本文へ移動

二次(にじ)関数(かんすう)のグラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)

ゾウ先生判別式(はんべつしき)の符号(ふごう)は、グラフがx軸(じく)を何回(なんかい)またぐかを数(かず)で言(い)い当(あ)てるしくみだよ。

30秒でつかむ

  1. 二次方程式(にじほうていしき)ax²+bx+c=0の解(かい)は、二次(にじ)関数(かんすう)(新しいタブで開きます)y=ax²+bx+cのグラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)のx座標(ざひょう)に等(ひと)しい。
  2. 判別式(はんべつしき)D=b²−4acの符号(ふごう)で共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)がわかる。D>0なら2個(こ)、D=0なら1個(こ)、D<0なら0個(こ)。
  3. D=0のとき、グラフはx軸(じく)にちょうど接(せっ)していて、共有(きょうゆう)点(てん)は頂点(ちょうてん)の1つだけになる。

詳しく

公式(こうしき)

二次方程式(にじほうていしき)ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0の解(かい)と、二次(にじ)関数(かんすう)y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+cのグラフには関係(かんけい)がある。グラフとxx軸(じく)との共有(きょうゆう)点(てん)のxx座標(ざひょう)が、方程式(ほうていしき)の解(かい)に等(ひと)しい。

解(かい)の公式(こうしき)(新しいタブで開きます)に出(で)てくるb2−4acb^2−4acを判別式(はんべつしき)といい、DDという文字(もじ)で表(あらわ)す。DDの符号(ふごう)だけで、実数(じっすう)(新しいタブで開きます)の解(かい)が何個(なんこ)あるかがわかる。

D>0D>0なら解(かい)は2つで共有(きょうゆう)点(てん)は2個(こ)、D=0D=0なら解(かい)は1つ(重解(じゅうかい))で共有(きょうゆう)点(てん)は1個(こ)になる。D<0D<0なら実数(じっすう)の解(かい)はなく共有(きょうゆう)点(てん)は0個(こ)になる。

例題(れいだい)

例題(れいだい):y=x2−5x+6y=x^2−5x+6のグラフとxx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)の座標(ざひょう)を求(もと)めよ。

判別式(はんべつしき)はD=(−5)2−4×1×6=25−24=1D=(−5)^2−4×1×6=25−24=1。D>0D>0なので共有(きょうゆう)点(てん)は2個(こ)ある。

方程式(ほうていしき)x2−5x+6=0x^2−5x+6=0を解(と)くと(x−2)(x−3)=0(x−2)(x−3)=0よりx=2,3x=2, 3。共有(きょうゆう)点(てん)は(2,0)\mathbf{(2, 0)}と(3,0)\mathbf{(3, 0)}。

y=x²−5x+6のグラフとx軸の共有点Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

a>0a>0のグラフでは、頂点(ちょうてん)のyy座標(ざひょう)が0より下(した)にあれば、グラフは必(かなら)ずxx軸(じく)と2回(かい)交(まじ)わる。頂点(ちょうてん)のちょうど真上(まうえ)・真下(ました)で考(かんが)えると、DDの符号(ふごう)は頂点(ちょうてん)の高(たか)さと対応(たいおう)している。

頂点(ちょうてん)のyy座標(ざひょう)がちょうど0なら、グラフはxx軸(じく)に接(せっ)するだけで共有(きょうゆう)点(てん)は1個(こ)。頂点(ちょうてん)が0より上(うえ)にあれば、グラフはxx軸(じく)に届(とど)かず共有(きょうゆう)点(てん)は0個(こ)になる。

つまり判別式(はんべつしき)DDは、計算(けいさん)だけで「グラフを描(えが)かなくても共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)がわかる」ようにした道具(どうぐ)だと言(い)える。

判別式Dの符号と共有点の個数の対応Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4y=x²−2x−3の判別式(はんべつしき)Dの値(あたい)と、グラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)を正(ただ)しく組(く)み合(あ)わせたものはどれか。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/quadratic-function-and-x-axis-intersections/?from=print#quiz

  1. y=x²−2x−3の判別式(はんべつしき)Dの値(あたい)と、グラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)を正(ただ)しく組(く)み合(あ)わせたものはどれか。

    • ◯ D=16、共有(きょうゆう)点(てん)0個(こ)
    • ◯ D=4、共有(きょうゆう)点(てん)1個(こ)
    • ◯ D=−16、共有(きょうゆう)点(てん)2個(こ)
    • ◯ D=16、共有(きょうゆう)点(てん)2個(こ)

    正解:D=16、共有点2個
    D=(−2)²−4×1×(−3)=4+12=16。D>0なので共有(きょうゆう)点(てん)は2個(こ)。

  2. y=x²−6x+9の判別式(はんべつしき)Dの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:0
    D=(−6)²−4×1×9=36−36=0。グラフはx軸(じく)に接(せっ)し、共有(きょうゆう)点(てん)は1個(こ)。

  3. y=2x²+3x+5のグラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)は何個(なんこ)か。

    • ◯ 0個(こ)
    • ◯ 1個(こ)
    • ◯ 2個(こ)
    • ◯ 3個(こ)

    正解:0個
    D=3²−4×2×5=9−40=−31。D<0なので共有(きょうゆう)点(てん)は0個(こ)。

  4. y=x²−7x+10のグラフとx軸(じく)の共有(きょうゆう)点(てん)の座標(ざひょう)はどれか。

    • ◯ (2, 0)のみ
    • ◯ (−2, 0)と(−5, 0)
    • ◯ (1, 0)と(10, 0)
    • ◯ (2, 0)と(5, 0)

    正解:(2, 0)と(5, 0)
    x²−7x+10=0を因数分解(いんすうぶんかい)(新しいタブで開きます)すると(x−2)(x−5)=0。x=2, 5なので共有(きょうゆう)点(てん)は(2, 0)と(5, 0)。

単元のポイント

  • 判別式(はんべつしき) D=b²−4ac。二次方程式(にじほうていしき)ax²+bx+c=0の解(かい)の個数(こすう)を表(あらわ)す式(しき)
  • 共有(きょうゆう)点(てん) グラフとx軸(じく)がともに通(とお)る点(てん)
  • 接(せっ)する グラフがx軸(じく)にちょうど1点(てん)だけで触(ふ)れる状態(じょうたい)(D=0のとき)
問題を解く
単元のポイント
  • 判別式(はんべつしき) D=b²−4ac。二次方程式(にじほうていしき)ax²+bx+c=0の解(かい)の個数(こすう)を表(あらわ)す式(しき)
  • 共有(きょうゆう)点(てん) グラフとx軸(じく)がともに通(とお)る点(てん)
  • 接(せっ)する グラフがx軸(じく)にちょうど1点(てん)だけで触(ふ)れる状態(じょうたい)(D=0のとき)