太陽の様子
カワウソ先生太陽は自分で光る恒星。黒点の動きを追うと、太陽が自転していることがわかるよ。
30秒でつかむ
- 太陽は自ら光や熱を出す恒星で、表面や周辺に黒点・プロミネンス・コロナなどの特徴が見られる。
- 黒点は周囲より温度が低い部分で、黒点の位置が動く様子から太陽が自転(新しいタブで開きます)していることがわかる。
- プロミネンスは表面から立ち上がる炎のようなガス、コロナは太陽を包む高温で薄いガスの層である。
詳しく
太陽の表面に見られる特徴
太陽の表面は光球とよばれ、そこに黒点という黒っぽい斑点が見られることがある。黒点は周囲よりも温度が低い部分で、表面温度が約6000℃であるのに対し、黒点は約4000℃ほどしかない。
太陽の表面からは、炎のように立ち上がるプロミネンス(紅炎)が見られることがある。また、太陽を取り巻く高温で非常に薄いガスの層であるコロナは、皆既日食(新しいタブで開きます)のときに観察できる。
黒点やプロミネンスは、太陽の活動の活発さによって数や大きさが変わる。これらは太陽が気体(プラズマ)でできた天体である証拠だ。
黒点の観察からわかる自転
望遠鏡を使って太陽の表面を数日おきに観察すると、黒点の位置が太陽の面の上を同じ向きへ少しずつ動いていく様子がわかる。
黒点は毎日ほぼ同じ向きに移動し、やがて太陽の裏側に回って見えなくなる。赤道付近の黒点では、再び同じ位置に現れるまでに約25日かかる。
このように黒点の位置が規則的に動くことから、太陽が自分を軸にして自転していることが確かめられるのだ。
太陽は恒星である
太陽は、水素(新しいタブで開きます)などの気体が集まった巨大な球で、中心部でおきる反応によって自ら光や熱を出している。自ら光を出す天体を恒星という。
地球や月などは自分では光を出さず、太陽の光を反射(新しいタブで開きます)して光って見える天体であり、恒星とは区別される。
太陽は太陽系でただ一つの恒星であり、その重力によって地球をはじめとする惑星が周りを回っている。
確認問題
確認問題(解答用紙)
スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。
https://manazoo.com/science/sun-as-a-star/?from=print#quiz
黒点が周りより黒っぽく見える理由として正しいものはどれか。
- ◯ 周囲より温度が低いから
- ◯ ガスがないから
- ◯ 自転していないから
- ◯ 周囲より温度が高いから
正解:周囲より温度が低いから
黒点は表面温度が約6000℃の光球の中で、約4000℃ほどしかない温度の低い部分なので黒っぽく見える。太陽の表面から炎のように立ち上がって見えるガスの動きを何というか。
- ◯ プロミネンス
- ◯ 光球
- ◯ 黒点
- ◯ コロナ
正解:プロミネンス
太陽の表面から炎のように立ち上がって見えるガスの動きをプロミネンス(紅炎)という。コロナは太陽を取り巻く高温で薄いガスの層である。黒点の位置が数日おきに動く様子を観察すると、太陽についてどのようなことがわかるか。
- ◯ 太陽が地球の周りを回っていること
- ◯ 太陽が自転していること
- ◯ 太陽が惑星であること
- ◯ 太陽の温度が下がり続けていること
正解:太陽が自転していること
黒点が太陽の面の上を同じ向きへ規則的に動いて見えるのは、太陽が自分を軸にして自転(新しいタブで開きます)しているためである。太陽のように、自ら光や熱を出す天体を何というか。
- ◯ 衛星
- ◯ 小天体
- ◯ 恒星
- ◯ 惑星
正解:恒星
自ら光や熱を出す天体を恒星という。地球や月は自分では光らず、太陽の光を反射(新しいタブで開きます)して見えている。
単元のポイント
- 黒点 太陽の表面に見える黒い斑点。周囲より温度が低いため暗く見える
- プロミネンス 太陽の表面から炎のように立ち上がって見えるガスの動き(紅炎)
- コロナ 太陽を取り巻く、高温で非常に薄いガスの層。皆既日食のときに見える
- 自転(新しいタブで開きます) 太陽がガスの球として自分を軸に回転すること。赤道付近で約25日に1回