正多角形の中心の角と三角形
ゾウ先生正六角形だけ特別になる理由を考えよう。
30秒でつかむ
- 正多角形(新しいタブで開きます)を中心から頂点に結ぶと、合同な二等辺三角形(新しいタブで開きます)に分かれる。
- 1つの三角形の中心(新しいタブで開きます)にある角は、360度を辺の数でわった大きさになる。
- 正六角形だけは中心の角も60度になり、正三角形6つに分かれる。
詳しく
中心の角と三角形
正多角形の中心と、となり合う2つの頂点を結ぶと、三角形(新しいタブで開きます)が1つできる。これを頂点の数だけくり返すと、正多角形は合同な二等辺三角形に分かれる。
1つの三角形の中心にある角は、中心のまわりの角(360度)を辺の数で等分した大きさだ。2つの辺は半径なので長さが等しく、二等辺三角形になる。
例題
例題:正六角形を中心から6つの三角形に分けると、どんな三角形になるか。中心の角は360÷6=60度だ。2つの辺は半径で等しいので、二等辺三角形だ。残りの2つの角は(180-60)÷2=60度ずつになり、正三角形になる。
別の例題:正十角形を中心から10個の三角形に分けると、中心の角は360÷10=36度になる。残りの2つの角は(180-36)÷2=72度ずつで、二等辺三角形になる。
なぜそうなるか
三角形の2つの辺は、どちらも円の半径なので、長さがぴったり等しい。2つの辺が等しい三角形は二等辺三角形である。
どの三角形も、2つの辺は半径で、残りの1つの辺は正多角形の辺だ。辺の長さの組がどれも同じなので、正多角形を分けてできる三角形はすべて合同な二等辺三角形になる。
正六角形だけは特別で、中心の角がちょうど60度になる。そのため残りの2つの角も60度ずつになり、3つの角がすべて60度の正三角形になる。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/math/regular-polygon-center-angle-and-triangles/?from=print#quiz
正六角形を中心から6つの合同な三角形に分けると、その三角形はどれになりますか。
- ◯ 正三角形ではない二等辺三角形
- ◯ どの三角形になるか分からない
- ◯ 直角三角形
- ◯ 正三角形
正解:正三角形
正六角形の中心の角は360÷6=60度だ。2つの辺は半径で等しく、残りの2つの角は(180-60)÷2=60度ずつになる。3つの角がすべて60度なので正三角形(新しいタブで開きます)である。正十角形を中心から10個の合同な三角形に分けました。1つの三角形の、中心にある角は何度ですか。
答え:____________
正解:36
中心のまわりの角360度を10等分するので、360÷10=36度である。10個の三角形は、どれも中心にある角が36度の合同な二等辺三角形(新しいタブで開きます)になる。正十五角形を中心から15個の合同な三角形に分けました。1つの三角形の、中心にある角は何度ですか。
答え:____________
正解:24
中心のまわりの角360度を15等分するので、360÷15=24度である。15個の三角形は、どれも中心にある角が24度の合同な二等辺三角形になる。正八角形を中心から8つの合同な三角形に分けたとき、その三角形について正しいのはどれですか。
- ◯ 直角三角形になる
- ◯ 二等辺三角形だが正三角形ではない
- ◯ どんな形になるか分からない
- ◯ 正三角形になる
正解:二等辺三角形だが正三角形ではない
正八角形の中心の角は360÷8=45度だ。正三角形なら3つの角がすべて60度になるので、45度の角がある三角形は正三角形ではない。2つの辺は半径で等しいので、二等辺三角形になる。
単元のポイント
- 二等辺三角形(新しいタブで開きます) 正多角形を中心から分けてできる三角形の形
- 正六角形=正三角形6つ 中心の角がちょうど60度になる特別な場合