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発電(はつでん)とエネルギー資源(しげん)

カワウソ先生発電(はつでん)方法(ほうほう)ごとに「何(なに)エネルギー→何(なに)エネルギー→電気(でんき)」の順番(じゅんばん)を押(お)さえよう。日本(にっぽん)はエネルギー資源(しげん)の輸入国(ゆにゅうこく)だということも大事(だいじ)だよ。

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  1. 人間(にんげん)は、水力(すいりょく)・火力(かりょく)・原子力(げんしりょく)・太陽光(たいようこう)など多様(たよう)な方法(ほうほう)でエネルギーを得(え)て、発電機(はつでんき)(新しいタブで開きます)を通(とお)して電気(でんき)エネルギーに変換(へんかん)している。
  2. 水力(すいりょく)は位置(いち)エネルギー(新しいタブで開きます)、火力(かりょく)は化石(かせき)(新しいタブで開きます)燃料(ねんりょう)の化学(かがく)エネルギー、原子力(げんしりょく)はウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)の核(かく)エネルギーを、最終(さいしゅう)的(てき)に運動(うんどう)エネルギーに変(か)えて発電機(はつでんき)を回(まわ)す。
  3. 日本(にっぽん)はエネルギー資源(しげん)が乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)の大(だい)部分(ぶぶん)を輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)っている。化石燃料(かせきねんりょう)は大昔(おおむかし)に太陽(たいよう)から降(ふ)り注(そそ)いだエネルギーが蓄(たくわ)えられたものである。

詳しく

発電(はつでん)方法(ほうほう)ごとのエネルギー変換(へんかん)の流(なが)れ

人間(にんげん)は、水力(すいりょく)・火力(かりょく)・原子力(げんしりょく)・太陽光(たいようこう)などの方法(ほうほう)でエネルギーを得(え)て、電気(でんき)エネルギーに変換(へんかん)するのだ。それぞれの発電(はつでん)方法(ほうほう)では、もとになるエネルギーの形(かたち)が異(こと)なる。

水力(すいりょく)発電(はつでん)は、高(たか)いところにある水(みず)の位置(いち)エネルギーを利用(りよう)する。水(みず)が落下(らっか)して運動(うんどう)エネルギーに変(か)わり、その力(ちから)で発電機(はつでんき)の軸(じく)を回(まわ)して電気(でんき)エネルギーを得(え)るしくみだ。火力(かりょく)発電(はつでん)は、石油(せきゆ)・石炭(せきたん)・天然(てんねん)ガスなどの化石燃料(かせきねんりょう)を燃(も)やして化学(かがく)エネルギーを熱(ねつ)エネルギーに変(か)え、その熱(ねつ)で発生(はっせい)(新しいタブで開きます)させた水蒸気(すいじょうき)の力(ちから)でタービン(軸(じく))を回(まわ)して発電(はつでん)する。

原子力(げんしりょく)発電(はつでん)は、ウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)がもつ核(かく)エネルギーを取(と)り出(だ)して熱(ねつ)エネルギーに変(か)え、火力(かりょく)発電(はつでん)と同(おな)じように水蒸気(すいじょうき)でタービンを回(まわ)して発電(はつでん)する。太陽(たいよう)電池(でんち)(新しいタブで開きます)(光電池(こうでんち))は、タービンを使(つか)わず光(ひかり)エネルギーを直接(ちょくせつ)電気(でんき)エネルギーに変換(へんかん)する点(てん)が、これらとは異(こと)なる。

水力・火力・原子力発電のエネルギー変換の流れAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

資源(しげん)の特徴(とくちょう)と日本(にっぽん)の状況(じょうきょう)

