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二次(にじ)曲線(きょくせん)の平行移動(へいこういどう)と直線(ちょくせん)との共有(きょうゆう)点(てん)

ゾウ先生放物線(ほうぶつせん)・楕円(だえん)・双曲線(そうきょくせん)は原点(げんてん)中心(ちゅうしん)の形(かたち)だけじゃなく、ずらした位置(いち)でもよく出(で)てくるよ。式(しき)のx,yを置(お)き換(か)えるだけで平行移動(へいこういどう)できることを押(お)さえよう。

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  1. 原点(げんてん)中心(ちゅうしん)の二次(にじ)曲線(きょくせん)をx軸(じく)方向(ほうこう)にp、y軸(じく)方向(ほうこう)にqだけ平行移動(へいこういどう)(新しいタブで開きます)すると、式(しき)のxをx−p、yをy−qに置(お)き換(か)えた式(しき)になる。
  2. 二次(にじ)曲線(きょくせん)と直線(ちょくせん)を連立(れんりつ)させてできる2次(じ)方程式(ほうていしき)の判別式(はんべつしき)(新しいタブで開きます)Dの符号(ふごう)で、共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)がわかる。
  3. D>0なら共有(きょうゆう)点(てん)2個(こ)、D=0なら接(せっ)する(1個(こ))、D<0なら共有(きょうゆう)点(てん)0個(こ)になる。

詳しく

公式(こうしき)

原点(げんてん)中心(ちゅうしん)の二次(にじ)曲線(きょくせん)を、x軸(じく)方向(ほうこう)にp、y軸(じく)方向(ほうこう)にqだけ平行移動(へいこういどう)することを考(かんが)えよう。

平行移動後(へいこういどうご)の曲線上(きょくせんじょう)の点(てん)(X,Y)は、移動(いどう)前(まえ)の曲線上(きょくせんじょう)の点(てん)(x,y)を使(つか)うとX=x+pX=x+p、Y=y+qY=y+qと表(あらわ)せる。

逆(ぎゃく)に解(と)くとx=X−px=X-p、y=Y−qy=Y-qになる。

これを元(もと)の式(しき)に代入(だいにゅう)する(新しいタブで開きます)と、平行移動後(へいこういどうご)の式(しき)はxをx−p、yをy−qに置(お)き換(か)えた形(かたち)だ。

例(たと)えば楕円(だえん)(新しいタブで開きます)x2a2+y2b2=1\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1なら、(x−p)2a2+(y−q)2b2=1\frac{(x-p)^2}{a^2}+\frac{(y-q)^2}{b^2}=1になる。

二次(にじ)曲線(きょくせん)と直線(ちょくせん)を連立(れんりつ)すると2次(じ)方程式(ほうていしき)ができ、その判別式(はんべつしき)Dの符号(ふごう)で共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)がわかる。

D>0なら共有(きょうゆう)点(てん)2個(こ)、D=0なら接(せっ)する1個(こ)、D<0なら共有(きょうゆう)点(てん)0個(こ)だ。

例題(れいだい)

例題(れいだい):放物線(ほうぶつせん)(新しいタブで開きます)y2=4xy^2=4xと直線(ちょくせん)y=x+ky=x+kが接(せっ)するとき、kの値(あたい)を求(もと)めよ。

直線(ちょくせん)の式(しき)を変形(へんけい)したx=y−kx=y-kを放物線(ほうぶつせん)の式(しき)に代入(だいにゅう)するとy2=4(y−k)y^2=4(y-k)になる。

整理(せいり)するとy2−4y+4k=0y^2-4y+4k=0になる。

接(せっ)する条件(じょうけん)は判別式(はんべつしき)が0になることなのでD4=4−4k=0\frac{D}{4}=4-4k=0、よってk=1になる。

kの値と共有点の個数Asatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

なぜそうなるか

kの値(あたい)を変(か)えると共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう)がどう変(か)わるか、実際(じっさい)に見(み)てみよう。

k=−1ならD4=4−4×(−1)=8>0\frac{D}{4}=4-4\times(-1)=8>0で、共有(きょうゆう)点(てん)は2個(こ)になる。

k=1ならD4=4−4=0\frac{D}{4}=4-4=0で、直線(ちょくせん)は放物線(ほうぶつせん)に接(せっ)する。

k=2ならD4=4−8=−4<0\frac{D}{4}=4-8=-4<0になり、共有(きょうゆう)点(てん)は0個(こ)だ。

kが小(ちい)さいほど直線(ちょくせん)は上寄(うえよ)りを通(とお)り、放物線(ほうぶつせん)を2回(かい)横切(よこぎ)りやすくなる。

kがちょうど1のとき、直線(ちょくせん)は放物線(ほうぶつせん)の1点(てん)だけに触(ふ)れる位置(いち)まで持(も)ち上(あ)がる。

平行移動(へいこういどう)した楕円(だえん)でも、直線(ちょくせん)との共有(きょうゆう)点(てん)は同(おな)じ判別式(はんべつしき)の考(かんが)え方(かた)で調(しら)べられるというわけだ。

