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標本(ひょうほん)平均(へいきん)の分布(ぶんぷ)

ゾウ先生標本(ひょうほん)を大(おお)きくするほど、標本(ひょうほん)平均(へいきん)は母(はは)平均(へいきん)の近(ちか)くに集(あつ)まってくるよ。

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  1. 標本(ひょうほん)平均(へいきん)X̄は、母(はは)平均(へいきん)m、母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)(新しいタブで開きます)σの母集団(ぼしゅうだん)(新しいタブで開きます)から無作為(むさくい)に抽出(ちゅうしゅつ)したn個(こ)の平均(へいきん)だ。
  2. 標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はσ/√nになり、標本(ひょうほん)の大(おお)きさnが大(おお)きいほど小(ちい)さくなる。
  3. nが十分(じゅうぶん)大(おお)きいとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の分布(ぶんぷ)は正規(せいき)分布(ぶんぷ)(新しいタブで開きます)N(m,σ²/n)に近(ちか)づく。これを中心(ちゅうしん)極限(きょくげん)定理(ていり)という。

詳しく

公式(こうしき)

母(はは)平均(へいきん)m、母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σの母集団(ぼしゅうだん)から、無作為(むさくい)に大(おお)きさnの標本(ひょうほん)を抽出(ちゅうしゅつ)する。

標本(ひょうほん)の値(あたい)をX1,X2,…,Xnとするとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)はXˉ=X1+X2+⋯+Xnn\bar{X}=\frac{X_1+X_2+\cdots+X_n}{n}だ。

標本(ひょうほん)平均(へいきん)の期待値(きたいち)(新しいタブで開きます)はmに等(ひと)しく、標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はσn\frac{\sigma}{\sqrt{n}}になる。

nが十分(じゅうぶん)大(おお)きいとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の分布(ぶんぷ)は正規(せいき)分布(ぶんぷ)N(m,σ2n)N(m,\frac{\sigma^2}{n})に近(ちか)づく。

母集団から標本平均を求める流れAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):母(はは)平均(へいきん)100、母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)20の母集団(ぼしゅうだん)から、大(おお)きさn=25の標本(ひょうほん)を無作為(むさくい)に抽出(ちゅうしゅつ)する。

標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)は2025=4\frac{20}{\sqrt{25}}=4になる。標本(ひょうほん)平均(へいきん)はN(100,4²)に近(ちか)い分布(ぶんぷ)に従(したが)う。

標本(ひょうほん)平均(へいきん)が108になったとき、Z=108−1004=2Z=\frac{108-100}{4}=2と標準(ひょうじゅん)化(か)できる。

正規(せいき)分布表(ぶんぷひょう)を使(つか)えば、標本(ひょうほん)平均(へいきん)が108以上(いじょう)になる確率(かくりつ)(新しいタブで開きます)なども求(もと)められる。

nが大きいほど標本平均の分布は狭くなるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)がσ/√nになる理由(りゆう)は、前(まえ)のページの分散(ぶんさん)の公式(こうしき)から導(みちび)ける。

Xˉ=1n(X1+⋯+Xn)\bar{X}=\frac{1}{n}(X_1+\cdots+X_n)なので、V(aX+b)=a²V(X)の形(かたち)とみなせる。

独立(どくりつ)な標本(ひょうほん)では、分散(ぶんさん)がnσ²まで足(た)し合(あ)わされ、1n2\frac{1}{n^2}倍(ばい)した値(あたい)がσ²/nだ。

だからnを大(おお)きくするほど標本(ひょうほん)平均(へいきん)は母(はは)平均(へいきん)に近(ちか)づき、散(ち)らばりは小(ちい)さくなる。

中心(ちゅうしん)極限(きょくげん)定理(ていり)はどんな母集団(ぼしゅうだん)にも成(な)り立(た)つ一般(いっぱん)的(てき)な定理(ていり)で、ここでは正規(せいき)分布(ぶんぷ)に近(ちか)づく特別(とくべつ)な場合(ばあい)を扱(あつか)う。

確認問題

問題 1 / 4母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σ=20、標本(ひょうほん)の大(おお)きさn=25のとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/population-and-sample-mean-distribution/?from=print#quiz

  1. 母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σ=20、標本(ひょうほん)の大(おお)きさn=25のとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:4
    標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)(新しいタブで開きます)はσ/√n=20/√25=20/5=4。

  2. 母(はは)平均(へいきん)100、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)4のとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)が108に対応(たいおう)するZの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:2
    Z=(X̄−m)/(σ/√n)=(108−100)/4=2。

  3. 標本(ひょうほん)の大(おお)きさnを大(おお)きくすると、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はどうなるか。

    • ◯ 変(か)わらない
    • ◯ 小(ちい)さくなる
    • ◯ 0になる
    • ◯ 大(おお)きくなる

    正解:小さくなる
    標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はσ/√n。nが大(おお)きくなるほど√nが大(おお)きくなるので、全体(ぜんたい)の値(あたい)は小(ちい)さくなる。

  4. 母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σ=20、標本(ひょうほん)の大(おお)きさn=100のとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:2
    標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ)はσ/√n=20/√100=20/10=2。

単元のポイント

  • 標本(ひょうほん)平均(へいきん) X̄=(X1+X2+…+Xn)/n。標本(ひょうほん)から求(もと)めた平均(へいきん)
  • 標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ) 母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σを√nで割(わ)った値(あたい)σ/√n
  • 中心(ちゅうしん)極限(きょくげん)定理(ていり) nが大(おお)きいとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の分布(ぶんぷ)は正規(せいき)分布(ぶんぷ)N(m,σ²/n)に近(ちか)づく
問題を解く
単元のポイント
  • 標本(ひょうほん)平均(へいきん) X̄=(X1+X2+…+Xn)/n。標本(ひょうほん)から求(もと)めた平均(へいきん)
  • 標本(ひょうほん)平均(へいきん)の標準偏差(ひょうじゅんへんさ) 母(はは)標準偏差(ひょうじゅんへんさ)σを√nで割(わ)った値(あたい)σ/√n
  • 中心(ちゅうしん)極限(きょくげん)定理(ていり) nが大(おお)きいとき、標本(ひょうほん)平均(へいきん)の分布(ぶんぷ)は正規(せいき)分布(ぶんぷ)N(m,σ²/n)に近(ちか)づく