化石燃料(かせきねんりょう)は、大昔(おおむかし)の生物(せいぶつ)の遺体(いたい)などが長(なが)い年月(ねんげつ)をかけてできたもので、その中(なか)には大昔(おおむかし)に太陽(たいよう)から降(ふ)り注(そそ)いだエネルギーが蓄(たくわ)えられている。燃(も)やすと二酸化炭素(にさんかたんそ)(新しいタブで開きます)を出(だ)し、使(つか)える量(りょう)にも限(かぎ)りがある資源(しげん)である。

原子力(げんしりょく)発電(はつでん)で使(つか)うウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)も限(かぎ)りがある資源(しげん)で、発電(はつでん)のあとに出(で)る放射(ほうしゃ)性(せい)廃棄物(はいきぶつ)をどのように処理(しょり)し保管(ほかん)するかが課題(かだい)になっている。太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・地熱(ちねつ)・バイオマスなどは、自然(しぜん)の中(なか)でくり返(かえ)し利用(りよう)でき、資源(しげん)が尽(つ)きにくいという特徴(とくちょう)をもつ。

日本(にっぽん)はエネルギー資源(しげん)が乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)などの多(おお)くを海外(かいがい)からの輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)っている。そのため、エネルギー資源(しげん)を安定(あんてい)して確保(かくほ)し、有効(ゆうこう)に利用(りよう)していくことが大(おお)きな課題(かだい)になっている。

日本の発電電力量の割合(2023年度・資源エネルギー庁)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜ発電(はつでん)方法(ほうほう)を組(く)み合(あ)わせて使(つか)うのか

水力(すいりょく)・火力(かりょく)・原子力(げんしりょく)・太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)など、それぞれの発電(はつでん)方法(ほうほう)には特徴(とくちょう)と課題(かだい)がある。水力(すいりょく)はダムなどに適(てき)した場所(ばしょ)が限(かぎ)られ、火力(かりょく)は資源(しげん)に限(かぎ)りがあって二酸化炭素(にさんかたんそ)を出(だ)し、原子力(げんしりょく)は放射(ほうしゃ)性(せい)廃棄物(はいきぶつ)の処理(しょり)が課題(かだい)になる。太陽光(たいようこう)や風力(ふうりょく)は天気(てんき)や風(かぜ)の強(つよ)さによって発電(はつでん)量(りょう)が変(か)わりやすい。

どの方法(ほうほう)にも長所(ちょうしょ)と課題(かだい)があるため、1つの方法(ほうほう)だけに頼(たよ)らず、複数(ふくすう)の発電(はつでん)方法(ほうほう)を組(く)み合(あ)わせて電気(でんき)を安定(あんてい)して供給(きょうきゅう)することが大切(たいせつ)である。

資源(しげん)に限(かぎ)りがあることや環境(かんきょう)への影響(えいきょう)を考(かんが)えると、省(しょう)エネルギーを進(すす)めることや、環境(かんきょう)への負荷(ふか)が小(ちい)さいエネルギー資源(しげん)の開発(かいはつ)と利用(りよう)を進(すす)めることも、今後(こんご)の課題(かだい)として重要(じゅうよう)である。

確認問題

問題 1 / 4水力(すいりょく)発電(はつでん)で、高(たか)いところにある水(みず)が落下(らっか)して発電機(はつでんき)の軸(じく)を回(まわ)すまでのエネルギー変換(へんかん)(新しいタブで開きます)の順(じゅん)として正(ただ)しいものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/science/power-generation-and-energy-resources/?from=print#quiz

  1. 水力(すいりょく)発電(はつでん)で、高(たか)いところにある水(みず)が落下(らっか)して発電機(はつでんき)の軸(じく)を回(まわ)すまでのエネルギー変換(へんかん)(新しいタブで開きます)の順(じゅん)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 光(ひかり)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 位置(いち)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 化学(かがく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 核(かく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→電気(でんき)エネルギー

    正解:位置エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギー
    水力(すいりょく)発電(はつでん)は、水(みず)の位置(いち)エネルギー(新しいタブで開きます)が落下(らっか)によって運動(うんどう)エネルギーに変(か)わり、発電機(はつでんき)(新しいタブで開きます)を回(まわ)して電気(でんき)エネルギーになる。