中心が(0,0)から(2,−1)へ移動するAsatte Studio(Manazoo)/オリジナル(コードで作図)

確認問題

問題 1 / 4放物線(ほうぶつせん)y²=4xと直線(ちょくせん)y=x+kが接(せっ)するとき、kの値(あたい)を求(もと)めよ。

確認問題(解答用紙)

この問題を端末で解くための QR コード

スマホやタブレットで読み取ると、この問題をその場で解けます。

https://manazoo.com/math/conic-translation-and-intersection/?from=print#quiz

  1. 放物線(ほうぶつせん)y²=4xと直線(ちょくせん)y=x+kが接(せっ)するとき、kの値(あたい)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:1
    x=y-kを代入(だいにゅう)しy²-4y+4k=0。接(せっ)する条件(じょうけん)はD/4=4-4k=0、よってk=1。

  2. 放物線(ほうぶつせん)y²=4xと直線(ちょくせん)y=x+kの共有(きょうゆう)点(てん)が2個(こ)であるためのkの条件(じょうけん)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ k>0
    • ◯ k<1
    • ◯ k<0
    • ◯ k>1

    正解:k<1
    y²-4y+4k=0の判別式(はんべつしき)(新しいタブで開きます)はD/4=4-4k。共有(きょうゆう)点(てん)2個(こ)はD>0なので4-4k>0、整理(せいり)するとk<1。

  3. 楕円(だえん)x²/9+y²/4=1をx軸(じく)方向(ほうこう)に2、y軸(じく)方向(ほうこう)に−1だけ平行移動(へいこういどう)した楕円(だえん)の中心(ちゅうしん)のy座標(ざひょう)を求(もと)めよ。

    答え:____________

    正解:-1
    元(もと)の中心(ちゅうしん)(0,0)をx軸(じく)方向(ほうこう)に2、y軸(じく)方向(ほうこう)に−1だけ移(うつ)すと、新(あたら)しい中心(ちゅうしん)は(2,−1)。y座標(ざひょう)は−1。

  4. 楕円(だえん)x²/9+y²/4=1をx軸(じく)方向(ほうこう)に2、y軸(じく)方向(ほうこう)に−1だけ平行移動(へいこういどう)した楕円(だえん)の方程式(ほうていしき)として正(ただ)しいものはどれか。

    • ◯ (x-2)²/4+(y+1)²/9=1
    • ◯ (x+2)²/9+(y-1)²/4=1
    • ◯ (x-2)²/9+(y+1)²/4=1
    • ◯ (x-2)²/9+(y+1)²/4=0

    正解:(x-2)²/9+(y+1)²/4=1
    xをx-2、yをy-(−1)=y+1に置(お)き換(か)えると、(x-2)²/9+(y+1)²/4=1になる。

単元のポイント

  • 平行移動(へいこういどう)の式(しき) x軸(じく)方向(ほうこう)p、y軸(じく)方向(ほうこう)qの平行移動(へいこういどう)は、xをx−p、yをy−qに置(お)き換(か)える
  • 判別式(はんべつしき)D 2次(じ)方程式(ほうていしき)ax²+bx+c=0のD=b²−4ac。符号(ふごう)で実数(じっすう)(新しいタブで開きます)解(かい)の個数(こすう)がわかる
  • 共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう) D>0で2個(こ)、D=0で1個(こ)(接(せっ)する)、D<0で0個(こ)
問題を解く
単元のポイント
  • 平行移動(へいこういどう)の式(しき) x軸(じく)方向(ほうこう)p、y軸(じく)方向(ほうこう)qの平行移動(へいこういどう)は、xをx−p、yをy−qに置(お)き換(か)える
  • 判別式(はんべつしき)D 2次(じ)方程式(ほうていしき)ax²+bx+c=0のD=b²−4ac。符号(ふごう)で実数(じっすう)(新しいタブで開きます)解(かい)の個数(こすう)がわかる
  • 共有(きょうゆう)点(てん)の個数(こすう) D>0で2個(こ)、D=0で1個(こ)(接(せっ)する)、D<0で0個(こ)