あさ)く、大陸(たいりく)側(がわ)に向(む)かうにつれて深(ふか)くなっていく帯状(たいじょう)の分布(ぶんぷ)が現(あらわ)れる。これは、沈(しず)み込(こ)んだプレートの形(かたち)に沿(そ)って震源(しんげん)が並(なら)んでいることを示(しめ)している。

日本(にほん)付近(ふきん)では、このスラブ内(ない)地震(じしん)がおよそ深(ふか)さ600kmほどまで起(お)こることが震源(しんげん)の分布(ぶんぷ)からわかっているのだ。震源(しんげん)の深(ふか)さが深(ふか)いこのような地震(じしん)は深発地震(しんぱつじしん)とも呼(よ)ばれる。

震源の深さの分布Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜプレートの沈(しず)み込(こ)みが地震(じしん)を引(ひ)き起(お)こすのか

プレートの沈(しず)み込(こ)みが地震(じしん)を引(ひ)き起(お)こす理由(りゆう)は、プレート間(かん)地震(じしん)とスラブ内(ない)地震(じしん)で異(こと)なる。プレート間(かん)地震(じしん)は、プレート境界(きょうかい)の固着(こちゃく)とひずみの蓄積(ちくせき)・解放(かいほう)という繰(く)り返(かえ)しによって起(お)こる。中学校(ちゅうがっこう)で学(まな)んだ海溝型地震(かいこうがたじしん)(新しいタブで開きます)は、このプレート間(かん)地震(じしん)にあたる。

一方(いっぽう)、スラブ内(ない)地震(じしん)は、プレート自体(じたい)が曲(ま)げられることで生(しょう)じる力(ちから)が原因(げんいん)だ。どちらも、プレートが沈(しず)み込(こ)み続(つづ)ける限(かぎ)り、くり返(かえ)し発生(はっせい)することになる。

地震(じしん)の発生(はっせい)の仕組(しく)みを知(し)ることは、どこでどのような地震(じしん)が起(お)こりやすいかを考(かんが)える手(て)がかりになる。

確認問題

問題 1 / 4沈(しず)み込(こ)む海洋(かいよう)プレートと陸(りく)側(がわ)のプレートの境界(きょうかい)がずれて起(お)こる、規模(きぼ)が大(おお)きくなりやすい地震(じしん)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/mechanism-of-earthquake-occurrence/?from=print#quiz

  1. 沈(しず)み込(こ)む海洋(かいよう)プレートと陸(りく)側(がわ)のプレートの境界(きょうかい)がずれて起(お)こる、規模(きぼ)が大(おお)きくなりやすい地震(じしん)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 誘発地震(ゆうはつじしん)
    • ◯ プレート間(かん)地震(じしん)
    • ◯ 内陸型地震(ないりくがたじしん)
    • ◯ スラブ内(ない)地震(じしん)

    正解:プレート間地震
    プレート境界(きょうかい)(新しいタブで開きます)が広(ひろ)い範囲(はんい)で一気(いっき)にずれるプレート間(かん)地震(じしん)は、規模(きぼ)の大(おお)きな地震(じしん)になりやすい。

  2. 沈(しず)み込(こ)んだプレート(スラブ)自体(じたい)が曲(ま)げられる力(ちから)によって、プレートの内部(ないぶ)で起(お)こる地震(じしん)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 誘発地震(ゆうはつじしん)
    • ◯ スラブ内(ない)地震(じしん)
    • ◯ プレート間(かん)地震(じしん)
    • ◯ 火山(かざん)性(せい)地震(じしん)

    正解:スラブ内地震
    沈(しず)み込(こ)むプレートが曲(ま)げられるように変形(へんけい)するため、曲(ま)がる部分(ぶぶん)に力(ちから)が集中(しゅうちゅう)してスラブ内(ない)地震(じしん)が起(お)こる。

  3. 日本(にほん)付近(ふきん)でスラブ内(ない)地震(じしん)が起(お)こっているのは、およそ深(ふか)さ何(なん)kmまでか。数字(すうじ)で答(こた)えなさい。

    答え:____________

    正解:600
    日本(にほん)付近(ふきん)では、スラブ内(ない)地震(じしん)がおよそ深(ふか)さ600kmほどまで起(お)こることが震源(しんげん)(新しいタブで開きます)の分布(ぶんぷ)からわかっている。

  4. プレート境界(きょうかい)が固着(こちゃく)したまま陸(りく)側(がわ)のプレートが引(ひ)きずり込(こ)まれ、少(すこ)しずつたまっていく岩石(がんせき)の変形(へんけい)を何(なん)と呼(よ)ぶか。

    • ◯ 余震(よしん)
    • ◯ 液状化(えきじょうか)
    • ◯ 断層(だんそう)
    • ◯ ひずみ

    正解:ひずみ
    プレートが固着(こちゃく)したまま動(うご)き続(つづ)けることで、陸(りく)側(がわ)のプレートにひずみが少(すこ)しずつたまっていく。

単元のポイント

  • プレート間(かん)地震(じしん) 沈(しず)み込(こ)む海洋(かいよう)プレートと陸(りく)側(がわ)のプレートの境界(きょうかい)がずれて起(お)こる地震(じしん)。規模(きぼ)が大(おお)きくなりやすい
  • スラブ内(ない)地震(じしん) 沈(しず)み込(こ)んだ海洋(かいよう)プレート(スラブ)の内部(ないぶ)で、プレートが曲(ま)げられる力(ちから)によって起(お)こる地震(じしん)
  • ひずみ プレートが固着(こちゃく)したまま動(うご)き続(つづ)けることで、少(すこ)しずつたまっていく岩石(がんせき)の変形(へんけい)
  • 深発地震(しんぱつじしん) 震源(しんげん)の深(ふか)さが深(ふか)い地震(じしん)。日本(にほん)付近(ふきん)ではおよそ深(ふか)さ600kmほどまでスラブ内(ない)地震(じしん)が起(お)きている
問題を解く
単元のポイント
  • プレート間(かん)地震(じしん) 沈(しず)み込(こ)む海洋(かいよう)プレートと陸(りく)側(がわ)のプレートの境界(きょうかい)がずれて起(お)こる地震(じしん)。規模(きぼ)が大(おお)きくなりやすい
  • スラブ内(ない)地震(じしん) 沈(しず)み込(こ)んだ海洋(かいよう)プレート(スラブ)の内部(ないぶ)で、プレートが曲(ま)げられる力(ちから)によって起(お)こる地震(じしん)
  • ひずみ プレートが固着(こちゃく)したまま動(うご)き続(つづ)けることで、少(すこ)しずつたまっていく岩石(がんせき)の変形(へんけい)
  • 深発地震(しんぱつじしん) 震源(しんげん)の深(ふか)さが深(ふか)い地震(じしん)。日本(にほん)付近(ふきん)ではおよそ深(ふか)さ600kmほどまでスラブ内(ない)地震(じしん)が起(お)きている