  2. 火力(かりょく)発電(はつでん)で、化石燃料(かせきねんりょう)を燃(も)やして得(え)た化学(かがく)エネルギーが電気(でんき)エネルギーになるまでの順(じゅん)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 位置(いち)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 化学(かがく)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 化学(かがく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
    • ◯ 核(かく)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー

    正解:化学エネルギー→熱エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギー
    火力(かりょく)発電(はつでん)は、化石(かせき)(新しいタブで開きます)燃料(ねんりょう)の化学(かがく)エネルギーを燃(も)やして熱(ねつ)エネルギーに変(か)え、水蒸気(すいじょうき)でタービンを回(まわ)して運動(うんどう)エネルギーに、さらに電気(でんき)エネルギーに変換(へんかん)する。

  3. 原子力(げんしりょく)発電(はつでん)で、核(かく)エネルギーを取(と)り出(だ)すのに利用(りよう)されている核(かく)燃料(ねんりょう)は何(なに)か。

    • ◯ 天然(てんねん)ガス
    • ◯ バイオマス
    • ◯ ウランなど
    • ◯ 石炭(せきたん)

    正解:ウランなど
    原子力(げんしりょく)発電(はつでん)は、ウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)がもつ核(かく)エネルギーを取(と)り出(だ)して熱(ねつ)エネルギーに変(か)え、発電(はつでん)に利用(りよう)している。

  4. 日本(にっぽん)のエネルギー資源(しげん)について正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ 化石燃料(かせきねんりょう)だけで発電(はつでん)している
    • ◯ エネルギー資源(しげん)が乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)の多(おお)くを輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)っている
    • ◯ エネルギー資源(しげん)が豊富(ほうふ)で、輸出国(ゆしゅつこく)である
    • ◯ エネルギー資源(しげん)はすべて国内(こくない)で自給(じきゅう)できている

    正解:エネルギー資源が乏しく、化石燃料の多くを輸入に頼っている
    日本(にっぽん)はエネルギー資源(しげん)が乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)などの多(おお)くを海外(かいがい)からの輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)っている。

単元のポイント

  • 水力(すいりょく)発電(はつでん) 水(みず)の位置(いち)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
  • 火力(かりょく)発電(はつでん) 化石燃料(かせきねんりょう)の化学(かがく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー。二酸化炭素(にさんかたんそ)を排出(はいしゅつ)(新しいタブで開きます)する
  • 原子力(げんしりょく)発電(はつでん) ウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)の核(かく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー。放射(ほうしゃ)性(せい)廃棄物(はいきぶつ)の課題(かだい)がある
  • エネルギー資源(しげん) 日本(にっぽん)は乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)の大(だい)部分(ぶぶん)を輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)る。太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・地熱(ちねつ)なども利用(りよう)されている
問題を解く
単元のポイント
  • 水力(すいりょく)発電(はつでん) 水(みず)の位置(いち)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー
  • 火力(かりょく)発電(はつでん) 化石燃料(かせきねんりょう)の化学(かがく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー。二酸化炭素(にさんかたんそ)を排出(はいしゅつ)(新しいタブで開きます)する
  • 原子力(げんしりょく)発電(はつでん) ウランなどの核(かく)燃料(ねんりょう)の核(かく)エネルギー→熱(ねつ)エネルギー→運動(うんどう)エネルギー→電気(でんき)エネルギー。放射(ほうしゃ)性(せい)廃棄物(はいきぶつ)の課題(かだい)がある
  • エネルギー資源(しげん) 日本(にっぽん)は乏(とぼ)しく、化石燃料(かせきねんりょう)の大(だい)部分(ぶぶん)を輸入(ゆにゅう)に頼(たよ)る。太陽光(たいようこう)・風力(ふうりょく)・地熱(ちねつ)なども利用(りよう)されている