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極座標(きょくざひょう)と極方程式(きょくほうていしき)

ゾウ先生今(いま)までの(x,y)とは違(ちが)う、距離(きょり)と角度(かくど)で位置(いち)を決(き)める表(あらわ)し方(かた)だよ。原点(げんてん)からの「向(む)き」と「長(なが)さ」で考(かんが)えると理解(りかい)しやすい。

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  1. 極座標(きょくざひょう)は、定点(ていてん)O(極(きょく))からの距離(きょり)rと、半(はん)直線(ちょくせん)OX(始線(しせん))からの角(かく)θの組(くみ)(r,θ)で点(てん)の位置(いち)を表(あらわ)す。
  2. 極座標(きょくざひょう)(r,θ)と直交(ちょっこう)座標(ざひょう)(x,y)は、x=r cos(新しいタブで開きます)θ、y=r sinθという関係(かんけい)で結(むす)びつく。
  3. 図形(ずけい)Fが極座標(きょくざひょう)に関(かん)する方程式(ほうていしき)を満(み)たす点(てん)の集合(しゅうごう)であるとき、その方程式(ほうていしき)を図形(ずけい)Fの極方程式(きょくほうていしき)という。

詳しく

公式(こうしき)

平面上(へいめんじょう)に定点(ていてん)Oと半(はん)直線(ちょくせん)OXを決(き)める。

この点(てん)Oを極(きょく)、半(はん)直線(ちょくせん)OXを始線(しせん)という。

極(きょく)O以外(いがい)の点(てん)Pの位置(いち)は、線分(せんぶん)OPの長(なが)さrと、OXからOPへ測(はか)った角(かく)θの組(くみ)(r,θ)で決(き)まる。

この(r,θ)を点(てん)Pの極座標(きょくざひょう)という。

角θ(かくしーた)の大(おお)きさは弧(こ)度(ど)法(ほう)(新しいタブで開きます)で表(あらわ)す。

極(きょく)Oを原点(げんてん)、始線(しせん)OXをx軸(じく)の正(せい)の向(む)きに重(かさ)ねると、極座標(きょくざひょう)と直交(ちょっこう)座標(ざひょう)はx=rcos⁡θx=r\cos\theta、y=rsin⁡θy=r\sin\thetaで結(むす)びつく。

平面上(へいめんじょう)の図形(ずけい)Fが極座標(きょくざひょう)に関(かん)する方程式(ほうていしき)を満(み)たす点(てん)の集合(しゅうごう)であるとき、その方程式(ほうていしき)を図形(ずけい)Fの極方程式(きょくほうていしき)という。

P(r,θ)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):極座標(きょくざひょう)が(4,60°)である点(てん)Pを直交(ちょっこう)座標(ざひょう)(x,y)で表(あらわ)せ。

x=rcos⁡θx=r\cos\thetaよりx=4cos⁡60°=4×12=2x=4\cos60°=4\times\frac{1}{2}=2になる。

y=rsin⁡θy=r\sin\thetaよりy=4sin⁡60°y=4\sin60°になり、点(てん)Pは直交(ちょっこう)座標(ざひょう)で(2, 23)(2,\ 2\sqrt3)と表(あらわ)せる。

このように、極座標(きょくざひょう)の点(てん)はいつでも直交(ちょっこう)座標(ざひょう)に変換(へんかん)できる。

なぜそうなるか

中心(ちゅうしん)(2,0)、半径(はんけい)2の円(えん)が、なぜ極方程式(きょくほうていしき)r=4cosθで表(あらわ)せるのかを見(み)てみよう。

この円(えん)の方程式(ほうていしき)(新しいタブで開きます)は(x−2)2+y2=4(x-2)^2+y^2=4で、展開(てんかい)するとx2+y2=4xx^2+y^2=4xになる。

x=rcos⁡θx=r\cos\theta、y=rsin⁡θy=r\sin\thetaを代入(だいにゅう)するとr2=4rcos⁡θr^2=4r\cos\thetaになる。

r≠0のとき両辺(りょうへん)をrで割(わ)ると、結果(けっか)はr=4cos⁡θr=4\cos\thetaという式(しき)になる。それが円(えん)の極方程式(きょくほうていしき)だ。

