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ベクトルの成分(せいぶん)と大(おお)きさ

ゾウ先生成分(せいぶん)は、矢印(やじるし)をx方向(ほうこう)とy方向(ほうこう)にどれだけ進(すす)んだかの組(くみ)だよ。大(おお)きさは直角(ちょっかく)三角形(さんかくけい)の斜辺(しゃへん)だね。

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  1. 座標(ざひょう)平面上(へいめんじょう)のベクトルは、x方向(ほうこう)・y方向(ほうこう)にどれだけ進(すす)むかの組(くみ)(a1,a2)で表(あらわ)せる。これを成分(せいぶん)表示(ひょうじ)という。
  2. 成分(せいぶん)(a1,a2)のベクトルの大(おお)きさは、三(さん)平方(へいほう)の定理(ていり)(新しいタブで開きます)で√(a1²+a2²)と求(もと)まる。
  3. 和(わ)・差(さ)・実数(じっすう)(新しいタブで開きます)倍(ばい)は成分(せいぶん)どうしで計算(けいさん)できる。a+bは(a1+b1,a2+b2)、kaは(ka1,ka2)になる。

詳しく

公式(こうしき)

座標(ざひょう)平面上(へいめんじょう)のベクトルは、x成分(せいぶん)とy成分(せいぶん)の組(くみ)で表(あらわ)せる。これを成分(せいぶん)表示(ひょうじ)という。

原点(げんてん)Oから点(てん)(a1,a2)(a_1,a_2)へのベクトルならa⃗=(a1,a2)\vec{a}=(a_1,a_2)と書(か)く。

和(わ)は成分(せいぶん)どうしの計算(けいさん)で求(もと)められる。式(しき)はa⃗+b⃗=(a1+b1, a2+b2)\vec{a}+\vec{b}=(a_1+b_1,\ a_2+b_2)と書(か)ける。

実数(じっすう)倍(ばい)も同(おな)じように成分(せいぶん)ごとに計算(けいさん)すればよい。ka⃗=(ka1, ka2)k\vec{a}=(ka_1,\ ka_2)になる。

大(おお)きさは三(さん)平方(へいほう)の定理(ていり)から求(もと)められる。公式(こうしき)は∣a⃗∣=a12+a22|\vec{a}|=\sqrt{a_1^2+a_2^2}で表(あらわ)す。

成分(3,4)のベクトルは、直角三角形の斜辺Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

例題(れいだい)

例題(れいだい):a⃗=(9,12)\vec{a}=(9,12)の大(おお)きさを求(もと)めよ。

成分(せいぶん)の大(おお)きさの公式(こうしき)に当(あ)てはめる。∣a⃗∣=92+122|\vec{a}|=\sqrt{9^2+12^2}になる。

81+144=225=15\sqrt{81+144}=\sqrt{225}=15なので、求(もと)める大(おお)きさは15になる。

なぜそうなるか

大(おお)きさの公式(こうしき)a12+a22\sqrt{a_1^2+a_2^2}は、座標(ざひょう)平面(へいめん)の直角(ちょっかく)三角形(さんかくけい)から分(わ)(新しいタブで開きます)かる。

原点(げんてん)から点(てん)(a1,a2)(a_1,a_2)への矢印(やじるし)を、x方向(ほうこう)とy方向(ほうこう)の2つの移動(いどう)に分(わ)けて考(かんが)えよう。

この2つの移動(いどう)を直角(ちょっかく)三角形(さんかくけい)の2辺(へん)と見(み)れば、矢印(やじるし)の長(なが)さは斜辺(しゃへん)(新しいタブで開きます)の長(なが)さと同(おな)じになる。

三(さん)平方(へいほう)の定理(ていり)を使(つか)えば、斜辺(しゃへん)の長(なが)さはa12+a22\sqrt{a_1^2+a_2^2}と表(あらわ)せる。

成分(せいぶん)の和(わ)がそのまま和(わ)になるのも、x方向(ほうこう)とy方向(ほうこう)の移動(いどう)をそれぞれ足(た)しているだけだからだ。

成分どうしを足すと、和の成分になるAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4ベクトルa=(9,12)の大(おお)きさを求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/vector-components-and-magnitude/?from=print#quiz

  1. ベクトルa=(9,12)の大(おお)きさを求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:15
    大(おお)きさの公式(こうしき)|a|=√(a1²+a2²)に当(あ)てはめる。√(9²+12²)=√(81+144)=√225=15。

  2. ベクトルa=(−8,15)の大(おお)きさを求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:17
    成分(せいぶん)が負(ふ)でも2乗(じょう)すれば正(せい)になる。√((−8)²+15²)=√(64+225)=√289=17。

  3. a=(2,−1)、b=(−3,4)のとき、2a−bのx成分(せいぶん)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:7
    x成分(せいぶん)だけを計算(けいさん)する。2aのx成分(せいぶん)は2×2=4、bのx成分(せいぶん)は−3なので、4−(−3)=7。

  4. ベクトルa=(a1,a2)の実数(じっすう)倍(ばい)kaの成分(せいぶん)を表(あらわ)す式(しき)はどれか。

    • ◯ (a1,ka2)
    • ◯ (ka1,ka2)
    • ◯ (a1+k,a2+k)
    • ◯ (ka1,a2)

    正解:(ka1,ka2)
    実数(じっすう)(新しいタブで開きます)倍(ばい)は成分(せいぶん)のどちらにもkを掛(か)ける。(ka1,ka2)が正(ただ)しく、片方(かたほう)だけに掛(か)けたり、足(た)したりはしない。

単元のポイント

  • 成分(せいぶん)表示(ひょうじ) ベクトルをx成分(せいぶん)・y成分(せいぶん)の組(くみ)(a1,a2)で表(あらわ)す方法(ほうほう)
  • ベクトルの大(おお)きさ 成分(せいぶん)(a1,a2)なら√(a1²+a2²)
  • 成分(せいぶん)の演算(えんざん) 和(わ)・差(さ)・実数(じっすう)倍(ばい)は成分(せいぶん)どうしで計算(けいさん)できる
問題を解く
単元のポイント
  • 成分(せいぶん)表示(ひょうじ) ベクトルをx成分(せいぶん)・y成分(せいぶん)の組(くみ)(a1,a2)で表(あらわ)す方法(ほうほう)
  • ベクトルの大(おお)きさ 成分(せいぶん)(a1,a2)なら√(a1²+a2²)
  • 成分(せいぶん)の演算(えんざん) 和(わ)・差(さ)・実数(じっすう)倍(ばい)は成分(せいぶん)どうしで計算(けいさん)できる