これは、原点(げんてん)を通(とお)り中心(ちゅうしん)が極座標(きょくざひょう)の始線上(しせんじょう)にある円(えん)の極方程式(きょくほうていしき)の形(かたち)になっている。

一般(いっぱん)に、中心(ちゅうしん)(a,0)、半径(はんけい)aの円(えん)はr=2a cosθと表(あらわ)せる。

極方程式(きょくほうていしき)は、原点(げんてん)を通(とお)る円(えん)や渦巻(うずま)き状(じょう)の曲線(きょくせん)を直交(ちょっこう)座標(ざひょう)より簡潔(かんけつ)に表(あらわ)せる、便利(べんり)な道具(どうぐ)だ。

r=2a cosθ(原点を通る円)Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4極座標(きょくざひょう)(r,θ)=(4,60°)の点(てん)を直交(ちょっこう)座標(ざひょう)(x,y)で表(あらわ)すとき、xの値(あたい)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/polar-coordinates/?from=print#quiz

  1. 極座標(きょくざひょう)(r,θ)=(4,60°)の点(てん)を直交(ちょっこう)座標(ざひょう)(x,y)で表(あらわ)すとき、xの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:2
    x=r cos(新しいタブで開きます)θ=4×cos60°=4×(1/2)=2。

  2. 円(えん)(x-2)²+y²=4を極方程式(きょくほうていしき)r=a cosθの形(かたち)で表(あらわ)すとき、aの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:4
    中心(ちゅうしん)(2,0)、半径(はんけい)2の円(えん)の極方程式(きょくほうていしき)はr=2×2×cosθ=4cosθになり、r=a cosθのaは4。

  3. 極座標(きょくざひょう)の偏角(へんかく)(新しいタブで開きます)θを表(あらわ)す弧(こ)度(ど)法(ほう)について、90°はラジアンでどれか。

    • ◯ 2π
    • ◯ π
    • ◯ π/4
    • ◯ π/2

    正解:π/2
    180°=πラジアン(新しいタブで開きます)なので、90°はその半分(はんぶん)のπ/2ラジアン。

  4. 直線(ちょくせん)x=3を極方程式(きょくほうていしき)で表(あらわ)すとr cosθ=aの形(かたち)になる。aの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:3
    x=r cosθなので、x=3はそのままr cosθ=3になる。

単元のポイント

  • 極(きょく)・始線(しせん) 極座標(きょくざひょう)の基準(きじゅん)となる定点(ていてん)O(極(きょく))と半(はん)直線(ちょくせん)OX(始線(しせん))
  • 偏角(へんかく)(新しいタブで開きます) 始線(しせん)OXから点(てん)Pへの半(はん)直線(ちょくせん)OPまで測(はか)った角(かく)θのこと
  • 極座標(きょくざひょう)(r,θ) 極(きょく)Oからの距離(きょり)rと、始線(しせん)からの角(かく)θの組(くみ)で表(あらわ)す点(てん)の位置(いち)
  • 極方程式(きょくほうていしき) 図形(ずけい)を極座標(きょくざひょう)の関係(かんけい)式(しき)で表(あらわ)した方程式(ほうていしき)
問題を解く
単元のポイント
  • 極(きょく)・始線(しせん) 極座標(きょくざひょう)の基準(きじゅん)となる定点(ていてん)O(極(きょく))と半(はん)直線(ちょくせん)OX(始線(しせん))
  • 偏角(へんかく)(新しいタブで開きます) 始線(しせん)OXから点(てん)Pへの半(はん)直線(ちょくせん)OPまで測(はか)った角(かく)θのこと
  • 極座標(きょくざひょう)(r,θ) 極(きょく)Oからの距離(きょり)rと、始線(しせん)からの角(かく)θの組(くみ)で表(あらわ)す点(てん)の位置(いち)
  • 極方程式(きょくほうていしき) 図形(ずけい)を極座標(きょくざひょう)の関係(かんけい)式(しき)で表(あらわ)した方程式(ほうていしき)